オフィスインテリアのおしゃれ演出術!企業価値と生産性を高める10のアイデア
オフィスインテリアの改善は、多くの企業が直面している重要な課題です。
機能性だけを重視した味気ない空間、社員のモチベーション低下、企業イメージとの不一致など、さまざまな問題を抱えているのではないでしょうか。
オフィスをデザインするというのは、おしゃれさだけの問題ではありません。
適切なオフィスデザインは、仕事の効率向上やコミュニケーションの活性化につながります。
また、離職率の低下や採用率アップだけでなく、企業のイメージにも影響を与える要素になるでしょう。
本記事では、年間約1,000件のコーディネート実績を持つMAYSによるインテリアのプロ視点で、オフィスデザインで得られるメリットや具体的なデザインのポイントを紹介します。
おしゃれで機能的なオフィスインテリアの実現により、企業イメージの向上と従業員の生産性アップを目指しましょう。
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目次
オフィスインテリアをおしゃれにするメリット
オフィスインテリアをおしゃれにすることで、企業はさまざまなメリットが得られます。
まずは、具体的なメリットを詳しく見ていきましょう。
企業のブランディングに貢献する
オフィスデザインは、企業が大切にしている価値観やブランドイメージを視覚的に表現する手段の一つです。
おしゃれで洗練されたオフィスは、従業員だけでなく、商談や打ち合わせのために訪れたクライアントに対しても、企業の姿勢や信頼性を印象づける要素になるでしょう。
企業の魅力を伝えるために、企業文化や価値観を反映させたインテリアデザインを意識してみてください。
そのようなオフィス空間は、企業のアイデンティティや歴史、将来のビジョンを具体的に表現し、ブランド価値を高める効果が期待できます。
従業員のモチベーションがアップする
おしゃれなだけでなく、快適に仕事ができるようにデザインされたオフィスは、従業員の仕事効率を大幅に向上させます。
業務がしやすい環境で効率よく働くことでストレスが減り、モチベーションがあがります。
また、デザイン性が高く企業らしさを反映したオフィスは、従業員の会社への愛着が高まり、単なる仕事場以上の意味を持つようになるのではないでしょうか。
このような環境作りは、職場への誇りや帰属意識を自然と高め、社員の定着率向上にも大きく貢献します。
コミュニケーションの活性化を図れる
リモートワークの普及もあり、コミュニケーション不足によるストレスやミスの発生が大きな課題の一つとなりました。
また、オンラインでの会議や商談の増加や空間・時間にとらわれない業務スタイルなど、働き方は多様化しています。
このような多様化する働き方は、コミュニケーションが取りにくくなる要因にもなります。
そのため、自然な交流を促す空間設計はとても重要なのではないでしょうか。
オープンな環境作りによる物理的・心理的な垣根を低くすることは、チームや部署の垣根を越えた活発なコミュニケーションが生まれやすくなるポイントでもあります。
部署を越えた情報共有やアイデア交換が促され、組織全体のコミュニケーションが自然と活性化するでしょう。
革新的なアイデアを生み出すきっかけができる
企業らしさを表現し、細部まで工夫を凝らした空間は、社員のインスピレーションを刺激してくれます。
また、業務をスムーズに行えるように工夫された環境が用意され、適切な休憩をとるためのエリアが設けられているとリラックスして過ごせます。
居心地のよい空間は、ストレスの多い状況では生まれにくい新しいアイデアを自然に生み出せる環境です。
さらに、チームや部署を越えたアイデアの共有により、チーム全体のクリエイティブな思考も活性化されます。
そのため、革新的なアイデアが次々と生まれやすい環境になるでしょう。
採用活動にプラスの効果がある
おしゃれなオフィス環境は、採用活動においても大きな役割を果たします。
会社説明会や面接で企業を訪れた際、洗練された空間を見ることで、応募者は企業の先進性や成長性を感じられるでしょう。
求職者は、自身のキャリアを築く場として、環境が整備された魅力的なオフィスを重視する傾向が見られます。
また、快適な職場環境は、企業が従業員の働きやすさを重視していることを具体的に示す指標となり、採用時の重要な判断材料の一つです。
SNSなどで職場環境が共有されることも多い現代では、おしゃれなオフィスは企業の魅力を広く発信する効果的な手段にもなっています。
オフィスをおしゃれにするインテリアのアイデア10選
オフィスをおしゃれに演出するために意識するとよいインテリアのアイデアをご紹介します。
予算や空間に応じて柔軟に取り入れながら、オリジナリティのあるオフィスデザインを検討してみてください。
