注目を集めるモデルハウスのインテリアコーディネートで意識すべき9つのポイント
「モデルハウスの家具配置や色使いに悩んでいる…」
「来場者が物件の広さや機能性、住み心地をイメージできていない…」
そんな悩みを抱える不動産業者は少なくありません。
ターゲット層の生活スタイルや好みを把握し、快適で機能的な空間を作り出すには、多くの知識と経験が必要です。
本記事では、来場者が「ここに住みたい」と感じる、居心地のよい空間作りのポイントを詳しく解説します。
家具だけでなく、照明やカーテン・小物・アートなどの幅広いインテリアアイテムを扱い、数多くのモデルルームコーディネートを手掛けてきたMAYSのプロ視点による、実践的なポイント解説です。
物件の広さ・機能性・デザイン性を最大限に引き出し、来場者の期待に応えるモデルハウスにするアイデアをぜひ参考にしてみてください。
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目次
注目を集めるモデルハウスを作るには?インテリアのプロが教える9つのポイント
モデルハウスのインテリアコーディネートは、来場者の心をつかみ、物件の魅力を最大限に引き出すために重要な要素です。
ここでは、効果的なインテリアコーディネートのポイントを9つ紹介します。
ポイント1.ターゲットとコンセプトを明確にする
モデルハウスのインテリアコーディネートを成功させるためには、まず自社の顧客層を分析した明確なターゲット設定とコンセプト作りが重要です。
例えば「30代共働き夫婦と小学生の子どもがいる世帯向けの北欧ナチュラルインテリア」といった具合に、具体的なイメージを描くことから始めます。
ターゲット設定では、年齢層・家族構成・世帯年収・ライフスタイルなどの基本的な要素に加え、好みそうなデザインテイストや必要とする機能・特徴まで詳細に検討してみてください。
このように、詳細な設定を考えると、ターゲットのニーズに合った空間設計や、実際の生活シーンを想定した提案が可能になります。
また、予算設定も重要なポイントです。
ターゲット層の購買力を考慮し、適切な予算帯で家具やインテリアアイテムを選定することで、より現実的で魅力的な空間作りを実現できるでしょう。
ポイント2.カラーコーディネートで統一感をもたせる
カラーコーディネートは、モデルハウスの印象を大きく左右する重要な要素です。
壁紙、家具、ファブリックなどの色調を統一することで、洗練された空間を演出してみましょう。
空間に対して、ベースカラー:メインカラー:アクセントカラー=7:2.5:0.5の割合が、カラーコーディネートの黄金比率と言われています。
この比率を参考にしながら、色のバランスを整えてみてください。
空間にメリハリを持たせるために、アクセントクロスやファブリック、小物などを効果的に取り入れることも大切です。
また、自然光の入り方によって色の見え方が変化することを考慮し、時間帯による印象の変化も考える必要もあるでしょう。
リビングやダイニング、寝室など、各部屋の用途に応じて適切な色の選択も、魅力的なコーディネートにつながります。
ポイント3.動線を意識した家具レイアウトにする
来場者が実際の暮らしをイメージできる、自然な動線を意識した家具レイアウトは重要なポイントの一つです。
とくに、まず足を踏み入れる玄関からリビングまでの導線を意識し、寝室や子供部屋、トイレやバスルームなどの移動がスムーズになるよう計画を立てましょう。
元々の間取りによっては、家具の配置が難しいケースもあるかもしれません。
しかし、適切な家具選定やレイアウトを行うことで、間取りのデメリットをカバーできます。
レイアウトを考える際には、通路幅(60〜80cm)の確保や、窓やドア・収納家具の開閉に必要なスペースも考慮してみてください。
また、部屋全体の見通しをよくするため、視線の抜けを意識した配置計画も大切です。
背の高い収納家具は圧迫感があるため、腰高の物を選ぶ、オープン棚で抜け感を演出するといった方法が効果的です。
ポイント4.照明計画はペンダントライトを中心に間接照明も取り入れる
シーリングライトと比べて演出性が高く、デザイン性の高いペンダント照明を効果的に取り入れることで、空間全体の上部にもアクセントを加えられます。
さらに、間接照明を効果的に配置して、空間に奥行きと立体感を生み出してみましょう。
照明の色味(色温度)にもこだわってみてください。
昼白色(5000K)と電球色(3000K)などを使い分けることで、時間帯や用途に応じた雰囲気作りが可能になります。
リビングやダイニング、在宅ワークスペースや寝室子供部屋など、各部屋の用途に合わせた照明選びも重要です。
調光・調色機能付きの照明を採用すれば、より細やかな光量・光色調整ができます。
