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1LDKで快適に暮らす!リビングの家具レイアウトの最適解を詳しく解説

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一人暮らし、または二人暮らしの人向けの間取りである1LDKは、リビングダイニングの広さにも限りがあります。

キッチン・ダイニングとの位置関係や寝室が隣接しているかどうかでも、レイアウトが変わるため、家具のレイアウトに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ソファレイアウトの基本と、1LDKの間取りに合わせたレイアウトのポイントを具体的に解説します。

実際に数多くの1LDKにおける、インテリアコーディネートを手がけるMAYSの視点で、過ごしやすさだけでなく、おしゃれな空間を演出するポイントをお伝えします。

1LDKで理解しておきたいリビングレイアウトの基本型

1LDKとは、8畳以上のリビング・ダイニング・キッチンのほかに、居室が一部屋ある間取りのことです。

東京都内で平均的なリビングダイニングの広さは、約9~10畳となります。

リビングに必要な家具には、ソファ・リビングテーブル・テレビボードがあげられます。

まずは、1LDKのリビングにおける家具レイアウトの基本を考えてみましょう。

I型レイアウト

1LDKにおけるI型レイアウト

横並びに座るソファの前に、リビングテーブルとテレビボードを置くシンプルなレイアウトです。

シンプルな組み合わせのため、すっきりとした印象になります。

テレビを見ながらくつろげるレイアウトで、ソファに横になって休むこともできます。

一方で、ソファに座ったときに足を伸ばしづらいため、複数の人が利用する際にはリラックスしにくいかもしれません。

横並びに座らなければいけないため、来客時に会話がしにくいデメリットもあります。

お客様にソファに座ってもらい、自分たちは床座になってしまうケースも考えられるでしょう。

I型レイアウトは一般的によく見られるレイアウトです。

リラックスタイムにはテレビを見たり、読書をしたりする家族が利用するのに適していますが、顔を見ながら会話をするシーンにはやや不向きといえるでしょう。

L型レイアウト

1LDKにおけるL型レイアウト

I型レイアウトの一部にカウチ(シェーズロング)タイプのソファを組み合わせて、L型にしたレイアウトです。

I型ソファにオットマンをプラスして、L型レイアウトにしてもよいでしょう。

背もたれに体を預けて、テレビに向かって前を向いた状態で足を伸ばしてくつろげます。

お客様が来たときにも横並びに座らず、会話をすることが可能です。

ソファ全体のボリュームが増すため、空間をやや圧迫します。

リビングテーブルをサイズダウンして、ソファ周辺の余白空間を作るようにしてみてください。

L型部分がダイニング側にあるとリビングへの動線が邪魔されてしまいます。

また、ダイニング側から見たときにも、狭く感じやすくなるためレイアウトには注意が必要です。

対面型レイアウト

1LDKにおける対面型レイアウト

お客様と向かい合って語り合う場としてリビングを利用する機会が多い場合は、対面型レイアウトにしてもよいでしょう。

座る場所が増えるため、ゆっくり会話を楽しめます。

しかし、かしこまった印象があり、家族の団らんの場としてはくつろぎにくいと感じるかもしれません。

また、テレビを置く場合はソファに対して横向きに設置することになり、リラックスして見られないデメリットもあります。

近年はリビングダイニングにテレビを置かない家庭も増えています。

友人や家族とのコミュニケーションを重視する家庭や、パソコンやタブレットを利用して個人の時間を過ごすケースが多い場合には、適したレイアウトの一つです。

パーソナルチェアを使用した横並びレイアウト

1LDKにおけるパーソナルチェアを使用した横並びレイアウト

1LDKは、一人暮らしか二人暮らしのケースが多い間取りです。

あえて、大型ソファを置かずにパーソナルチェアを利用して、個人のスペースを確保するのもよいのではないでしょうか。

オットマンが付属しているタイプや、リクライニング機能があるパーソナルチェアなどを置いてみてください。

なお、足を伸ばしてくつろいでいるときに、リビングテーブルへ手を伸ばして飲み物や食べ物を取るのが面倒だと感じることはありませんか。

