一人暮らしさん必見!インテリアで仕事に集中できるテレワーク部屋を作る方法!
自宅で仕事をする機会が増え、一人暮らしのお部屋でテレワークをしている人も多いかと思います。
一人暮らしがテレワークをする際の悩みとして、以下のような声をよく聞きます。
「自宅だと集中できない」
「ついついだらけてしまって仕事が進まない」
この記事では、インテリアのトータルコーディネートを専門とするMAYSが、一人暮らしの人向けに、テレワークに集中するためのインテリアアイディアをご紹介します。
インテリアの工夫を取り入れて、テレワークがはかどる快適なお部屋づくりの参考にしてください。
目次
テレワークに集中できない一人暮らしの人が、インテリアを検討するべき理由とは
一人暮らしのお部屋でテレワークをしている人のなかには、仕事に集中できずに悩んでいる人が多いようです。
一人暮らしだからこそ静かに仕事ができそうな印象ですが、自宅にはたくさんの誘惑があります。
「無意識にスマホをいじっていたら時間が過ぎてしまった」
「うっかり寝てしまった」
などの経験がある人もいるのではないでしょうか。
オフィスでは少なからず他人の視線があるため、緊張感をもって仕事に臨めますが、自宅ではどうしても気持ちがゆるんでしまうものです。
また、一人暮らしのお部屋には、仕事に必要な環境が整っていないことがほとんどのため、長時間の仕事を不快に感じる原因になります。
一人暮らしでテレワークに集中できていない人は、インテリアレイアウトを検討し、仕事効率化が期待できるインテリアアイテムを取り入れることで、テレワークに集中できる空間を手に入れられるかもしれませんよ。
一人暮らしのテレワークを快適にするインテリアアイテム
一人暮らしの人がテレワークをする際に導入するべきアイテムをご紹介します。
快適なテレワーク空間を手に入れたい人は、ぜひ参考にしてください。
デスク
「無くてもなんとかなる」と考えてしまいがちな仕事用のデスクですが、テレワークには必須のアイテムです。
一人暮らしの場合、座卓を置いて床に座る生活スタイルの人も多く、テレワークに座卓を使用している人も多いのではないでしょうか。
テレワークに集中するためには、仕事を妨げる誘惑が視界に入らないようにすることと、オンオフの切り替えが重要です。
仕事専用のデスクを別に設けることで、視界に誘惑が入らない環境が生まれ、仕事と生活の切り替えができるようになるでしょう。
また、座卓の高さはPC作業をするには低すぎるため、首や肩への負担が懸念されます。
これからは、テレワークを積極的に取り入れていこうとする風潮がありますので、自分の体を守るためにも、仕事用のデスクを導入してみてはいかがでしょうか。
テレワーク用のデスクにもいくつかの種類がありますので、代表的なものをご紹介します。
置き型デスク
一般的な床置きタイプのデスクです。
テレワークに最適なデスクのサイズは以下のとおりです。
・横幅:70~120cm
・奥行:45~60cm
デスクを選ぶ際には、お部屋に置けるサイズかどうかも重要ですが、仕事に必要なサイズを選ぶことも重要です。
PCだけで完結する仕事なのか、PCと資料を一緒に広げる必要があるのかによって、必要なスペースが異なるため、どれくらいのサイズが必要なのか確認してからデスクを選ぶようにしてください。
昇降デスク
デスクの高さを調整できる、昇降機能がついたデスクもあります。
立ったまま仕事をする「スタンディングワーク」は、海外では積極的に導入されているスタイルで、首や腰への負担を減らすだけでなく、集中力を高める効果が期待できます。
長時間座ったままの作業が負担に感じている人は、昇降デスクを取り入れて、体勢を変えながら仕事をしてみてはいかがでしょうか。
パーテーション一体型デスク
正面にパーテーションがついたデスクは一人暮らしの人におすすめのアイテムです。
特に、ワンルームにお住まいの場合、生活空間と仕事の空間を分けることが難しいことが多く、パーテーションなどを使って物理的に空間を分ける工夫が必要となります。
パーテーション単体を利用してもよいのですが、「お部屋が狭くなる」「動線の邪魔になる」場合は、デスク自体にパーテーションが付いたものを選びましょう。
チェア
長時間の仕事で肩こりや腰痛に悩む人も多いかと思いますが、体の負担を減らし、テレワークを快適にするには、チェアの選び方が重要です。
チェア選びに重要なポイントをご紹介します。
デスクとの相性を確認する
デスクとチェアの高さが合っていないと、体への負担が増え、使いづらさを感じてしまいます。
