おしゃれな暮らしを実現!モデルルームのようなリビングのコツとは?
引っ越しを検討中に物件の内見として、モデルルームを訪れることは多いでしょう。
雑誌やSNSで見るような、モデルルームのインテリアコーディネートに憧れる方もたくさんいるのではないでしょうか。
自身のリビングも、モデルルームのようにおしゃれにしたいと考えるものの、具体的にどうすればよいのかわからず悩んでいませんか?
本記事では、モデルルームがどうしておしゃれなのかを詳しく解説します。
モデルルームやオフィスのインテリアコーディネートも数多く手掛けるMAYSによるプロの視点で、インテリアコーディネートをするときの具体的なコツもご紹介します。
コーディネートのポイントを意識すれば、モデルルームのようにおしゃれで居心地のよいリビング空間を実現できますよ。
目次
なぜモデルルームは素敵なのか
モデルルームは、多くの場合、インテリアコーディネーターやデザイナーがコーディネートをしています。
おしゃれで素敵な空間なのは、「プロのセンス」に頼っているからだと感じているかもしれません。
しかし実は、センスだけでなくセオリーを意識してコーディネートしています。
とくに、リラックスしたり来訪者と過ごしたり、さまざまな使い方をするリビングは居心地のよさも重要です。
まずは、なぜモデルルームが素敵で居心地がよいのかという理由について考えてみます。
適切なサイズの家具が置かれている
デザイン性の高い家具がそろっていても、部屋の広さに合っていないと窮屈に感じますし、想定する使用人数に適していないサイズの家具では暮らしが成立しません。
そこで、部屋の広さや間取り・ライフスタイルに合う家具を用意する必要があります。
モデルルームは、物件購入者を具体的にイメージしながら家具選定をしているため、見た目のよさだけでなく生活しやすい環境になっています。
過ごしやすさも考慮した配置になっている
家具のサイズだけでなく、通路をしっかり確保し、空間にゆとりある余白を作れているかどうかも過ごしやすさに関わります。
リビングなら、ソファとテレビとの距離感や、リビングテーブル・サイドテーブルとの位置関係、そしてサイズとのバランスもしっかり計画することが重要です。
また、家族構成や生活リズムに合わせた配置になっているかといった、ライフステージ・ライフスタイルも考えて家具の選定・レイアウトを検討しなければなりません。
インテリアテイストに統一感がある
モデルルームは、部屋全体で統一感のあるコーディネートになるようにしています。
一つひとつの家具がデザイン性・機能性に優れていても、ほかの家具とバランスが悪いとおしゃれな印象にはなりません。
ダイニングやキッチンなどがリビングと同じ空間にある場合は、それらの連続する部屋も統一感を持たせています。
適切なカラーコーディネートができている
モデルルームでは、カラーの黄金比率を意識したバランスのよい配色計画がされています。
インテリアのカラー黄金比率は「ベースカラー(床・天井・壁):メインカラー(家具):アクセントカラー(小物)=7:2.5:0.5」です。
リビングやダイニングは、家具やインテリアアイテムの数も多いため、バランスよくカラーコーディネートをする必要があるでしょう。
モデルルームでは、インテリアテイストに合わせて適切な色の選択を行っています。
家具以外のアイテムも意識されている
生活をするには必要最低限の家具が用意されていれば問題ありません。
しかし、より快適に暮らすためには、カーテン・照明・インテリアグリーン・アート・小物などのほか、音・香り・空気・温度・湿度など目に見えない環境作りも重要です。
一見、インテリアコーディネートには関わりがないように感じる、このような目に見えない要素にも配慮されていると、居心地のよい空間作りにつながります。
モデルルームのような素敵なリビングを実現する6つのテクニック
モデルルームでは、インテリアのプロがさまざまなポイントを意識して空間作りをしています。
それらのポイントを押さえ、セオリーに従ってインテリアコーディネートをすれば、モデルルームのようなおしゃれなリビングにすることが可能です。
ここでは、リビングにおいて居心地がよく素敵な暮らしを実現する6つのテクニックをご紹介します。
インテリアテイストを決める
まずは、どのような雰囲気のコーディネートをするかを考えます。
インテリアのテイストは、モダン・ナチュラル・ヴィンテージ・ラグジュアリー・北欧風・韓国風など、さまざまな言葉で表現されています。
部屋全体の統一感を出すために、テイストを絞り込むとよいでしょう。
しかし、それぞれの言葉が表現するテイストを具体的にイメージするのは、難しいかもしれません。
雑誌やSNSなどで気に入るインテリアの画像をいくつか探すと、好みの雰囲気をつかめますので、方向性を絞ってみてください。
部屋の間取り・広さに合わせた家具を選ぶ
インテリアテイストが絞られたら、マッチしたデザイン・色の家具をピックアップしてみてください。
例えば、シンプルモダンなリビングにしたい場合は装飾性の少ない、直線的なデザインのソファやガラスのリビングテーブルなどが合います。
しかし、デザインがぴったりでも、サイズが大きすぎたり小さすぎたりすると生活がしにくくなります。
そのため、部屋の広さや使う人数に合わせて適切なサイズの家具を選択しなければいけません。
ソファは一人幅60cm以上必要といった、目安になるサイズを参考にしてみるとわかりやすいでしょう。
インテリアショップなどで見かける「〇人掛け」と書かれているサイズには明確な決まりはありませんが、おおよそのサイズ感を知る目安になるので参考にしてみてください。
生活動線を意識してレイアウトを決める
