引っ越しは家具買い替えの絶好のタイミング!買い取りやリースも検討しよう
引っ越しをするときに、今使っている家具をどうするかは悩ましい課題の一つです。
せっかくなら新しい物に買い替えたいと思うものの、コストもかかるうえに、まだ使えるのにもったいないと考える方もいるでしょう。
しかし、これまで使っていた家具が、引っ越し先でも使えるサイズなのか、新しい部屋の内装に合うのか不安もあります。
新たに買い替えるとしても、似たような悩みが生まれるかもしれません。
そこで本記事では、引っ越しを機に買い替えを検討する家具には、どのような物があり、どのように選ぶとよいのか解説します。
引っ越しのタイミングで家具を買い替える場合のメリット・デメリットや「もったいない」をなくすための家具買い取りサービスもご紹介。
また、新居をワンランク上質にするためのインテリアコーディネートサービスについてもご案内します。
引っ越し時の家具問題を解決し、気持ちよく新しい生活をスタートさせてみませんか?
目次
引っ越し先で買い替えが必要になる代表的家具と選び方のポイント
引っ越しのタイミングで心機一転、家具を買い替えようと考える方は多いでしょう。
まずは、買い替えを検討するとよい家具とは何か、またどんな点に気をつけて選ぶとよいかを解説します。
ソファ
リビング・ダイニングでも目立つ家具と言えばソファです。
これまで使っていたソファにへたりや張り地の汚れ・破れが見られるようなら、引っ越しを機に買い替えてみてはいかがでしょうか。
あるいは、新居の間取りやライフステージの変化に合わせて、ソファのサイズやレイアウトを変更しなければいけないかもしれません。
買い替えるときには、新しい家にマッチするサイズ・デザイン・張り地の色柄を検討してみてください。
テレビボード
引っ越しのタイミングで、テレビを買い替える方も多いでしょう。
テレビのサイズに合わせて、テレビボードの買い替えも必要になるかもしれません。
新居では壁掛けテレビにするケースもあるため、テレビボードが不要になる場合も考えられます。
テレビの大型化に伴い、テレビボードも幅の広い物を用意するときは、搬入経路がきちんと確保できるかあらかじめ確認してみてください。
リビングテーブル・サイドテーブル
ソファ前に大きなリビングテーブルを置いていても、実は意外と使わなかったと感じる方もいるのではないでしょうか。
あるいは、その反対に新居ではソファ周りにゆとりの空間ができたので、リビングテーブルやサイドテーブルのサイズアップを予定しているかもしれません。
ソファの買い替えに合わせて、デザインやほかの家具とのバランスがよいテーブルを選んでみてください。
リビングテーブルやサイドテーブルは、コンパクトなアイテムながら意外とアクセントとして映える家具の一つです。
無難なデザインを選んでしまいがちですが、大理石・ガラス・金属・木などの素材やデザインにこだわり、名脇役になる物を選ぶことをおすすめします。
ダイニングテーブル・チェア
引っ越しによるライフスタイルの変化に合わせて、ダイニングテーブルやチェアの、サイズや数の変更が必要になることがあります。
ソファに次いで、大きく目を引くアイテムなのでこだわって選んでみてください。
リビングとダイニングが一つの空間にある場合は、ソファやリビングテーブルとのバランスを考えてコーディネートするようにします。
テーブルサイズは、チェアを引いたときにゆとりがあるか、隣の人との間が窮屈に感じられないかといった点にも留意して選ぶとよいでしょう。
ベッド・ナイトテーブル
寝室のインテリアは、後回しにしがちです。
とくに、引っ越し前後は物件探しや荷造りなども忙しく、まずはリビング・ダイニングだけでも形になっていればよいと考えてしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし、一日の1/3の時間を過ごす寝室こそ、インテリアにこだわってみませんか。
ベッドやナイトテーブル・収納家具のほかにも、ドレッサーやパーソナルチェアを置いてもよいかもしれません。
新しい暮らしを考えるときには、ぜひ寝室のインテリアも意識してみてください。
照明
間取りや家具レイアウトが変わると必要な照明器具や用途も変わります。
天井に埋め込まれているダウンライト・天井に付けるシーリングライト・吊り下げ型のペンダントライトなど、照明器具の種類もさまざまです。
部屋全体を明るくする照明だけでなく、スタンドライトやテーブルライトを取り入れて、間接照明を楽しむのもおすすめです。
照明計画にこだわると、インテリアの雰囲気がぐっと高まるでしょう。
カーテン
引っ越しをすると、窓の位置・サイズが変わるので、これまで使っていた物が使えなくなるケースがあります。
そのため、カーテンを買い替えなければならないことがよくあります。
目に入る面積も大きいため、インテリアを左右するアイテムになるカーテンも、部屋全体のコーディネートを意識して選んでみてください。
