心と体を癒すナチュラルな寝室を作るためのアイデア10選!おすすめのアイテムもご紹介
毎日の忙しさから解放され、心身ともにリラックスできる空間が欲しいと感じている方も多いのではないでしょうか。
日々の疲れを癒し、質の高い睡眠を得るためには、寝室環境が重要な役割を果たします。
ナチュラルな雰囲気の寝室は、そんな願いを叶えてくれる理想的な場所です。
しかし、どのようにナチュラルな寝室へコーディネートすればよいか悩んでいる方もいるでしょう。
本記事では、ナチュラルな寝室で得られる効果や作り方、より快適な環境を整えるためのすぐに実践できるアイデアを詳しく解説します。
さらに、ナチュラルな寝室におすすめの家具やアイテムもご紹介します。
心身のストレスが解消され、質の高い睡眠が得られるようになれば、日中のパフォーマンス向上にもつながることは間違いありません。
健康的で幸せな生活を送るための第一歩として、ナチュラルな寝室づくりをしてみませんか。
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目次
心安らぐナチュラルな寝室の魅力
ナチュラルな寝室には多くの魅力がありますが、具体的にどのような効果が得られるのでしょうか。
まずは、ナチュラルな寝室がもたらす魅力的な効果について考えてみましょう。
リラックス効果が得られる
ナチュラルな寝室は、視覚的な安らぎを提供してくれるため、ストレス軽減の効果が期待できます。
また、ナチュラルなインテリアに用いられる自然素材や柔らかな色調は、日々の疲れを癒して心身のリラックスを促進してくれるでしょう。
このような環境は日中の活動を支える交感神経の働きを抑え、休息や睡眠時に活発になる副交感神経を活性化して、より深い休息をもたらす効果が期待できます。
自然のあたたかみを感じられる
ナチュラルな寝室でよく使用される木材は、あたたかみのある質感で心を落ち着かせてくれるでしょう。
木目の美しさは視覚的な癒しをもたらし、心地よい空間を演出します。
また、観葉植物を取り入れることで、より自然に近い癒しの空間を作り出せます。
緑は目にやさしく心を落ち着かせる効果があるため、さらに安らぎを感じられる環境が整うでしょう。
長く愛用できる
木材や天然繊維などの自然素材は、適切なメンテナンスを行うことで長い間使えます。
時間とともに味わいが増し、独特の風合いを醸し出すようになります。
また、ナチュラルなデザインはシンプルで飽きにくく、流行に左右されにくいため、長年にわたって愛用することができるでしょう。
経年変化も含めて、魅力と愛着が増していく空間となります。
健康的な睡眠環境が作れる
ナチュラルな寝室は、健康的な睡眠環境を作り出します。
例えば、自然素材は有害物質の放出が比較的少ない点が挙げられ、アレルギー症状のリスクを軽減できる可能性もあるでしょう。
種類によっては、観葉植物の導入で特定の空気汚染物質の除去も期待できます。
また、木材の優れた調湿効果により理想的な湿度が保たれ、健やかな睡眠に適した心地よい環境を維持してくれるでしょう。
心安らぐナチュラルな寝室の作り方
ナチュラルな寝室の魅力を十分に引き出すには、いくつかの重要なポイントがあります。
家具選びだけでなく、色使いやテクスチャーの組み合わせなどの細部にこだわることで、より心地よい空間を作り出すことが可能です。
ここでは、ナチュラルな寝室の作り方の基本を紹介します。
天然素材を中心に家具やアイテムをセレクトする
ナチュラルな寝室を作るには、自然のぬくもりを感じられるような家具やアイテムの選び方が重要です。
まず、ベッドフレームは木製の物、またはファブリック素材の物を選びましょう。
サイドテーブルや収納家具もベッドフレームと調和する樹種やデザインの木製品を選ぶことで、寝室全体に統一感が生まれます。
また、カーテンやクッションカバーは、綿やリネンなどの自然素材を取り入れてみてください。
見た目のナチュラルな雰囲気はもちろんですが、触れたときの心地よさも楽しめます。
照明のシェードはラタンや木製、紙製の物を選ぶことで、柔らかな光と自然な雰囲気を演出できます。
落ち着いた印象の空間にするために、オレンジ系の電球色にするのがおすすめです。
就寝前に部屋を少し暗くすると、健やかな睡眠を促進する効果が期待できます。
