疲れを癒す週末のセカンドハウスライフ!インテリアのアイデアをご紹介
理想の生活を送るための二拠点生活(デュアルライフ)が、注目されています。
セカンドハウスで、週末に気分転換を図りたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
非日常感を味わえる場にしたいものの、ただ高級家具を揃えるだけでは居心地のよい空間にはなりません。
居心地がよく、リフレッシュできるセカンドハウスにするには、どのような点を意識するとよいのでしょうか。
本記事では、インテリアコーディネートに自信がない方向けに、非日常感を演出するためのインテリアの作り方や具体的なアイデアを解説します。
高級物件のコーディネートを数多く手掛けるMAYSが、プロの視点からセカンドハウスで充実した時間を過ごすためのポイントを事例と合わせてご紹介。
憧れのセカンドハウスライフを実現するためのヒントを、見つけてみてください。
目次
週末を高級セカンドハウスで過ごす魅力とは?
セカンドハウスとは、自宅のほかに居住するための第二の住まいのことです。
主に週末に自然が豊かなセカンドハウスで過ごすパターンと、平日の通勤を楽にするために職場近くにセカンドハウスを設けるパターンがあります。
仕事のない週末にセカンドハウス(あるいは自宅)で過ごせば、気持ちをリフレッシュさせられるでしょう。
日々、忙しく働く経営者やビジネスパーソンにとって、二拠点生活は心身を健やかに保つためにも魅力的なライフスタイルです。
しかし、セカンドハウスで快適に暮らすためには、事前に意識しておくべきポイントがあります。
それは、お盆休みや年末年始などスポット的に滞在する別荘とは異なり、セカンドハウスは生活するための拠点として認識されているということです。
具体的なセカンドハウスと別荘との違いを、次章で詳しく解説します。
セカンドハウスと別荘との違い
休みの日にリフレッシュするための第二の住まいといえば、別荘をイメージする方もいるでしょう。
セカンドハウスは生活をするための家であるのに対して、別荘は保養目的の施設です。
別荘は年に数日程度の利用を想定しており、月に最低一日は利用しなければいけないセカンドハウスとは性質が異なります。
同じような「別邸」でも、セカンドハウスに認定されると固定資産税や都市計画税などが減額される優遇措置があります。
別荘は保養・レジャーを目的としているため、海や山・森の近くのリゾート地に建てられることが多い傾向です。
一方でセカンドハウスは、平日の通勤を楽にするために職場近くに用意するケースもあり、自然豊かな場所に構えなければならないというわけではありません。
リモートワークの普及・定着に伴い、家族のいる自宅では集中して仕事に取り組みにくいことから、会社や自宅の近くにセカンドハウスを構える方もいます。
週末にリラックスするために過ごす場所ではなく、平日でも集中して在宅ワークに取り組める場所としても有用です。
非日常を演出したい!高級セカンドハウスにおけるインテリアの作り方
セカンドハウスでリフレッシュするための週末を過ごすなら、日常を離れた特別感を演出しましょう。
高級セカンドハウスで憧れの暮らしを実現するために、インテリアにもこだわってみてください。
ここでは、セカンドハウスのインテリアのポイントを紹介します。
理想とするインテリアスタイルや過ごし方を決める
せっかくの第二の家なので、自宅とは異なるインテリアテイストに仕上げたい方が多いのではないでしょうか。
まずは、自宅とは違う理想のインテリアスタイルはどのようなテイストかを決める必要があります。
- リゾート感のあるアジアンテイスト
- 都会のラグジュアリーさを感じるホテルライクなテイスト
- 自然の豊かさを感じられるナチュラルテイスト
インテリアのテイストが異なると、必要な家具やインテリアアイテムも変わります。
できるだけ具体的にイメージを思い描いてみましょう。
また、ゆったり過ごしたいのか、仕事に集中して取り組みたいのかによっても取り入れるべき家具は変化します。
セカンドハウスを利用する目的や過ごし方を絞り、用意すべきアイテムを選定しましょう。
品質のよい高級家具でラグジュアリー感を演出する
週末にリラックスするためだけの空間でも、平日に仕事をするためだけの空間でも、高級家具やデザイナーズ家具を使うことで気持ちがあがります。