ソファ・リビングテーブル・テレビボードなど、リビングでどのような家具を用意するかを決めたら、配置計画を行います。
リビングの周辺には、キッチンやダイニング・ベランダ・寝室や子ども部屋などの居室があり、それらの部屋への移動ルートが必要です。
ライフスタイルに合わせた生活動線を意識して、通路となる余白を作りながら家具のレイアウトを決めてみてください。
また、ソファに座ったときのテレビまでの距離も、意識しておくとよいポイントです。
一般的には、テレビの高さの約3倍の距離が見やすいといわれています。
(4Kの場合は、1.5倍。)
字幕の見やすさや音の聞こえやすさも合わせて考慮しながら、適切な配置を検討するとよいでしょう。
カラーコーディネートをする
モデルルームのような部屋作りを成功させる重要なポイントの一つが、カラーコーディネートです。
好みのインテリアテイストに合わせたカラーコーディネートを意識してみてください。
黄金比率に合わせた色の分量を意識しながら、全体のバランスを調整するとよいでしょう。
例えば、ナチュラルな北欧インテリアが好みなら、次のようなイメージでカラーコーディネートをしてみてはいかがでしょうか。
- ベースカラー(70%):白・オフホワイトなどの壁・天井と明るい木製フローリングの床材
- メインカラー(25%):ライトグレーやパステルイエロー・パステルブルーなど、彩度が低く明度が高い色のソファとカーテン
- アクセントカラー(5%):トレンドを意識したアクセントカラーを持つクッションや小物
必ずしも、複数の色を使う必要はありません。
シンプルモダンのインテリアなら、白・黒だけのモノトーンカラーの構成もマッチします。
殺風景に感じられる場合は、ガラスや金属などの無機質な素材を取り入れたり、アクセントカラーを加えたりするとよいでしょう。
照明計画をしっかり行う
居心地のよい空間には、照明の計画が重要です。
天井から部屋全体を明るくするシーリングライトや吊り下げ型のペンダントライト、床やテーブルの上に置くスタンドライトなど、さまざまな照明器具を組み合わせてみてください。
明るい場所と暗い場所をあえて作ることで、部屋にリズムが生まれます。
また、電球の色にこだわるとよりインテリアテイストにマッチし、居心地のよい空間演出が可能です。
オレンジ色の「電球色」は、リラックスするリビング空間にぴったりの色ですが、近未来的なモダン空間がお好みであれば白っぽい光色の「昼白色」を用いてもよいかもしれません。
光の量や色を調節できる器具・電球もあるため、時間や過ごし方によって適宜コントロールしてみてもよいでしょう。
家具以外のアイテムにもこだわる
より快適な暮らしを送るためにも、ソファやテーブルのような家具や、照明器具・カーテン・ラグなどにこだわるだけでなく、目に見えない環境にも配慮をしてみてください。
具体的には、次のような点を意識するとよいでしょう。
- 音:好きな音楽をかける・不快な音をなくす(遮音・吸音)
- 匂い:消臭、アロマ
- 空気清浄
- 温度・湿度の管理
- アートやインテリアグリーンでより居心地のよい空間演出をする
キッチン・ダイニング・リビングが一つの空間にある場合、調理中の匂いや音がリビングでくつろぐ際の妨げになる可能性があります。
十分な換気設備が用意されているかどうかといった、間取りや窓の位置・住宅設備もあらかじめチェックしておくことをおすすめします。
MAYSだからこそ実現するモデルルームのようなコーディネート実例
MAYSでは、モデルルームさながらのおしゃれなコーディネートを手掛けています。
数ある事例のなかから、厳選して2例をご紹介します。
上品さ漂うナチュラルなリビング
優しい雰囲気の明るい空間になじむグレーのファブリックソファと、パーソナルチェアを設置したリビングです。
広々とした空間で、ゆとりのあるレイアウトを実現しています。
スタイリッシュな一人暮らしのリビング
赤味がかった光沢のある床材とコンクリートの壁が特徴的なワンルームマンションです。
ブラックの家具を設置し、クールでかっこいいモダン空間を演出しました。
ワンルームでもパーソナルチェアを置けば、リラックスできるリビングスペースを作れます。
モデルルームのようなコーディネートが難しい場合はMAYSへ
インテリアコーディネートのコツがわかっても、自分で実施するにはハードルが高いと感じる方や忙しくて十分な時間が取れない方は、インテリアのプロに任せてみてはいかがでしょうか。
MAYSでは、東京都港区を中心に年間約1,000件のインテリアコーディネートを手掛けています。
モデルルームのような、素敵な暮らしを実現するサービスをご紹介しますので、プロに依頼したいと考える方はぜひ参考にしてみてください。
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マンション・戸建て・オフィスをはじめ、モデルルームのコーディネートも手掛けるインテリアコーディネーターが専属でプランを作成します。
さまざまなインテリアテイストに対応できる、経験・知識が豊富なコーディネーターなので、安心してお任せください。
内見や採寸の上でご提案するため後悔がありません
事前に、物件の内見・採寸を行い、適切なサイズ・レイアウトを検討しています。
おしゃれなだけでなく、生活動線を意識したレイアウト計画で暮らしやすいコーディネートを実現できます。
国内外100のブランドから家具の購入も可能
家具だけでなく、照明・カーテン・小物・インテリアグリーン・アートなど、幅広い商品を取り扱っています。
ご提案した商品はすべて購入可能です。
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文・松田 ともみ(インテリアコーディネーター)