モダンなインテリアには、カーテンだけでなく、ブラインドやロールスクリーンなどのメカものもぴったりです。
うっかり忘れてしまいやすいアイテムですが、あらかじめしっかり選定することで、より素敵なインテリア空間を実現できます。
また、オーダーメイドカーテンの場合は、採寸してから製作するため、早い段階でサイズ感を確認しておくようにしてみてください。
引っ越しのタイミングで家具を買い替えるメリット
引っ越しは家具を買い替えるのに適したタイミングなのでしょうか。
ここでは、引っ越しで家具を買い替えた場合のメリットについて考えてみます。
引っ越し先の雰囲気やテイストに合わせられる
新しい家は、床・壁・建具などの内装材がこれまでの家と異なる可能性があります。
また、好みのテイストや流行のインテリアスタイルが変わることもあるでしょう。
引っ越しは、新居の雰囲気に合わせたインテリアの変更や、憧れのインテリア空間に変えるよいタイミングです。
暮らす場所の変化と同時に家具を変えて、気分を一新させることができます。
既存の家具の掃除や修理の手間を省ける
長く使っている家具は、汚れや傷みが出てきます。
よい物を丁寧に使っていても、経年劣化は避けられません。
せっかくならきれいな状態で引っ越し先でも使いたいと考える方は多いでしょう。
家具の移動のタイミングでメンテナンスをすることもできますが、引き取りや再配達の手配が面倒ではないでしょうか。
新しい家具に買い替えれば、メンテナンスや修理の手間が省けます。
メンテナンスでは直せない傷みがある場合も、引っ越しのタイミングで買い替えてみてください。
新居に運ぶ家具を減らせる
引っ越しで荷造りをすると、思っている以上に物が多いことに気づきます。
想像していたよりも運ばなければいけない荷物が増えてしまい、荷造りの段階で焦りを感じる方もいるのではないでしょうか。
引っ越し前に不要な家具を手放しておけば、引っ越しの荷物が減ります。
引っ越し代金も安く済ませられると同時に、荷造り・荷ほどきの手間を減らして、楽に引っ越しができるようになります。
心機一転、上質な暮らしを手に入れられる
引っ越しのタイミングで家具を買い変えて、これまでの暮らしとは異なる新たなインテリアテイストにしてみましょう。
心機一転、新しい生活を楽しめると同時に、新しい家具で上質な暮らしを手に入れられます。
引っ越しのタイミングで家具を買い替えるデメリット
引っ越しのタイミングでの家具買い替えには、さまざまなメリットがあります。
一方で、引っ越し前に家具をそろえると失敗しやすいといったデメリットも考えられます。
買い替え費用が必要になり既存家具を使い続けるよりも費用がかかる
新しく家具を買えば、購入費用がかかる点はデメリットと言えるのではないでしょうか。
賃貸マンションでの引っ越しは、敷金・礼金のほか数ヵ月分の家賃をまとめて支払わなければならないことが多いでしょう。
また、引っ越しにも費用がかかります。
そのうえで、家具を買い替えるとなるとコスト負担が大きくなることは避けられません。
メンテナンスをしたとしても、新規購入よりは安く済むため、既存家具を使い続けるほうが費用負担を軽減できます。
引っ越し先が決まる前に家具をそろえるとインテリアにマッチしないかもしれない
引っ越し先が決まっていない段階、あるいは内装や間取りが確認できないタイミングで家具を買い替えるとさまざまな問題が発生します。
例えば、新居の内装に合わないデザイン・カラーになる場合もあるでしょう。
また、間取りや広さが引っ越し前の家と異なり、家具のサイズが合わない可能性も考えられます。
家具のレイアウトでも失敗するかもしれません。
例えば、次のような失敗が挙げられます。
- L字型ソファの位置が、動線を邪魔して出入りがしづらくなる
- ダイニングテーブルが大きすぎて、チェアを引き出すための十分なスペースが取れない
- 収納とほかの家具が干渉してしまい、引き出しが全て開けられない
- テレビ用のコンセント位置が把握できなかったために、ソファとテレビボードの配置が予定と逆になってしまう
- ダイニングテーブルの上に、ペンダントライトを吊るしたかったが、位置が合わない
このような失敗を防ぐためにも、家具の買い替えには事前の内見・採寸・確認が重要です。
事前に確認を怠ると搬入経路がなく購入した家具が部屋に入らない可能性もある
部屋の中のレイアウトやサイズだけが問題ではありません。
新居の間取り図や現場採寸で、部屋のレイアウトは検討したものの、エントランス・エレベーター・通路が狭くて搬入できないこともあるからです。
ソファ・ダイニングテーブル・テレビボード・ベッドなどの大型家具は、部屋に設置ができても、搬出入ができない可能性があります。
あらかじめ、搬入経路がしっかり確保できるか、分解して搬入できる家具なのかを確認してから選ぶようにしてみてください。
買い替えをする場合、既存の家具はどうすれば?