サイドテーブル・コーヒーテーブルをパーソナルチェアの近くに置くと、飲食料だけでなくスマートフォンや本などが取りやすくなり、非常に便利です。

そのほか、横並びレイアウトであれば、座椅子やビーズクッションを活用した床座生活も人気を集めています。

肌ざわりのよいラグを敷き、床座のできるリビング空間を演出するのもおすすめです。

ソファでも座面が低く、床座に近い座り方ができるタイプも増えています。

足を床に伸ばしてくつろげるためリラックスして過ごせます。

おしゃれでまねをしたくなる1LDKのリビングレイアウトのポイント

リビングに置く家具は、ソファ・リビングテーブル・テレビボードが基本です。

それぞれのレイアウトはある程度決まっていますが、間取りや隣接する寝室の位置関係によって、どのような配置が適切か変わってくるでしょう。

そこで、ここではリビングダイニングと寝室の関係性を基に、どのようにレイアウトするとよいか考えてみます。

生活しやすい家具配置とおしゃれなインテリアを実現するためのポイントも紹介しますので、参考にしてみてください。

寝室側にソファを置くなら抜け感を意識する

1LDKの間取り図

リビングダイニングの隣に寝室があり、ソファを寝室側に配置するレイアウトです。

ソファは、I型・L型・対面型・パーソナルチェア配置型のいずれのレイアウトにも対応できます。

寝室の出入口の位置や幅によって、適切なソファのレイアウトやサイズが変わります。

寝室の出入口が全面的に開き、リビングダイニングとのつながりを確保できる間取りの場合もあるでしょう。

その場合、寝室側からソファの背面が見えてしまうため、圧迫感が生まれます。

背もたれの低いタイプや、抜け感のあるデザインのソファがおすすめです。また背面が特徴的なソファを置けば、おしゃれな雰囲気を高められます。

背面が印象的なソファの例として、moooi(モーイ)のAldora Sofa(アルドラ ソファ)をご紹介します。

背もたれ部分が、花びらのように優雅な曲線を描き、中央部分のスリットが視線の抜けを演出します。

後ろ側から見ても、一つのオブジェのように美しく見えるのが特徴です。

圧迫感の軽減と同時に、空間演出をしてくれるソファといえるのではないでしょうか。

寝室の反対側にソファを配置するならダイニングとのバランスを考える

1LDKの間取り図

先ほどご紹介した例と同様に、リビングダイニングと寝室が隣接している間取りです。

寝室側に壁があり、テレビを置くレイアウトになっています。

この間取りの場合も、I型・L型・対面型・パーソナルチェア配置型、いずれのレイアウトも可能です。

ダイニングセット側にソファが置かれているため、ダイニングテーブルとソファの距離が近くなり十分な通路幅が確保できないかもしれません。

通路に必要な幅はゆとりを持って60cmほど必要です。ダイニングとの兼ね合いを考えて、ソファのサイズを検討する必要があるでしょう。

ソファは、リビングの奥の壁を背にして配置します。

ソファの背面にアートを飾ると、フォーカルポイントとなり奥行き感が生まれます。

おしゃれなインテリアコーディネート術の一つとして意識して取り入れてみてください。

リビングの奥に寝室がある場合は開放的な見え方を意識する

1LDKの間取り図

玄関から見て、リビングダイニングを経由した先にバルコニーに面した寝室がある間取りです。

寝室への動線が、ソファとテレビによって遮られる可能性がありますので、動線設計は意識してみてください。

また、キッチンやダイニングの位置によって、ソファのレイアウトも変わります。

自然光を取り入れるために寝室の扉を開けておくと、リビング側から部屋の中が見えてしまいます。

来客時には、扉を閉めておいても家族だけで過ごすときには、開放して広々とした空間に見せたいと考える方も多いでしょう。

その場合、リビングダイニング同様に寝室のインテリアコーディネートも意識することが大切です。

寝室のインテリアテイストを、リビングダイニングとそろえるようにしてみてください。

リビングと寝室が通路を挟んで分かれている場合は間取りに合わせてレイアウトする

1LDKの間取り図

寝室とリビングダイニングが、通路を隔てて分かれているケースです。

このような間取りの場合は、連続する寝室を気にする必要はないため、出入口や開口部、通路との干渉を考えてレイアウトすればよいでしょう。

寝室とのバランスを考えず、比較的自由なレイアウトが可能です。

どの間取りの場合も同じですが、家具レイアウトを考えるときには「置けるかどうか」だけでなく、ゆとりのある通路幅はあるか、生活動線の邪魔にならないかを考えなければいけません。

