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高級ベッドで質の高い睡眠を。エグゼクティブにおすすめなベッドとは?

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重要な決定を迫られることの多いエグゼクティブは、日々の疲れをしっかり癒しリセットする必要があります。

しかし、緊張感を抱えたままの状態でゆっくり眠れず、疲れを翌日に残してしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。

健康的に働き続けるためにも、睡眠の質を高めることが重要です。

そこで本記事では、高級なベッドマットレスやベッドフレームの特徴、選び方を解説します。

また、おすすめの高級ベッドマットレス・ベッドフレームをご紹介しますので、好みの寝心地やインテリアに合わせたベッドを見つけてみてください。

心地よい寝室空間・ベッドで質の高い眠りを実現して、心身の疲れを癒しましょう。

上質な高級ベッドでぐっすり眠れれば、一日の始まりからすっきり爽やかに過ごせますよ。

高級ベッドのマットレス素材の特徴

高級なマットレスは寝心地がよく、快適な眠りに導いてくれますが、それはいったいなぜでしょうか。

マットレスの素材は、ウレタン・樹脂製・スプリング製などさまざまです。そのなかでも多くの高級ベッドのマットレスには、高品質のスプリングマットレスが使われています。

まずは、マットレスの素材の違いを解説しますので、その違いを比べて高級なマットレスが寝心地のよい理由を見つけてみてください。

注意!
スプリングマットレスと言っても、その上の層にはウレタンフォームなどのノンコイル素材が使用されており、スプリングマットレスを選ぶ上でノンコイル素材を理解しておくことは重要です。

ウレタン・樹脂製

比較的安価な価格帯にウレタン素材や樹脂製があります。

ポリウレタンを発泡させて固めたポリウレタンフォームや、ポリエチレンなどを固めたファイバー素材などで作られたマットレスです。

ウレタンは反発性とクッション性を備えたマットレスですが、通気性が悪いデメリットもあります。

なお、ウレタンには主に高反発ウレタンと低反発ウレタンがあり、それぞれの特徴は以下の通りです。

  • 高反発ウレタン:押し返す力の強い高反発ウレタンはかための寝心地。寝返りがしやすく耐久性も確保されている
  • 低反発ウレタン:高反発ウレタンと比較し押し返す力が弱く、やわらかい寝心地。自然と体にフィットする質感が魅力。一方で、体重がかかると反発しにくいため寝返りは打ちづらい

ファイバー樹脂製のマットレスは、圧倒的な通気性のよさが魅力です。

さらに、水洗いもできることから、衛生面が気になる方にも人気が高まっています。

薄型のファイバー樹脂製マットレスをマットレストッパーとして、布団やほかのベッドマットレスに重ねる方法もあります。

ラテックスとは、ゴム樹液を原料としたマットレスのことです。

「天然100%ラテックス」「天然ラテックス(80%以上天然)」「合成ラテックス」の3種類があり、熱がこもりやすい・ゴム臭がする・重いと言ったデメリットを持っています。

しかし、天然100%ラテックスのマットレスには、ダニやカビが発生しにくく、耐久性が高いというメリットもあります。

コイル(スプリング)製

高級なマットレスに使われることの多いコイルを使った物には、どのようなタイプがあるでしょうか。

そもそも、コイルマットレスとは、マットレスの芯材となる部分にコイル(バネ)を採用した構造のことです。

マットレスは、次の3つの層で構成されています。

  • スプリング層:弾力性を左右するコイルを芯材とした層
  • クッション層:コイルが体にあたるのを防ぐやわらかい層
  • キルト層:一番外側の肌にあたる生地層

これら一つひとつの素材が、マットレス全体の仕上がりにつながります。

またコイルの形状には、次の2種類があります。

  • ポケットコイル:コイルスプリングを一つひとつ不織布の袋に入れて敷き詰めた物
  • ボンネルコイル:複数のコイルスプリングを連結した物

コイル量が少なく簡単に作れるボンネルコイルは、耐久性が高く比較的安価です。一方、ギシギシとしたきしみが気になるケースがあります。

ポケットコイルは、ボンネルコイルよりも耐久性は劣るものの、横揺れがしにくく安定した寝心地を実現できます。

寝る際にも振動が伝わりにくいので、2人で寝る際にもおすすめです。

高級なマットレスに使われるスプリングの特徴

高級なマットレスの多くには、芯材として高品質なスプリングが使われています。

品質を向上させるために、ポケットコイルの主材料における成分調整から行っているメーカーもあるほどです。

品質の高いスプリングには耐久性の高い鋼線が使われ、高い圧縮率でしっかりとした弾力を作り体を支えます。

かたさのコントロールは、鋼線の太さの違いなどで行っています。

また、コイルを包む不織布の強度や品質も重要です。

高密度で通気性のよい不織布が使われていれば、耐久性に加え快適性も高まります。

目には見えない場所ですが、こだわりたいポイントと言えるでしょう。

高級なマットレスのワンランク上質なこだわりとは?