最近では、プロジェクター機能付きの照明といった、新しい機能を備えた製品も登場しており、より豊かな空間演出が可能になっています。
ポイント5.収納スペースは実用性と美しさの両面から検討する
収納計画は、モデルハウスの来場者にとって気になるポイントではないでしょうか。
そこで、しっかりと収納ができる実用性と見た目のよさ、部屋の雰囲気を邪魔しない配置を行うことが大切です。
部屋の雰囲気と、家具やインテリアの色・素材・デザインに統一感を持たせ、見せる収納と隠す収納をバランスよく配置すれば、整理整頓と美しさを両立させられるでしょう。
日常的に使う物は手の届きやすい場所に、季節物は奥まった場所に配置するなど、実用的なアイデア提案も必要です。
整理整頓がしやすい収納システムを提案することで、来場者に暮らしやすさをアピールできます。
とくに、子育て世帯向けには、おもちゃや学用品の収納など、家族の成長に合わせた収納アイデアを具体的にイメージできるような家具や小物を用意してみてください。
ポイント6.トレンドを取り入れてより魅力的に演出する
インテリアのトレンドは常に進化しています。
以前のモデルハウスでは濃い色の床材が主流でしたが、現在は内装にグレージュのようなくすみカラーを取り入れ、床材を明るくすることで、よりナチュラルモダンな空間を演出するのがトレンドです。
近年、人気のインテリアスタイルとして、次のようなスタイルが注目を集めています。
- シンプルでありながらあたたかみのある北欧テイスト
- 日本と北欧の要素を掛け合わせたジャパンディ
- モノトーンを基調とした韓国インテリア
- 無骨な質感が特徴的なインダストリアルインテリア
また、インテリアカラーもトレンドに合わせて選択することが重要です。
落ち着いた雰囲気のグレージュや、アクセントとして使用するレトロポップカラーなど、トレンド感のある色使いを意識しましょう。
さらに、最新のインテリアアイテムやSNSで人気の空間演出テクニックを取り入れることで、より魅力的な空間を作り出すことができます。
ポイント7.暮らしをイメージできる家具・アイテムを導入する
モデルハウスのインテリアコーディネートで最も重要なのは、ターゲット層の実際の暮らしを再現することです。
おしゃれな空間作りも大切ですが、来場者が自分たちの生活をイメージできなければ、その魅力は半減してしまいます。
そのため、各部屋には実生活で使用する家具をバランスよく配置することが必要です。
リビングにはターゲット層に適したサイズのソファやダイニングセットを置き、キッチンには実用的な調理器具や食器類をディスプレイします。
寝室には適切なサイズのベッドと収納家具を設置し、子育て世帯向けの物件では子ども用の家具や収納アイテムも取り入れましょう。
また、昨今の在宅ワーク需要に応えるため、機能的なデスクスペースの提案も欠かせません。
さらに、季節に合わせた小物やファブリックを使用することで、より生活感のある空間を演出できます。
ポイント8.季節感のある装飾で雰囲気を高める
季節の植物やグリーンを効果的に取り入れて、生活をより豊かにする空間を演出してみましょう。
春には桜、夏には観葉植物、秋には紅葉、冬には松や実など季節に合う植物を選んでみてください。
しかし、生花をはじめ生きている植物はメンテナンスが必要です。
モデルハウスには、常にメンテナンスできるスタッフがいない可能性もあり、最適なケアができないかもしれません。
そのような場合は、フェイクグリーンやフェイクフラワー、ドライフラワーを使うとよいでしょう。
インテリアファブリックも、季節感を演出する重要なアイテムです。
クッションカバーやブランケットを季節に合わせて変更することで、空間の印象を手軽に変えられます。
また、窓際やテラス、玄関やリビングには季節感のあるディスプレイコーナーを作り、アロマディフューザーなどで香りの演出を加えることで、来場者が居心地よく感じられる空間を作れます。
ポイント9.インテリアのプロとの協力体制を構築する
モデルハウスのインテリアコーディネートをより効果的に行うためには、経験豊富なプロフェッショナルとの協力体制が必要です。
具体的にどのような連携や体制を取るとよいかを解説します。
多彩なコーディネート実績を持つコーディネーターに依頼する
経験豊富なプロフェッショナルに依頼することで、より魅力的な空間設計ができます。
専門性の高いインテリアコーディネーターは、最新のトレンドにも敏感で多様なデザインテイストに精通しており、予算に応じた適切な家具選びができる知識を持っています。
また、工程管理を理解し、施工業者やメーカーとの円滑なコミュニケーションが取れることも重要な要素です。
このような総合的なスキルを持つコーディネーターとの協力体制は、モデルハウスの成功に大きく関わります。
施工業者との連携をしっかり行う
施工業者との綿密な打ち合わせと連携は、モデルハウスの完成度を左右する重要な要素です。