また、おしゃれな空間演出をするには、一つひとつの家具デザイン・色にこだわるだけではなく、リビングダイニング全体の統一感を意識する必要があります。

レイアウトが決まったら、好みのインテリアテイストや理想のインテリアイメージを明確にして、家具を選んでみてください。

MAYSがお届けする1LDKのリビングコーディネート事例

MAYSでは、さまざまな間取りの1LDKリビングのコーディネートを手がけています。

ここでは、厳選して二つの事例を紹介します。

I型ソファとテレビボードが向かい合わせになるシンプルなレイアウト

リビングの奥の壁側にI型ソファを配置し、向かい側にテレビボードを置くパターンの事例です。

ソファとテレビボードが向かい合うシンプルな「I型のレイアウト」ですが、ソファ背面に飾られたモノクロ写真やスタンドライトがおしゃれさをプラスしています。

ダイニングテーブルとチェアのブラックカラーが共鳴するカラーコーディネートで、全体的にまとまりのある仕上がりになっています。

>>事例詳細はこちら

リビング奥に寝室がある間取りで動線を邪魔しないレイアウト

リビングダイニングの奥に寝室がある間取りパターンです。

開口部が大きく開かれているため、扉を開けると寝室が丸見えになります。

ホワイト基調の空間にグレーのソファを置き、ベッドもモノトーンでコーディネートしました。

統一感のあるコーディネートで、バランスのよい仕上がりです。

寝室への動線上、どうしてもソファの前を横切るレイアウトになってしまいます。

しかし、リビングテーブルを小さめのサイドテーブルにすることで、移動時の邪魔にならないような工夫が特徴です。

>>事例詳細はこちら

1LDKのリビングレイアウトなら実績豊富なMAYSへ

スペースに限りがある1LDKのコーディネートは、家具のレイアウトや適切なサイズ選びが難しいと感じるかもしれません。

セオリー通りに進めてみてもうまくいかない場合や、忙しくてじっくり考える時間が取れない方は、インテリアのプロに相談してみてはいかがでしょうか。

東京港区を中心に年間約1,000件のコーディネート実績を保有するMAYSでは、インテリアに関するさまざまな悩みを解決するご提案を行っています。

プロならではのサービスをご紹介しますので、ぜひご相談ください。

内見や採寸を実施し動線を邪魔しないレイアウトをご提案

専属のインテリアコーディネーターが、実際に物件を内見・採寸してから家具選定・コーディネートを行います。

間取りや部屋の広さだけでなく、コンセントや照明の位置・開口部のサイズ感など、プロの視点でチェックしますので、暮らしやすさを考慮した提案が可能です。

プロならではの知見で限られた空間を開放的に演出

限られたスペースでも、家具の配置やデザイン・色使いなどを工夫して、広々とした印象のコーディネートを実現できます。

住み始めてから不便さを感じさせないために、生活動線を考えたレイアウトと、家具選定を実施するため、快適な暮らしを実現できます。

国内外100を超えるブランドから家具購入も可能

おしゃれな空間演出には、好みのインテリアテイストでトータルコーディネートをすることが重要です。

MAYSでは、国内外100以上のブランドを取り扱い、家具だけでなく照明・カーテン・アートまでラインナップしているので、ご要望に合う商品が見つかります。

家具の搬入・設置までワンストップ対応

異なるブランドでも、まとめて購入可能なだけでなく、納品も一括で行っています。

面倒な配送スケジュールの調整や立ち会いも、一度で完了するためお客様の負担が最小限で済みます。

高級家具の搬入・設置に慣れた配送スタッフがしっかりお届けし、梱包材の引き取り対応まで行いますので、安心してお任せください。

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インテリアのプロに相談するのは、ハードルが高いと感じる方もいるかもしれません。

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文・松田 ともみ(インテリアコーディネーター)

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