ソファやダイニングテーブルなどの大型家具は、簡単に処分することができないため、処理に困ります。
引っ越しのタイミングで、新しく家具を買い替えた場合、これまで使っていた家具はどうすればよいのでしょうか。
大型家具の処分には、主に次の3つの方法があります。
- 自治体のサービスを利用する
- 不用品回収業者に依頼する
- 家具の買取サービスを利用する
自治体の粗大ゴミに出す方法は、コストは安く済みますが「指定の場所まで運ばなければいけない」「回収日が少なく引っ越し前に調整しにくい」などのデメリットがあります。
また、まだ使える家具を廃棄してしまうのは、エコの観点からもできれば控えたいと考える方もいるでしょう。
家具の買取サービスなら、使わなくなった家具を買い取ってもらえるうえに、メンテナンスをして使いたい人へつないでいけます。
MAYSでは、サステナブルな社会への取り組みの一つとして、愛着を持って使い続けてきたブランド家具の買い取りも行っています。
廃棄するだけでなく、新たな輝きを持たせて活かす方法として、不要家具の買取サービスも検討してみてはいかがでしょうか。
持続可能な社会の実現に注力するMAYSのインテリアサービス
ブランド家具の買い取りは、引っ越しで新しい家具の購入を検討している方にとって、嬉しいサービスの一つです。
MAYSでは、このような家具買取サービスだけでなく、引っ越しが多い方向けのリース/レンタルサービスや、これまで以上に素敵な暮らしを実現するためのインテリアコーディネートサービスをご提供しています。
新居の間取りにぴったりのレイアウトやお好みに合わせた家具選定など、引っ越し前・引っ越し後にかかわらず役に立つ魅力あるサービスを詳しくご紹介します。
引っ越しが多い方必見!リース/レンタルサービス
単身赴任や転勤が多い方、セカンドハウスをお持ちの方などに便利に活用いただけるのが、リース/レンタルサービスです。
リース期間終了後に返却できるので、引っ越し先で使えない家具でも廃棄する必要がありません。
また、なにかとお金のかかる引っ越しでも、リース/レンタルなら初期費用を抑えられます。
お気に入りのデザイナーズ家具や憧れの高級家具を諦めずに、新居で使うこともできるでしょう。
リース期間終了後は、お値打ち価格での買い取りも可能です。
新居用に新しく家具を買う場合にも、リースアップ品を組み合わせて提案することもできます。
家具の買い取りサービスで引っ越しの負担を軽減
新居では使えない既存家具の廃棄や不用品回収の処理は、引っ越し準備で忙しいなかでも手間がかかる作業の一つです。
MAYSでは、ブランド家具の買い取りサービスを行っています。
まだ使えるのに新居には設置できない家具を手放して、引っ越し時の負担を軽減する方法として利用していただきたいサービスです。
買い取った家具は、長い経験で培った独自の技術を用いてしっかりメンテナンスをし、新たに生まれ変わらせています。
増え続ける粗大ゴミ問題にも真摯に向き合い、サステナブルな社会への取り組みの一つとしても、家具のリユースに力を入れています。
新しい暮らしをワンランク上質にするインテリアコーディネートサービス
新しい生活を始めるなら、おしゃれで居心地のよいインテリアにしたいのではないでしょうか。
MAYSでは、新居での暮らしをよりよくするためのコーディネートサービスを提供しています。
好みのインテリアテイストに合わせた家具選定だけでなく、生活動線を意識した暮らしやすいレイアウト提案など、プロならではの視点でワンランク上質な暮らしを実現しませんか。
国内外100以上のブランドを取り扱っているので、好みのインテリアに合う商品が見つかります。
また家具だけでなく、照明やカーテン・アートなど、幅広いラインナップがあるので、トータルコーディネートを実現できるでしょう。
内見・採寸で間違いないレイアウトを提案
事前に内見・採寸を行い、実際の生活を見据えた提案を行います。
適切なサイズの家具を選び、暮らしやすい家具レイアウトになるので、「出入りがしにくい」「通路が狭かった」などの失敗がありません。
見た目のよさだけでなく、暮らす人の居心地のよさにも着目して、しっかりとご提案をしています。
提案から納品までワンストップ対応で楽々
MAYSのサービスは、家具やインテリアのご提案だけでなく、配送までワンストップ対応可能です。
家具選びは楽しさがある反面、いくつもの店舗をまわって購入手続きをしたり、配送手配をしたりと非常に大変です。
MAYSのプレミアムコーディネートサービスなら、異なるブランドの商品でも、購入・配送は一括で手配するので、手間がかかりません。
商品は一度倉庫に集約してからまとめて配送しますので、思いのほか時間がかかる納品立ち会いも1日で完結可能です。
納品時には、組み立て設置や廃材の引き取り処分も行いますので、すぐに新生活を始められます。
文・松田 ともみ(インテリアコーディネーター)