デスクの天板と、チェアの座面の高さの差を「差尺(さじゃく)」といいます。
快適なテレワークに最適な差尺は「28〜32cm」が目安です。
自分に適した差尺を求めたい場合は、以下の計算式を参考にしてください。
「座高÷3-1〜2cm=自分に適した差尺」
なお、昇降機能があるチェアは、デスクや体勢に合わせて座面の位置を調整できるため、テレワークにおすすめのアイテムです。
キャスターは必要かどうか
チェアを選ぶ際は、キャスターの有無も確認しましょう。
キャスターは、簡単にチェアの位置を動かせる点が魅力のため、以下の人におすすめです。
・デスクの横幅が長く、横の移動が必要な人
・デスク周辺に仕事の資料を収納しており、座ったまま資料を取りたい人
ただし、キャスター付きのチェアには以下のデメリットもあります。
・チェアを移動するときの音がうるさい
・毛足の長いラグに絡まりやすい
・床を傷つけやすい
賃貸の場合、近隣への配慮も必要となるため、どうしてもキャスター付きのチェアが欲しい場合は、毛足の短いラグをデスク周辺に敷いて、音が響かない工夫を取り入れるとよいでしょう。
毛足が長いラグは、キャスターに絡まってしまうので注意が必要です。
また、フローリングにキャスター付きのチェアを使用すると、床が傷つく可能性もあります。
音対策と同様に、毛足の短いラグを使用するほか、透明のチェアマットを使用する方法もおすすめです。
素材選びにこだわると快適さが変わる
チェアに使用される素材によっても、テレワークの快適さが左右されます。
主なチェアの素材は以下の通りです。
・ウッド
・ファブリック
・メッシュ
ウッドを使用したチェアは、ナチュラルであたたかみのある雰囲気と、硬い座り心地が特徴です。
学校の椅子を思い浮かべてみると、木製だった人がほとんどではないでしょうか。
木製ならではの硬い座り心地は、姿勢が崩れることを防いでくれるため、正しい姿勢でテレワークに取り組むことができます。
ファブリックを使用したチェアは、クッション性があるため、お尻が痛くなるのを防いでくれます。
優しい肌触りも特徴のため、ウッドの板座では硬すぎる人におすすめです。
ただし、クッション性が高いチェアほど、座った瞬間は心地よいのですが、正しい姿勢を保つのが難しく、長時間の作業には向きません。
メッシュは、ワーキングチェアに多く使用される素材で、座面が蒸れるのを防いでくれる効果があります。
長時間座ったまま作業をする人におすすめの素材です。
照明
適切な明るさを確保することは、目の負担を減らし、眼精疲労の軽減につながります。
テレワークスペースが暗いと感じる人は、照明計画を見直してみましょう。
照明の種類
代表的な照明の種類は以下の通りです。
・シーリングライト
・デスクライト
・スタンドライト
・ペンダントライト
・ブラケットライト
・間接照明
賃貸でよく使用されている照明といえば「シーリングライト」が挙げられます。
リモコンで明るさや色を調整できる機能があり、お部屋全体を均一に照らしてくれる照明器具です。
デザイン性を重視した物件では、「ペンダントライト」「ブラケットライト」「間接照明」などの演出性の高い照明が使われていることもあります。
このような照明は、オレンジ色のぼんやりとした明かりが特徴のため、テレワークをするには暗すぎてしまいます。
その場合、デスクの上に置く「デスクライト」や、床に置く「スタンドライト」を併用して、手元の明るさを確保するようにしてください。
光の色
手元の見やすさは、光の色も大きく関係します。
光の色は大まかに以下の4つに分けられます。
・電球色(オレンジ色の光)
・温白色(オレンジと白色の中間色)
・昼白色(白色の光)
・昼光色(青白い光)
白い光ほど手元がはっきりと見えるため、仕事スペースには昼白色や昼光色がおすすめです。
オレンジの光は、落ち着いたくつろぎの空間を演出する光のため、作業スペースには不向きです。
テレワーク用にお部屋全体の照明を見直す際には、お部屋のなかでオレンジと白い光を使い分けられるような工夫を取り入れてください。
例えば、作業スペースには昼白色や昼光色のデスクライトを設置し、生活スペースには電球色や温白色のシーリングライトを設置すれば、仕事とくつろぎの空間を光で区別できます。
また、就寝前に青白い光を浴びると、睡眠に必要なホルモンが分泌されず、睡眠の質を下げる原因になってしまうそうです。
就寝前に過ごすエリアに意識的に電球色の照明を取り入れることで、睡眠の質を高め、生活リズムを整える効果が期待できます。
一人暮らしにおすすめのテレワーク向けレイアウトとは