高級なマットレスは、コイルなど芯材以外の素材も上質です。

表布はシーツの上からでもやわらかさが心地よく感じられるように、素材や縫製方法にもこだわっています。

例えば、表布とスプリング層の間にあるトップ部分には、寝たときにコイルのかたさが感じにくいようなウレタンや綿などの層を重ねる工夫がされています。

また、トップ部分にかたさの異なるウレタンを重ねる、頭や足など体を置く位置によって仕様を変えるなどのこだわりも特徴の一つです。

なかには、ベッドマットレスの上に「ピロートップ」とよばれる、薄型のマットレスのようなトップ層を重ねる高級モデルもあります。

このこだわりが、通気性のよさや寝返りのしやすさなどにつながり、寝心地が各段によくなるポイントです。

高級ベッドのフレームの特徴

ベッドを構成する部材は、マットレスのほかに大きく分けて「床板」「ヘッドボード+フレーム」「脚部」の3つがあります。

これらをまとめて「ベッドフレーム」と呼び、商品ごとにデザインや機能性の違いがあります。

高級ベッドのフレームは、素材やデザインにもこだわり、寝心地だけでなくインテリア空間をワンランク上質に見せてくれるでしょう。

ここでは、高級ベッドフレームの特徴について解説します。

マットレスの性能を高める床板

マットレスを乗せる床板は、マットレスの性能を助け、よりよい寝心地を実現させるために大切なパーツの一つです。

すのこ・布張りなどの種類があり、それぞれに特徴が異なります。

すのこ

すき間が空いているため通気性もよい反面、冬場には床からの冷気が伝わりやすいデメリットもあります。

薄いマットレスや通気性の高いファイバーマットレスなどを使用する際は、注意しましょう。

布張り

布張りの床板には安定感があり、マットレスがずれにくいのも特徴です。

通気性がよくないため、マットレスを敷いたままにすると湿気でカビが生える可能性もあるので、定期的に干すなどのメンテナンスが必要です。

ウッドスプリング

すのこのような見た目ですが、木材のしなりによる弾力性でよりよい寝心地を実現し、耐久性を上げてくれます。

しなりに強いブナ材が使われることが多く、欧州の高級ベッドでよく見られる仕様です。

ヘッドボード(ベッドヘッド)のデザイン性の高さ

ヘッドボードは、ベッドの頭側にあるガード部分で目立つパーツの一つです。

パネルタイプのヘッドボードだけでなく、ソファのようにクッション性の高いタイプなどさまざまな仕様があります。

シンプルなパネルタイプでも、高級ベッドの場合は品質の高い天然木や無垢材などが使われています。

インテリアをより魅力的に見せられるパーツでもあるため、選ぶときにこだわるポイントにもなるでしょう。

脚部の種類も豊富にある

ベッド脚部の仕様も一つではありません。

4〜6本の脚で支えるタイプ、ヘッドボードとフットボードで支えるタイプ・外周4面をボードで支えるタイプ・収納付きなどさまざまです。

簡単に特徴をまとめましたので、参考にしてみてください。

高級ベッドマットレスのおすすめ3選

ここでは、素材や仕様の異なる高級ベッドマットレスをご紹介します。

メリット・デメリットを踏まえて、お好みのマットレス選びの参考にしてみてください。

ファインレボマットレス コンフォート ET|ASLEEP(アスリープ)

「寝返りがしやすい」「揺れが長続きしない」という二つの条件を達成するために開発された独自の素材「Fine Revo(ファインレボ)」を芯材としたマットレスです。

「ASLEEP(アスリープ)」は、トヨタ自動車の部品製造・開発を行っていたアイシン精機のベッド部門がルーツで、寝室空間のトータルプロデュースブランドとして愛されています。

2019年には大地コーポレーションが事業継承し、生産・製造・販売を開始しています。

よりよい眠りをサポートする製品を生み出しているのが特徴です。

食品保存容器や人工透析チューブにも使われる樹脂と、口紅などに使われるオイルの複合体であるファインレボは、毒性がなく安全です。

高級モデル「ファインレボマットレス コンフォート ET」は、包み込まれるようなフィット感があります。

シルキークチュール|NIHON BED(日本ベッド)

大正時代にイギリスで洋式寝具の研究をした創業者により、その歩みをスタートさせた「日本ベッド」は、日本ベッドメーカーのリーディングカンパニーの一つと言えるでしょう。