1. インテリアグリーンの導入
オフィス空間に心地よい癒しの効果をもたらすために、観葉植物をはじめとしたインテリアグリーンを導入してみてください。
目を自然と緑に向けることで緑視率(目に入る緑の割合)が高まり、パソコン作業による目の疲労を軽減できます。
導入する場合は、メンテナンスの手間が少なく、室内環境に適した植物を選ぶことがポイントです。
定期的な水やりや日光の当たり具合など、基本的な管理さえしっかりと行えば、長期間にわたって美しい状態を保つことができます。
メンテナンスが難しい場合は、フェイクグリーンを取り入れてもよいでしょう。
2. 機能とデザインを両立した家具選定
デスクワークの方向けには、長時間の使用でも正しい姿勢をキープして身体への負担を軽減できる、機能性のあるチェアを選んでみてください。
しかし、従来のオフィスでよく見られる無機質で画一的な家具にこだわる必要はありません。
リモートワークの普及に伴い、自宅のインテリアにマッチするようなオフィス使いができる家具も増えました。
ホームユース家具を取り入れると、オフィス空間にあたたかみのある雰囲気を演出できます。
また、出入りが多い営業職の方には、立ち座りがしやすいカウンター形式のデスクとチェアのほうが、使い勝手がよい場合もあります。
このように、さまざまな働き方に合わせた家具の選定と機能・デザインの両立が重要です。
3. アイデンティティを表現するアートやロゴの導入
企業理念やコーポレートカラーを効果的に活用したアート作品や装飾を取り入れることで、来訪者が利用するエントランスや応接室に印象的な空間を演出することができます。
あるいは、壁面アートやデジタルサイネージ、ロゴを活かしたインテリアオブジェなどを戦略的に配置して、企業の個性や魅力を視覚的に表現してもよいでしょう。
また、季節や企業の節目に合わせてディスプレイを変更したり、新商品の展示コーナーを設けたりして、空間に新鮮さと活気を生み出してもよいでしょう。
4. 自然光を活かした照明計画
自然環境がもたらす癒しの効果を取り入れるためにも、自然光を最大限に活用してみてください。
しかし、窓際の作業スペースは、日光の入り方や季節による日差しの変化を考慮しながら、慎重に配置を検討する必要があります。
また、朝から夕方にかけて刻々と変化する光の強さに柔軟に対応できるよう、綿密な照明計画も必要です。
5. カラーコーディネートで統一感を演出
企業のコーポレートカラーをインテリアに取り入れて、ブランドアイデンティティを表現すると、来訪者や社員の印象に残ります。
壁面や家具、アクセントウォールやアートなど、さまざまな場所に用いてオフィス全体に企業らしい一体感を生み出してみてください。
また、メインカラーとアクセントカラーのバランスを考慮した調和の取れたカラーコーディネートを意識しましょう。
集中して業務に取り組む場所には青、リラックスするための休憩スペースには緑、活発な意見効果が必要な会議室には赤など、色の持つ心理的な効果を利用するのもおすすめです。
6. 印象に残るアクセントウォールの設置
アクセントウォールは、オフィス空間に独自の個性と魅力を加える要素として注目されています。
目に入る面積の広い壁面は、タイルや天然石、特殊な塗装など、企業らしさを効果的に表現できる素材を選ぶとよいでしょう。
あるいは、エントランスや多くの従業員が利用する共用スペースなどに、企業理念や価値観をグラフィックデザインで視覚的に表現してみてはいかがでしょうか。
ぱっと目を引く壁は、社員や来訪者に企業の想いを自然に伝えることができるコミュニケーションツールの一つです。
7. 快適なワークスペースのゾーニング
ゾーニング計画とは、目的や機能に応じて空間を効果的に区分けし、それぞれの場所の特性を最大限に活かすための空間設計のことです。
近年増えているオンライン会議を快適に行うための作業を行うデスクのほかに、個人ブースやミーティングスペースなどの集中できるエリアを整えてみてください。
また、部門やチーム間の協力を自然に促進する共有スペースや、リフレッシュや気分転換のためのフリースペースや休憩スペースも重要な要素です。
各スペースの特性を活かしながら、全体的なバランスを整えて、生産性と快適性を両立した理想的なワークスペースを作り出しましょう。
8. リラックススペースの導入
カフェのような居心地のよいリラックススペースも、近年、需要が高まっています。
あたたかみのある照明やくつろげるソファ、観葉植物などを置き、社員が心身ともにリフレッシュできる環境を整えてみてください。
自由に使えるコーヒーメーカーやウォーターサーバーなどの設置や社食サービスの導入も、福利厚生の一環として求める声が多く聞かれます。
このような空間は、単なる気分転換の場としてだけでなく、リラックスした状態で新しいアイデアを生み出す場にもなるのではないでしょうか。
