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おしゃれで上質なリビングテーブルの選び方とコーディネートのコツを解説!

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すてきなソファを置いても、リビングのコーディネートがぱっとしないとお悩みではないですか。

おしゃれなコーディネートをしたいなら、リビング全体を見たときに、テレビボードやリビングテーブルなどのアイテムとのバランスも重要です。

と言っても、おしゃれなリビングテーブルとはどのようなものかイメージしづらいのではないでしょうか。

もちろん、使いやすさも重視しなければいけません。

そこで本記事では、上質でおしゃれなリビングテーブルの特徴と選び方、リビングテーブルのコーディネートのコツをご紹介します。

また、おすすめリビングテーブルを厳選してご紹介しますので、家具選びの参考にしてみてください。

おしゃれなリビングテーブルを選び、ワンランク上質な暮らしを実現しましょう。

上質でおしゃれなリビングテーブルの選び方

リビングテーブル

リビングテーブルの選び方は、おもに次の3つの方法があります。

  • 素材の違い
  • デザインの違い
  • 機能性

まずは、それぞれの違いや特徴を詳しく解説します。

素材の違いで選ぶ

リビングテーブルは天板・脚部で構成されています。

天板と脚部が異なる素材の場合もあれば、同じこともありますが、具体的にどういった素材があるかみていきましょう。

木製

よく見かける素材の代表が、木製ではないでしょうか。

木製と言っても、その種類は実に多様です。

樹種や塗装色の違いでも、数えきれないほどの仕上がりがあります。

また、天板に4本脚がついているシンプルな形状だけでなく、収納になっているような物もあり、デザインの幅が広い点も特徴と言えます。

オークやブナなどの無色に近い塗装で明るい木製のリビングテーブルは、ナチュラルなインテリアとの相性がいいでしょう。

また、ウォルナットやダークブラウン、ブラックに塗装された物など、落ち着いた色味であればモダンなインテリアにも合わせやすい傾向があります。

ガラス

リビングテーブル ガラス

ガラス製のリビングテーブルもよく見られます。

天板だけガラスで、脚部は木製や金属製など異素材を組み合わせるケースもあります。

透明なガラスだけでなく色のついたカラーガラスもあり、艶あり・艶消しなどバリエーションも豊かです。

無機質な印象を持ち、シンプルモダンなインテリアによく似合います。

ガラス製のため衝撃で割れてしまう、指紋などの汚れがつきやすいといったデメリットがあるので注意が必要です。

天然石

大理石などの天然石を使ったテーブル天板は、高級感があります。

天然の素材ならではの味わいとして同じ種類でも柄や色合いに差があり、唯一無二の存在としてインテリアを彩ってくれるでしょう。

白・黒・ブラウンを基調にしながらも複数の色柄が絡み合い、豊かな表情を楽しめます。

金属

主に脚部に使われることが多い素材。

ステンレスや鉄製などがあり、塗装方法やキズをあえて付けたものなど、バリエーションが豊富です。

シンプルモダン、インダストリアルなインテリアにぴったりの素材です。

天板に大理石を組み合わせると、モダンな印象だけでなくエレガントで上品な雰囲気を演出できます。

上の画像はCassina(カッシーナ)のリビングテーブル「BOBOLI(ボボリ)」です。

金属でもなめらかな曲線や角を落とした丸みのあるデザインで、ラグジュアリーな印象をもたらしてくれるでしょう。

カラー塗装のされているもの

木製や金属製のテーブルでも、素材感を消してカラフルに塗装されている物もあります。

B&B Italia(ビー・アンド・ビー・イタリア)の「Button Tables(ボタンテーブル)」のように、ラッカー塗装でつや感のあるグロッシー仕上げ、光沢を抑えたマット仕上げなどは、ポップな印象を演出できるでしょう。