ホテル御三家と言われる「帝国ホテル」「ホテルオークラ」「ホテルニューオータニ」をはじめ、国内の一流ホテルで愛用されているベッドメーカーです。

最高級モデル「シルキークチュール」は、世界でも珍しい手仕上げ(ハンドタフト)構造を採用しています。

トップ層には希少な国産シルクとウールが使われ、天然素材の自然な吸放湿性をいかした高温多湿な日本の気候に合うマットレスです。

エレガントな見た目と心地よい弾力性が、上質な眠りに導いてくれます。

Beyond Signature Pillow Top(ビヨンド シグネチャー ピロートップ)|SIMMONS(シモンズ)

1870年にアメリカで創業したSIMMONS(シモンズ)は、常に時代の最先端の睡眠科学を取り入れ、体も心も満たされる眠りと目覚めを求めて商品開発を行っています。

先進性のあるシリーズ「ビューティレスト ビヨンド」は、究極の寝心地を追求しながらも、マットレス生地に回収された海洋プラスチック廃棄物の再生原料を使うなど、環境にも配慮されています。

なかでも「ビヨンド シグネチャー ピロートップ」は、高圧縮のポケットコイルを重ね、体圧分散性と安定感の高い最高峰モデルです。

体の当たりはやわらかく、通気性のよい3Dブレスメッシュ素材を採用するなど、こだわりが詰まった逸品です。

インテリアをワンランク上質に見せてくれるベッドフレームのおすすめ3選

マットレスだけでなく、ベッドフレームのデザインにもこだわれば、寝室空間もよりすてきにコーディネートができます。

雰囲気のよい空間で眠れば、さらにリラックスでき、快適な眠りを実現できるでしょう。

Husk (ハスク)|B&B Italia(ビー・アンド・ビー・イタリア)

イタリアのモダンデザインを牽引するB&B Italia(ビー・アンド・ビー・イタリア)。

ベッドヘッドに高さがあり、頭のまわりを包み込むようなデザインの「Husk (ハスク)」は、エレガントさを兼ね備えたモダンなベッドフレームです。

世界中で活躍するパトリシア・ウルキオラがデザインしました。

きゃしゃな脚部とボリューム感のあるベッドヘッドが、個性的で寝室を鮮やかに彩ってくれるでしょう。

ベッドヘッドを含むフレームの張り地は、多様な種類・色から選べるため、寝室のコーディネート幅が広がります。

ALAMANDA 05(アラマンダ 05)|arflex (アルフレックス)

ヘッドボードに大きなクッションをセットした「ALAMANDA 05(アラマンダ 05)」。

イタリアのモダンインテリアの哲学を基に、時代の感性を取り入れた日本オリジナルの家具を提供している「arflex Japan (アルフレックス ジャパン)」のベッドです。

寝室でただ眠るだけでなく、読書や映画鑑賞などをゆっくりと堪能し、心地よい時間を過ごすためのベッドとしてデザインされました。

やわらかくボリューム感のあるクッションは、ソファのようにリラックスして背中を預けられます。

寝室を第2のリビングのように使える「新しい価値」を提案するベッドです。

Brasilia Bed(ブラジリア ベッド)|Minotti(ミノッティ)

建築家マルシオ・コーガンがデザインした、ソファシリーズ「Brasilia(ブラジリア)」のテーマを受け継いだベッドです。

浮遊感のあるスタイリッシュなデザインで、シンプルながらボックスタイプのベースによって重厚感があります。

ヘッドボードは木製ベースで、手前側にボックスベースと同じファブリックまたは、レザーを使用したヘッドボードが重なるようになっています。

また、ヘッドボードの両サイドには木製部分と同様の木製テーブルを設置可能です。

高級ベッドの選定やコーディネートはMAYSへおまかせ!

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MAYSでは、リビングダイニングだけでなく、寝室のインテリアコーディネートも手がけています。

国内外100以上の高級ブランドのなかから、お客様のご予算・お好み・ライフスタイルに合わせたテーラーメイドのインテリアプランをご提案いたします。

家具だけでなく、照明器具や小物・植物に至るまで取り扱っていますので、寝室全体のトータルコーディネートが可能です。

快適な睡眠をかなえるベッドの選定は、非常に重要です。

さらに、ベッドまわりに必要なサイドテーブルや収納家具・カーテン・照明などをそろえて、より心地よい睡眠環境をととのえてみてはいかがでしょうか。

品質のよいベッドや寝室のコーディネートを検討されているなら、ぜひお気軽にお問合せください。

文・松田 ともみ(インテリアコーディネーター)

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