ここからは、デスクのレイアウト方法について解説します。
壁に向かってデスクを配置する
一人暮らしのお部屋で一番おすすめのレイアウトが、壁に向かってデスクを配置するレイアウト方法です。
お部屋に背を向けて座ることで、仕事を妨げる誘惑が視界に入らなくなり、テレワークに集中しやすい環境が生まれます。
ただし、デスクの横に本棚やベッドがあると気が散る原因となるため、パーテーションやシェルフを活用して、間仕切りを設置する工夫をしてみてください。
仕事用の資料を収納するシェルフを間仕切りとしてデスク横に設置すれば、すぐに必要な資料を取り出せるため、さらに仕事がはかどる環境が整います。
「間仕切りを設置するスペースが取れない」「お部屋が狭くなる」場合には、天井からカーテンやファブリックを垂らし、目隠し程度の間仕切りを設置するだけでも効果的です。
壁に背を向けてデスクを配置する
テレワークにおいてWebミーティングの頻度が高い人は、壁に背を向けてデスクを配置するレイアウトがおすすめです。
ミーティングの際に、お部屋を映さずにすむため、Webミーティングの時間に合わせて慌ててお部屋を片付ける必要がありません。
背景が壁のみだと殺風景に感じるかもしれませんが、壁にアートを飾ったり、背面に観葉植物を飾ったりすれば、自分好みのコーディネートを楽しめるだけでなく、おしゃれで清潔感のあるお部屋を演出できます。
お部屋を向いて座ることになるため、誘惑が視界に入ってしまうのが難点ですが、目の前にパーテーションやシェルフを置いて、視界を遮る工夫を取り入れてみてください。
お部屋の中央にデスクを配置する
「デスクを置くスペースが確保できない」人は、デスクをお部屋の中央に配置して、ダイニングテーブルとワークスペースを併用するレイアウトを試してみてください。
この場合、オンオフを切り替えるための工夫が重要です。
例えば、仕事も食事も同じ位置に座わっていると気持ちの切り替えが難しく、食後にだらけてしまう原因になります。
その場合は、シーンに合わせて座る向きを変えることで見える景色を変え、気持ちの切り替えへとつなげます。
昇降デスクを活用して、高さでメリハリをつける工夫もおすすめです。
仕事の際にはダイニングテーブルの高さに調整し、休憩時には座卓の高さに変えて床に座るようにすれば、過ごし方に変化がつくため、オンオフの切り替えにつながります。
快適なテレワーク環境を整えたい人はインテリアコーディネートのMAYSへ
MAYSでは、インテリアのスペシャリスト達が、お客様のご要望に合わせたインテリアのトータルコーディネートをご提供しております。
ここからは、MAYSがご提供するサービスについてご紹介します。
上質な家具のご提案
「お客様に一つ上のライフスタイルを提供したい」との想いから、お客様1人ひとりのご予算、お好み、ライフスタイルをヒアリングし、家具のトータルコーディネートをご提案しております。
担当するのはインテリアの知識に長けたコーディネーターたち。
東京港区を中心としたハイグレード物件を担当するインテリアのスペシャリストです。
国内外のハイブランドを中心とした100社のブランドから、お客様のライフスタイルに合わせた選りすぐりのアイテムをご提案します。
MAYSでは、お客様のご負担を最小限に抑えるため、物件の内見と採寸、家具やインテリアアイテムの選定、配送までの工程全てを担当させていただきます。
「今の部屋をテレワーク向けにコーディネートしてほしい」「一人暮らしの部屋をおしゃれで快適な空間にする方法が知りたい」方は、ぜひMAYSまでご相談ください。
家具のリースサービス
MAYSでは、家具のリースサービスも行っております。
一定期間家具をお貸出しし、期間終了後には期間延長や、お客様による買い取りなど、ご要望に合わせた対応が可能です。
新品を購入するには手の届かないようなハイブランドの家具も、リース商品であればご予算を抑えてご提供ができるため、多くの人から人気を集めております。
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「テレワーク空間を快適にするインテリアアイテムを知りたい」「インテリアのコーディネ―ト提案を受けてみたい」方は、ぜひお気軽にMAYSまでご相談ください。
お客様のご要望に寄り添った、ワンランク上のインテリア空間をご提供します。
文・kaneko mika(インテリアコーディネーター・カラーコーディネーター1級・整理収納アドバイザー準1級)
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