品質のよい高級家具や細部までこだわりのあるデザイナーズ家具は、日々の暮らしをワンランク上質のものにしてくれるでしょう。
高級家具は、見た目のよさだけでなく肌ざわりのよい素材を使用している点も魅力の一つです。
ソファや椅子の張り地のように、直接肌に触れる素材が心地よければ、リラックス感も高まります。
ラグジュアリーな空間には、デザイン性の高さだけでなく、造りのよさや素材の品質の高さにも着目した家具の選定が必要です。
テラスや庭を使ってアウトドアリビングを作る
非日常感を味わうには、屋外で過ごす時間もあるとよいのではないでしょうか。
バルコニーやウッドデッキあるいは庭に、屋外用のソファやリビングテーブルを置いてみてください。
海や森などの景色が楽しめるなら、横になって眺められるパーソナルソファや、デイベッドを置いてくつろげるスペースを作れるとよりリラックスできます。
ソファのような大型家具を設置できない場合は、小型のテーブルとチェアでカフェテラスのようなスペースを作ってみてはいかがでしょうか。
外の空気を堪能できると、日常を離れた特別な雰囲気を感じられます。
しかし、使わないときは風雨や紫外線から守るためのカバーをかけるといったメンテナンスが必要です。
使用していない期間があるセカンドハウスでは、使わないときの家具のケアをあらかじめ考えておきましょう。
特別な体験のできる環境を整える
週末のリフレッシュのために使うセカンドハウスであれば、日常とは異なる、特別な体験を楽しめる環境を作ってみてください。
都会では味わえない、自然を感じられる環境を楽しむのもそのうちの一つです。
例えば、海に面した大きな窓があるなら、外を眺められる向きにソファを配置してみてはいかがでしょうか。
大自然に身を委ねて、何もしない贅沢を味わうことも非日常感あふれる体験となるでしょう。
あるいは、スクリーンや音響設備を整えて、映画館のような環境で映画やライブ映像を堪能してみるのもおすすめです。
オン・オフの切り替えがしやすいゾーニングやレイアウトを考える
平日に仕事をするためのセカンドハウスはもちろん、週末のリフレッシュ用のセカンドハウスでも、仕事場としても利用する可能性があるかもしれません。
オンとオフをしっかり切り替えられるように、ゾーニングを十分に考える必要があります。
ゾーニングとは、部屋の用途別に空間を仕切ることです。
ダイニングテーブルやソファで仕事をするのではなく、別室を設けたり専用のデスクを置いたり、場所を変えることでしっかりと気持ちの切り替えができます。
非日常を演出する高級セカンドハウスインテリアのアイデア集
セカンドハウスで豊かな時間を過ごすために、インテリアに関する具体的なアイデアをご紹介します。
高級感のある空間で日常を離れたひとときを満喫するために、ぜひ取り入れてみてください。
高級家具やアイテムはあえて見せてフォーカルポイントに置く
インテリアを魅力的に見せる方法の一つに、フォーカルポイントを作ることがあげられます。
フォーカルポイントとは目線を誘導する場所のことで、部屋に入ったときに最も目立つ場所です。
例えば、バカラのグラスや漆塗りの漆器などは、食器として使用するだけでなく部屋を彩る装飾品としても活用できます。
あえて中がよく見える食器棚を取り入れて、フォーカルポイントに配置し、素敵な食器や小物を見せてみてはいかがでしょうか。
そのような使い方をする場合は、中を照らす照明器具が付いている収納家具を選んでみてください。
もし、照明付きの家具が用意できなくても、ダウンライトやスポットライトで照明を当てるとより非現実感を演出できるでしょう。
余白スペースを十分に確保して非日常感を演出する
非日常感を出すためには、家具を詰め込みすぎず、何もないスペースにオブジェや植物を飾ることが重要です。
部屋の余白スペースを印象的に演出すれば、美術館やアートギャラリーのような、日常を離れた雰囲気を生み出せます。
広く空いている壁面には、絵画や写真を飾るとよいでしょう。
美しいチェアを余白スペースに置き、アート作品のように見せる方法もあります。
スポットライトやダウンライトで照らしてもよいですが、スタンドライトを組み合わせてみてください。
間接照明によるやわらかな光が、日常とは異なるゆったりとした時間の流れを感じさせてくれます。
セカンドハウスでの、リラックスするひとときを味わうことができるでしょう。