調光できる物を選ぶ、あるいはベッドサイドにテーブルライトを置いて、暗めの演出をしてみてはいかがでしょうか。
光源が直接目に入らないように、設置場所には注意が必要です。
ベージュやグレーなどの淡い色調を取り入れる
部屋のなかでの色使いも、インテリアコーディネートでは大切なポイントです。
ナチュラルな寝室にするには、壁や床・建具などにはオフホワイトやライトグレーなどの淡い色を使用しましょう。
これらの色は自然光を反射し空間を広く明るく見せる効果があるだけでなく、木製家具や植物などとの相性がよく、自然のぬくもりと調和が感じられる心地よい空間を演出できます。
オフホワイトやライトグレーはほかの色との相性もよいため、アクセントカラーを取り入れやすいという利点もあります。
ベッドリネンやカーテンは、淡いベージュやアイボリーを取り入れてみてください。
また、グリーンやブラウンなどのアースカラーを少量加えることで、より豊かな自然の印象を作り出すことができます。
色数を3色程度に抑える
ナチュラルな寝室のカラーコーディネートでは、部屋全体の色数を3色程度に抑えて、すっきりとした印象を作り出すとよいでしょう。
色数が多すぎると視覚的に煩雑になり、落ち着きのある空間を作るのが難しくなります。
ナチュラルなインテリアの特徴であるシンプルで心地よい雰囲気を維持するためにも、色使いを抑えめにすることが重要です。
インテリアカラーコーディネートの黄金比率を参考にすると、より調和のとれた空間演出ができます。
具体的には、ベースカラー(床・壁・建具)を70%、メインカラー(家具・カーテンなど)を25%、アクセントカラー(小物)を5%の割合で使用します。
ナチュラルな寝室の配色例としては、ベースカラーにベージュやオフホワイトなどの淡い色調を70%使用し、メインカラーには木目を活かした家具や床の色を25%取り入れてみてください。
そして、アクセントカラーとしてグリーンや淡いブルーなど、自然を想起させる色を5%程度使用することで、バランスのとれた心地よい空間を演出することができるでしょう。
さらに格上げしたい方必見!ナチュラル寝室のアイデア10選
ナチュラルな寝室の基本的な作り方にプラスして、さらに快適で魅力的な空間にするための10個のアイデアをご紹介します。
ぜひ、コーディネートのコツを参考にしながら、好みや生活スタイルに合わせてアレンジして、リラックスできる寝室空間を作ってみてください。
1.ベッドリネンは肌触りのよいアイテムで揃える
見た目の雰囲気だけでなく、寝心地を左右するベッドリネン選びはとても大切です。
ナチュラルな印象の寝室では、コットン・リネン・シルクなどの天然の素材を選びましょう。
ナチュラルテイストにぴったりの雰囲気を演出し、肌触りのよさも両立できます。
最近では、環境にやさしく抗菌防カビ効果や消臭効果も期待できる竹素材も、寝装品として注目を集めています。
また心地よさを追求するために、季節に合わせて素材を変えてみてください。
夏はさらっとした肌触りのリネンや綿、冬は表面に起毛加工が施され保温性の高いフランネルやマイクロファイバーなどがおすすめです。
季節ごとに最適な素材を使用することで、一年を通して快適な睡眠を実現できます。
2.自然素材を活かした収納家具を選ぶ
ベッドだけでなく、収納家具やサイドテーブルなどの周辺アイテムにも天然素材を活かした物を置きましょう。
木・籐(ラタン)・竹などの天然素材は、ナチュラルな寝室に適していると言えます。
木材はあたたかみのある印象と耐久性、籐は軽量性と通気性、竹は自然環境にやさしいエコな素材でありながら強度の高さを兼ね備えています。
シンプルで直線的なフォルムや、丸みを帯びたやさしいラインのデザインがナチュラルテイストにぴったりです。
不必要な装飾がなく、素材本来の美しさを活かしたデザインを選びましょう。
しかし、天然素材の家具を長く愛用するためには、適切なケアが必要です。
木製品は乾拭きやオイル塗布、籐や竹製品は埃払いと湿気対策を行ってみてください。
3.ベッドの足元に素材にこだわったラグを敷いてみる
寝室のコーディネートでは、ラグの存在も欠かせません。
ラグは床の冷たさを和らげて足元の心地よさをもたらすだけでなく、視覚的にも部屋全体をまとめる重要な役割を果たします。