モノトーンの空間に、一つプラスするだけで彩り豊かで面白味のあるコーディネートを楽しめます。

デザインの違いで選ぶ

リビングテーブルは、素材の違いで見た目の印象は変わりますが、デザインによってもコーディネートの幅は広がります。

テーブル天板の形や脚部の組み合わせなど、デザインの違いで選んでみてもよいでしょう。

一般的にリビングテーブルの形には、次のような物があります。

  • 正方形・長方形
  • 円形・楕円形
  • 変形

それぞれ特徴を解説します。

正方形・長方形

いわゆる四角の天板を持つリビングテーブルで、ソファの空きスペースに対して置きやすく、最も一般的な形です。

下部に収納がついているタイプもあり、機能性の高さも魅力の一つです。

本やリモコン類などのリビングまわりで使う小物をすっきり片付けることができ、便利に使えます。

しかし、やや単調な印象になりやすいかもしれません。

ソファがシンプルなデザインの場合は、天板と脚部の素材が異なるものを選ぶなどしてアクセントを作るとよいでしょう。

円形・楕円形

円形・楕円形のリビングテーブルは、直線的なソファに対してリズムのあるコーディネートができます。

大きな円形・楕円形テーブルを一つだけ設置するのも存在感はありますが、サイズや高さの異なる円形テーブルを組み合わせるコーディネートもおしゃれです。

円形のテーブルは、収納のついていないデザインがほとんどです。

テーブル上が煩雑にならないように、ほかに収納家具やテーブル上に置いても邪魔にならない収納ケースを用意するとよいかもしれません。

変形

上の画像にあるMolteni&C(モルテーニ)の「D.552.2スモールテーブル」のように三角形や多角形天板のリビングテーブルもあり、ユニークな印象のコーディネートができます。

一方で、ソファから手が届きにくい、ソファとの間が狭く通りにくいなどのデメリットもあるため、空間と商品のサイズを確認してから検討しましょう。

天板はシンプルでも、脚部の形状にこだわったデザインのテーブルもあります。

インパクトのある演出をしてみたいときには、脚部のデザインが凝ったものを取り入れてみてください。

リビングテーブルのレイアウトを考える

リビングテーブル

リビングテーブルそのもののデザインや機能も大切ですが、部屋全体のバランスも考えなければいけません。

どのような使い方が暮らしに合っているのか、部屋の広さやインテリアテイストに対して、ぴったりかどうかなどを踏まえてレイアウトやコーディネートを考えてみましょう。

ライフスタイルに合わせる

まずは、ライフスタイルに合うリビングテーブルかどうかを検討してみてください。

リビングにお客様を招き、テーブルを囲んでお茶などをいただく機会が多い場合は大きめのリビングテーブルがあると便利です。

ソファもL型や向かい合わせに座るレイアウトが最適で、リビングテーブルは長方形または正方形が使いやすいでしょう。

逆に家族でリラックスするための空間であれば、足を伸ばしてソファに座る可能性も高まります。

そのような場合は、大きなリビングテーブルはかえって邪魔になってしまうため、手元にサイドテーブルを置くこともおすすめします。

ソファとのバランスを調整する

レイアウトを考えるときには、リビングテーブルのサイズや素材がソファと合っているかどうかも大切なポイントです。

差尺

差尺とは、ソファや椅子の座面から、テーブル天板までの高さのことです。

差尺は、小さすぎても大きすぎても姿勢に無理が生じてしまいます。

食事や仕事、勉強をする場合の差尺は「身長×0.25」が目安とされ、日本人の場合は27〜30cmが適切だと言われています。

一方、リビングでくつろぐ場合の差尺は、テーブルの高さに対してソファの座面が同じくらいか、10cm程度低いほうがラクな姿勢を保ちやすいでしょう。

近年では在宅ワークなどで、リビングでパソコン作業を行ったり、仕事をしたりする方も増えています。

リビングテーブルで作業する方もいるかもしれませんが、姿勢を崩し健康面によくない影響を起こす可能性があるため、長時間の作業は控えるようにしてみてください。

もし、ソファで仕事をする場合は差尺27〜30cmになるようなテーブルを用意するとよいでしょう。

ソファとの距離

リビングテーブルを置く位置も、使いやすさにかかわります。

ソファの前面(ひざが当たる部分)から離れすぎていると、手が届かず使いにくいでしょう。

しかし、近すぎるとかえって通りにくくなってしまいますし、足先がテーブルにあたり、ゆったりとくつろげないかもしれません。

ソファはリビングテーブルから、20〜30cmほど離れた場所に置くとちょうどよい位置です。

もし、背もたれにからだを預けたままで飲み物や本を置いたり取ったりしたいのであれば、座っている位置の近くにサイドテーブルを用意してみてください。

ラグとのコーディネートを考えて選ぶ

リビングテーブルを配置する際は、ラグとのバランスも重要です。

具体的には、ソファの幅と同じくらいのサイズのラグを敷くとよいでしょう。

前脚部分にラグがかかる位置から、幅の3/2程度の奥行き(長さ)のラグが、リビングテーブルとのバランスもよくなります。

また、2枚以上のラグを重ねて敷くときには、リビングテーブルがガタつかないよう二重になっている部分に脚や台座が乗るように置いてみてください。

おしゃれなリビングテーブルのおすすめ5選

最後に、おしゃれなリビングテーブルを素材別でご紹介します。

CM TABLE(シーエムテーブル)|Ritzwell(リッツウェル)