こだわりの音響設備で臨場感のある空間を作り出す
余暇の時間には、映画鑑賞やスポーツドキュメンタリーを楽しみたい方も多いのではないでしょうか。
大型テレビでも美しい画像や迫力を楽しめますが、プロジェクターとスクリーンを用意し、音響設備にこだわれば、さらに臨場感あふれる映像体験ができるでしょう。
日中に映像鑑賞をするのであれば、遮光カーテンを取り付けて部屋をしっかり暗くしてみてください。
外が暗くなってから庭にスクリーンを用意して、屋外での映画鑑賞を楽しむこともできます。
日常ではできない体験を第二の自宅であるセカンドハウスで行えば、旅行のように気分転換を図れるでしょう。
ライブラリーや書斎のような「おこもりスペース」を作る
インドア派は、書斎やライブラリースペースでじっくり読書をするのもおすすめです。
リビングやダイニングでもくつろぎながら読書を楽しめますが、こもって趣味に没頭できる部屋を作ると、より楽しめるのではないでしょうか。
自分だけの部屋で、ゆっくりと読書や音楽鑑賞などの趣味を満喫するのはとても贅沢な時間です。
リラックス度を高めたいなら、窓際にカウチタイプのソファやパーソナルチェア・デイベッドを置いてみてください。
窓からの景色を眺め、自然の風を感じながら、時折まどろむひととき。
想像するだけで、心地よさを感じられます。
あるいは、日頃は集中してできない絵を描く、楽器を弾くといった趣味に没頭してもよいでしょう。
「おこもりスペース」をどのように使うかをイメージして、必要な家具や設備を用意してみてください。
トレーニングルームやヨガスタジオなど体を動かせるスペースを設ける
アクティブに動いてリフレッシュしたい方は、集中して身体を動かす専用の部屋を作ってみてください。
自然豊かなエリアにセカンドハウスを作る場合は、近隣のウォーキングやジョギングで満足できるかもしれません。
しかし、天候に左右されることもありますし、人の目が気になって集中して運動できないかもしれません。
そのようなケースでは、運動のための専用スペースを設けることをおすすめします。
なお、トレーニングルームではなくても、ヨガやピラティス用の部屋としてもよいでしょう。
マシンを置く場合は、重量に制限がある場合もあるため、あらかじめ確認してみてください。
快眠へ導くために寝室のインテリアにこだわる
心身の健康を維持するためには、しっかりと睡眠を取ることが重要です。
ベッドやマットレス・寝装品にこだわって、快適な寝室を作ってみてください。
眠る前に充実した時間を過ごすためにも、寝室にパーソナルチェアやラウンジチェアを置いて、リラックスできるようなスペースを作ることをおすすめします。
また、寝る前には部屋の明かりを少し暗くすると、健やかな入眠へ導けます。
雰囲気のよいスタンドライトやテーブルライトを用いて、間接的で穏やかな明かりを取り入れてみましょう。
そのほか、快眠につなげるためには室温や湿度管理、空気清浄の観点も重要です。
また、好みのアロマで香りを部屋に満たす工夫もおすすめです。
インテリアコーディネートのMAYSが手掛けたセカンドハウスの事例
MAYSでは、セカンドハウスや別荘のコーディネートも手掛けています。セカンドハウスやセカンドハウスに応用可能な事例をご紹介します。
一人で過ごすゆとりあるセカンドハウス
大人の男性の独り住まいとして、質感や素材にこだわった家具を揃えた起業家のセカンドハウス事例です。
直線的なデザインと落ち着きのあるダークトーンでまとめられ、クールな雰囲気を意識してコーディネートされています。
空間に十分な余白スペースがあるため、必要に応じて収納家具やインテリアグリーンを増やすこともできるでしょう。
大空間を贅沢に利用したコーディネート
セカンドハウスにも応用できるアイデアあふれる事例です。
広々としたリビングに円テーブルを設置し、食事をするためのダイニングとは別に会話やティータイムを楽しめます。
ラウンジソファを置いた寝室は、眠る前の贅沢でゆとりのある時間を過ごせる場になっています。
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>>オンライン相談の申し込みやMAYSのサービス内容詳細はこちら
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文・松田 ともみ(インテリアコーディネーター)