ナチュラルな寝室に適したラグは、ウール・綿・ジュートなどの天然素材を使用した物です。
ベッドの足元だけに敷くコンパクトなサイズから、ベッド全体を覆う大きなサイズまで、部屋の広さやレイアウトに合わせて選びましょう。
前述の通り、インテリアにおけるカラーの黄金比率を念頭に、ベージュやグレーなどの落ち着いた色調を上手に取り入れてみてください。
無地あるいは、シンプルな柄がナチュラルな空間にはマッチします。
4.クッションを多めに取り入れて贅沢な空間に仕上げる
ワンランク上質な雰囲気を出すために、クッションを多めに取り入れてみるのもおすすめです。
カジュアルな印象になりやすいナチュラルな寝室を、ホテルライクで贅沢な空間に仕上げることができます。
リネンやコットンなどの天然素材で、ベージュやグレーのナチュラルカラーを基調としたクッションカバーを選び、さりげない柄や質感の違いで変化をつけるのがおすすめです。
サイズは、大小さまざまな組み合わせを楽しむことで、より豊かな表情を作り出せます。
一般的に、ダブルベッドなら5〜7個のクッションが適切とされていますが、個人の好みや部屋の広さに応じて調整してみてください。
大きめのクッションを背もたれとして置き、その前に小さめのクッションを重ねるように配置すると、奥行きのある美しい空間を演出できます。
5.自然光を取り入れるために薄手のカーテンを使用する
ナチュラルさを演出するために、薄手のカーテンを使用して自然光を取り入れてみましょう。
朝の柔らかな光が部屋に差し込むことで、明るく開放的な雰囲気を演出できます。
カーテンは素材選びも重要で、ナチュラルな寝室には、適度な透過性を持ちながら、プライバシーを確保できるリネンやシアーコットン・ボイルなどの軽やかな素材がおすすめです。
ベージュやアイボリーなどの淡い色合いや、繊細な植物柄などを選ぶとよいでしょう。
6.間接照明を活用して、柔らかな光環境を作る
間接照明とは、光源を直接見せずに壁や天井に反射させて空間を照らす照明方法のことです。
柔らかな光を生み出し、リラックスした雰囲気を演出するのに適しています。
間接照明を活かした空間を作るには、フロアランプやテーブルランプを効果的に配置することが重要です。
例えば、ベッドサイドに柔らかな光のテーブルランプを置き、部屋の隅にはフロアランプを設置して壁に光を当てると、落ち着いた雰囲気を演出できるでしょう。
また、色温度にもこだわってみてください。
色温度とは光の色味を数値化したもので、単位はケルビン(K)で表され、数値が低いほどあたたかみのある赤っぽい光、高いほど涼しげな青白い光になります。
寝室に向いている電球色は、自然界における夕方の太陽光に近いオレンジがかった電球色(2700K〜3000K)です。
メラトニンの分泌を促進し心身をリラックスさせる効果があると言われており、質の高い睡眠へ導くのに適しています。
朝は5000K〜6500Kの昼光色が目覚めを促し、夜に向けて徐々に色温度を下げることで、自然な生体リズムを維持できます。
調光・調色機能のついた照明器具やライトコントロールシステムを導入すれば、時間帯に応じて光の色温度を調整可能です。
朝の目覚めから夜の良質な睡眠まで、一日を通じて最適な光環境を整えることができるでしょう。
7.観葉植物を置いて、より自然な雰囲気を演出する
寝室に観葉植物を置くことで、より自然な雰囲気を演出できます。
寝室には、空気清浄効果が期待でき低光量でも育つサンスベリアや、限られたスペースでも扱いやすい直立型のドラセナなどがおすすめです。
また、寝室のナチュラルな雰囲気に合う素材や色柄の鉢やカバー選びも、コーディネートに重要なポイントになります。
観葉植物は水やりや日光の管理・葉の手入れなど、定期的なケアが必要なため、メンテナンスが大変だと感じる方は、リアルな見た目のフェイクグリーンを取り入れてみましょう。
本物そっくりの美しさでメンテナンス不要なため、ナチュラルな雰囲気を手軽に演出できるおすすめのアイテムです。
8.アロマディフューザーを設置しリラックス効果を高める
アロマディフューザーを設置することで、ナチュラルな寝室の雰囲気をさらに高め、リラックス効果を促進できます。
寝室に適したエッセンシャルオイルには、ストレス軽減に効果があるとされているラベンダー、ユーカリ、ベルガモットなどがおすすめです。