木目の美しさを生かした天板と、繊細なブラックスチール製の脚部のコントラストがクールな印象の「CM TABLE(シーエムテーブル)」。

職人の手しごとによる「Made in Japan」の家具作りを一貫して行っているRitzwell(リッツウェル)の商品です。

天板はウォールナットとナラの2種類の樹種を選択でき、両素材ともオイルフィニッシュ塗装とウレタン塗装のいずれかを選べます。

ウォールナットは素材が持つ色を生かしたナチュラルカラー塗装で、ナラ材は白・黒などを含む複数の色に塗装可能です。

269 MEX(メックス ローテーブル)|Cassina(カッシーナ)

10mmの高透過ガラスで構成された、軽やかで美しいローテーブルです。

ピエロ・リッソーニのデザインによる端正なテーブルは、モダンさとエレガントさが融合されています。

直径1m60cmのラウンド型と長方形・正方形タイプがあり、好みに合わせて形状も選べるのは嬉しいポイントの一つです。

高級感のあるモダンなリビング空間を演出したいのであれば、ワンポイントにガラステーブルを導入してみるのもよいでしょう。

ARENA(アレーナ)|arflex (アルフレックス)

収納と一体になったリビングテーブルです。

天板は4種類の大理石と、5色の塗装から選べる木製の収納部分で構成されています。

天板と本体の組み合わせ次第で、さまざまなテイストに仕上げられるため、インテリアコーディネートの幅が広がるでしょう。

奥行き35cmの細いタイプも用意があり、ソファの背面や側面に置いてサイドテーブルや収納家具としても利用できます。

重厚感のあるデザインで、リビングを上品に彩ります。

Solid Steel(ソリッド スチール)|Minotti(ミノッティ)

金属の輝きが異彩を放つ「Solid Steel(ソリッド スチール)」は、イタリアンモダンファニチャーブランドMinotti(ミノッティ)のリビングテーブルです。

鏡面仕上げの光沢のあるステンレスあるいはブロンズと、上品な大理石でできています。

シンプルな立方体の組み合わせですが、こだわりぬかれた素材と仕上げが、高級感のある姿を見せてくれています。

スタイリッシュな空間に、華やかな雰囲気をプラスしてくれる逸品です。

554 BOWY(ボウイ)|Cassina(カッシーナ)

パトリシア・ウルキオラがデザインした、丸みを帯びたリビングテーブル「554 BOWY(ボウイ)」。

70年代にインスピレーションを受けたとされ、どこかノスタルジックな雰囲気も醸し出しています。

天板はグロッシーラッカー塗装による仕上げ、または木製から選択可能です。

グロッシーラッカー塗装はポップな印象で、木製トップはナチュラルさをプラスしてくれるでしょう。

リビングのアクセントになるテーブルです。

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リビングテーブルは、ソファやテレビボードに比べるとやや脇役とも言える存在です。

しかし、ソファを引き立てると同時に便利で快適な暮らしを実現させるために、欠かすことのできないアイテムでもあります。

ソファにはこだわったものの、案外そのまわりを固める脇役はどのように選べばよいかわからないという方も多いでしょう。

リビング全体をより魅力的に見せ、ワンランク上質な暮らしを叶えるために、インテリアのプロにコーディネートを依頼してみてはいかがでしょうか。

MAYSでは、東京港区を中心に、年間約1,000件の高級物件のインテリアコーディネートを手がけています。

国内外100以上の家具ブランドから、お客様のご要望に合わせて家具・カーテン・照明から植物・小物に至るまで、トータルでインテリアプランをご提案可能です。

ご要望のヒアリング・商品選定・配送手配まで、しっかりとお客様に寄り添いサポートいたします。

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文・松田 ともみ(インテリアコーディネーター)

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