電気配線や照明器具の取り付け位置の正確な把握、家具の搬入経路と設置場所の確認、建物を傷つけないような細心の配慮も必要です。
このように、設置・施工後の細かい調整や修正にも迅速に対応できる体制を整えることで、理想的なモデルハウスを実現できます。
定期的なメンテナンス体制を整える
モデルハウスの魅力を長期的に維持するために、定期的なメンテナンス体制を作っておく必要もあるでしょう。
日常的な清掃や月1回の大掃除などの清掃スケジュールを設定し、不特定多数の人が触れる家具やインテリアの傷や破損をチェックする定期点検もしなければいけません。
また、照明器具の点検と電球交換、エアコンや換気システムのメンテナンスなど、設備面のケアも重要です。
季節感を演出する装飾は春夏秋冬に応じて適切に更新し、グリーンや植物のメンテナンスをします。(生花の場合は水やりや剪定、フェイクグリーンの場合はほこりのケアなど)
さらに、快適な空間を保つため、消臭・芳香剤の定期的な補充や交換も欠かさずに行いましょう。
MAYSが手掛けたモデルルームのインテリアコーディネート事例
こちらは、モデルハウスではなくマンションのモデルルームですが、大空間を魅力的に見せる事例としてご紹介します。
洗練された都会的な雰囲気のマンションモデルルームをリニューアルした事例で、広々としたリビングダイニング空間をエレガントな雰囲気にコーディネートしました。
リニューアル前の明るいテイストのコーディネートはそのまま活かしながら、空間をアップデートさせるご提案です。
クラシカルな内装に、軽やかで上品なインテリアアイテムを組み合わせることで、モダンで居心地のよい空間を実現しました。
モデルハウスのインテリアコーディネートでMAYSが支持されている理由
MAYSは、豊富な経験と専門知識を活かし、多くのお客様から支持されています。
専任制のインテリアコーディネーターによる一貫したサービス、年間1,000件以上の実績、幅広いインテリアアイテムの取り扱い、そして柔軟な対応力が私たちの強みです。
ここでは、MAYSが選ばれている理由を詳しく紹介します。
インテリアコーディネーターは専任制
MAYSでは、インテリアコーディネーターを専任制にすることで、お客様のご要望に一貫した対応を実現しています。
各コーディネーターは豊富な実績を持つだけでなく、最新のトレンドを取り入れた空間作りが得意です。
お客様のイメージや予算に合わせて、多彩なデザインの提案を行っています。
東京都港区を中心に年間1,000件の実績を保有
東京都港区を中心に年間1,000件以上のインテリアコーディネートを手掛けています。
高級マンションのモデルルームから戸建てのモデルハウスまで、幅広い物件のインテリアコーディネートの実績があります。
豊富な経験と専門知識を活かし、物件の特徴や魅力を最大限に引き出す空間作りのサポートが可能です。
グリーンやアートなどインテリア小物まで対応
家具だけでなく、照明器具やカーテン・小物・アート・植物など、インテリア小物まで幅広く取り扱っています。
空間の雰囲気を大きく左右する植物は、生花やフェイクグリーンを目的に応じて使い分け、季節感や空間の特徴に合わせた提案をします。
また、空間のテイストに合わせたアートの選定により、空間を引き立てる演出が可能です。
家具の購入から一括配送、設置までワンストップ対応
家具の購入から一括配送、設置まで一貫したサービスを提供しています。
高級家具の扱いに慣れた専門スタッフが、家具や建物に傷をつけないようにしっかり養生をして、丁寧に開梱設置しますので、安心してお任せください。
リース/レンタルも可能だから柔軟なコーディネートを実現
家具や小物のリース/レンタルプランも充実しているため、予算や期間に応じて柔軟な対応が可能です。
短期間のホームステージングから長期的なモデルハウスの演出まで、さまざまなニーズに対応できます。
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MAYSでは、モデルハウスのコーディネートに限らず、インテリアについてのさまざまな悩みを解決に導くサービスをご提供しています。
しかし、どのように相談すればよいかわからない、気軽に聞いてよいか迷う、という方もいるかもしれません。
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お客様のご要望やご予算、物件の特徴などについて、専任のインテリアコーディネーターが丁寧にヒアリングし、インテリアに関するもやもやを解消します。
まずは、お気軽にお問い合わせください。
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文・松田 ともみ(インテリアコーディネーター)