超音波式・ネブライザー式・加熱式などさまざまな種類のディフューザーがありますが、超音波式は静かなため寝室に向いていると言えるでしょう。
寝室の広さや好みに合わせて選んでみてください。
寝具に直接オイルが付着しないよう、適度な距離を保つように注意が必要です。
9.自然をテーマにしたアートを取り入れる
自然をテーマにしたアートを取り入れることで、より落ち着いた雰囲気を演出できます。
ベージュやグリーン・ブラウンなどのナチュラルカラーを使用した、風景画・植物画・抽象画などが適しています。
部屋全体の調和を保ちながら、穏やかで居心地のよい空間を作り出せるでしょう。
10.空気環境を整える
空気環境を整えることも、ナチュラルな寝室づくりには重要です。
木製や陶磁器製の加湿器を選べば、インテリアのオブジェとしても機能し、部屋の雰囲気を損ねません。
また、定期的な自然換気を行い、新鮮な空気を取り入れることも大切です。
室内の空気質改善には、空気清浄機のような家電だけでなく、空気清浄効果があると言われる観葉植物も役立ちます。
快眠には、湿度管理も大切であり、40〜60%の範囲内に保つことが理想的だと言われています。
季節や気候によっては加湿だけでなく、除湿が必要な場合もあるので、適切な対策を取りましょう。
ナチュラルな寝室におすすめのアイテムを紹介
ここでは、ナチュラルな寝室にぴったりのおすすめアイテムを、3つ厳選してご紹介します。
ALAMANDA 05(アラマンダ 05)|arflex(アルフレックス)
ALAMANDA 05は、ベッドヘッドがクッションになっているため、ゆったりとくつろげる設計が特徴です。
背もたれとしても使えるので、寝る以外の時間も快適に過ごせます。
さらに、arflex(アルフレックス)では上質な寝装品も取り扱っているため、ベッド本体から寝具まで一式揃えることが可能です。
ラグース リビング ローバックチェアー|CondeHouse(カンディハウス)
寝室にゆとりのあるスペースがある場合に最適なアイテムです。
木部のあたたかみと丸みを帯びた座面のデザインが、ナチュラルな寝室の雰囲気に調和します。
ナイト・オウル テーブルランプ|FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)
ナイト・オウルは、木目の美しい円錐型のベースと楕円型のシェードが調和したテーブルランプです。
非対称なシェードから柔らかな楕円形の光が広がります。また、シェードは4方向に取り付け可能です。
ナチュラルな寝室をイメージしたMAYSの実例
MAYSでは、ナチュラルな寝室をはじめとするさまざまなインテリアスタイルの実例を多数手がけてきました。
ここでは、ナチュラルな寝室の実例を二つご紹介します。
ぬくもりと洗練さが融合するナチュラルな寝室
ベージュとブラウンのやさしい色調が心地よい雰囲気を醸し出し、マスタードイエローのアクセントが空間に活気を与えています。
自然な色彩のバランスが、リラックスできる環境と洗練された印象を両立させ、落ち着きとぬくもりを感じさせる寝室となっています。
モダンな雰囲気を加えたナチュラルな寝室
木製フレームのベッドとサイドテーブルが、ナチュラルで落ち着いた空間を演出しています。
そこに加えられたグレーのファブリックが、モダンな雰囲気を添え、ナチュラルでありながら洗練された印象の快適な寝室環境を実現しました。
寝室のインテリアコーディネートなら年間約1,000件の実績を有するMAYSへ
MAYSは豊富な経験と多様なオプションを活かし、お客様一人ひとりのニーズに合わせたインテリアコーディネートサービスを提供しています。
ナチュラルをはじめインテリアスタイルは問いません
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国内外100を超えるブランドと提携しているため、家具だけでなく寝具まで幅広い選択肢から選ぶことができ、統一感のあるインテリアコーディネートが可能です。
細部まで行き届いたコーディネートを行うことで寝室全体が調和し、落ち着いた雰囲気を醸し出すことができるでしょう。
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文・松田 ともみ(インテリアコーディネーター)