9. コミュニティスペースの設置
社内外の人が自由に利用できるコミュニティスペースも、オフィスになるとよい効果を生み出します。
フォーマルな会議室とは異なり、カジュアルな雰囲気のなかで社員同士が気軽に意見を交換することができます。
リラックスした雰囲気のなかでコミュニケーションが図れるため、自由な発想が生まれやすくなるでしょう。
部門や組織の垣根を越えた偶発的な出会いや交流を促進し、異なる視点や経験を持つメンバー同士のコラボレーションを活性化させます。
また、斬新なアイデアを生み出すブレインストーミングの場としても最適で、イノベーションを促進する重要な空間になります。
10. 快適な音環境の整備
快適な音環境を実現するためには、防音・吸音材の効果的な使用やサウンドマスキングシステムの導入が有効です。
防音・吸音材は、不要な音の反射や伝播を抑制し、室内の音響バランスを整えるために活用されます。
サウンドマスキングシステムは、適度な背景音を発生させることで、会話のプライバシーを保護し、集中力を高める効果があります。
適切な音響設計により、社員が快適に作業できる環境を作るのと同時に、各個人のプライバシーにも十分な配慮がなされた空間を実現することが重要です。
とくに、オンライン会議や商談が増えているため、オンライン会議時の反響音や周囲への音漏れ対策をする必要があるでしょう。
MAYSが手掛けるおしゃれなオフィスインテリアコーディネート実例
MAYSでは、住居だけでなくオフィスのコーディネートも行っています。
スタートアップ企業向けの小規模オフィスや、フリーランス向けに自宅のオフィス化の需要も高まるなか、快適でおしゃれな空間設計のサポートが可能です。
ここでは、MAYSが手掛けたオフィスインテリアの実例を紹介します。
ダークブラウン×ブラックのモダンなオフィスデザイン
ダークブラウンと黒を基調とした、落ち着いたカラーコーディネートの洗練されたオフィス空間です。
シックな色合いの家具とスケルトンシェルフを効果的に配置することで、開放感のあるスタイリッシュな空間を演出しています。
フレキシブルなデスクレイアウトと居心地のよい応接スペース
固定観念にとらわれず、自由な形態で働くオフィスです。
ジグザグに配置されたデスクレイアウトにより、適度な距離感を保ちながら自然なコミュニケーションが生まれる空間を実現しています。
エントランスを入ってすぐの場所にポップなグリーンのソファを置き、カジュアルに会話ができる応接スペースを作りました。
オフィスのインテリアコーディネートなら家具も購入できるMAYSへ
MAYSでは、住宅だけでなくオフィスコーディネートも行っています。
オフィスデザインを検討されている方にとっても役立つサービスを提供していますので、詳しく紹介します。
オンラインでの相談窓口も用意していますので、ぜひお気軽にご相談ください。
東京都港区を中心に年間1,000件の実績を保有
東京都港区を拠点に、年間1,000件以上のオフィスコーディネートを手掛けています。
その豊富な実績と経験を活かし、お客様一人ひとりのニーズに合わせた最適なオフィス空間をご提案しています。
戸建て・マンションの住宅だけでなく、オフィスのコーディネートにも対応可能です。
コーディネートだけでなく家具も一緒に揃えられる
専属のコーディネーターが、ご要望に沿って丁寧にプランニングしますので、デザインと機能性を両立させた快適なオフィス空間を実現可能です。
デスク・チェア・収納家具・パーテーションなど、オフィスでも使いやすい商品を幅広くラインナップしており、空間デザインに合わせて最適な家具をご提案いたします。
また、ご提案した家具は、すべて購入可能です。
リース/レンタルも可能だから移転や引っ越しにも便利
オフィス家具のリース/レンタルサービスも提供しています。
初期費用を抑えながら必要な家具を導入できるため、オフィス移転や引っ越しの際の負担を大幅に軽減できます。
家具はまとめて配送するため待ち時間の負担も軽減
ご注文いただいた家具は、いったん倉庫に集約し、まとめて配送しています。
複数の家具を別々に納品する場合に比べて、待ち時間や手続きの手間を大幅に減らせます。
また、配送日時の調整も柔軟に対応し、お客様のスケジュールに合わせた効率的な納品が可能です。
30秒で申し込み可能なオンライン相談実施中
オンラインで気軽にご相談できる窓口も設けています。
オフィスを改善したいものの何から始めればよいか悩んでいる経営者や担当者の方、スタートアップ企業で新たにオフィス開設を検討している方など、まずはお気軽にご相談ください。
専用サイトから簡単にお申し込みいただけます。
>>オンライン相談の申し込みやMAYSのサービス内容詳細はこちら
文・松田 ともみ(インテリアコーディネーター)