快眠で健やかな毎日に!ベッドルームのインテリアコーディネートにこだわろう
多くの方が、忙しくても健やかで充実した日々を送りたいと考えているでしょう。
心身ともに健康的に暮らすには、バランスのよい食事、適度な運動に加えて質の高い睡眠を取ることが大切です。
しかし、快眠を実現するにはどうすればよいのかわからないと悩んでいませんか。
マットレスにこだわるとよさそうですが、ベッドルームが散らかっていては落ち着いて眠れません。
つまり、ベッドルームの環境も重要ということです。
そこで本記事では、ベッドルームのインテリアコーディネートのポイントを詳しく解説します。
ベッドだけでなく寝装品やカーテン・照明のコーディネートも手掛けるMAYSがプロの目線で、快適なベッドルームのコツを紹介しますので参考にしてみてください。
また、MAYSのインテリアコーディネートサービスについてもお伝えします。
ご自身で整える時間がない、センスがなくてできそうにないのであれば、プロに依頼してみましょう。
居心地のよいベッドルームで、毎日ぐっすり眠り、健やかな暮らしを実現できますよ。
目次
質の高い睡眠を実現するためにはベッドルームのコーディネートが鍵
質の高い眠りを実現するには、ベッドやマットレスにこだわることも重要です。
さらに、ベッドルームの居心地がよければ快眠につながるでしょう。
快眠に導くベッドルームは、入眠までの時間を快適で心地よく過ごせて、朝目覚めたときも気持ちよい空間です。
厚生労働省健康局が示す「健康づくりのための睡眠指針」にも『良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。』と書かれています。
リラックスした環境は不安な感情になりにくいと言われており、眠る前には少なくとも1時間はゆっくり過ごせるようにしたいものです。
眠る準備段階として、落ち着いた気持ちで過ごせる環境を整えることが快眠につながります。
寝る前、寝ている間、起きた後も心地よいと感じられるベッドルームにコーディネートすることは、快眠ひいては健康的な暮らしの実現にもつながります。
高級感と質の高い睡眠を実現するベッドルームのインテリアコーディネート術
リビング・ダイニングのように、ベッドルームのインテリアコーディネートを意識して考えたことはありますか?
「寝るだけだから」と、あまりインテリアにこだわらない方も多いかもしれません。
ここでは、健やかな眠りを導くための環境作りのポイントをご紹介します。
新たにベッドルームを計画する方だけでなく、今お使いの部屋を改善するヒントもありますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.理想のインテリアスタイルを決定する
リビングダイニングなどと同様に、好みのインテリアスタイルをあらかじめイメージしておくことが大切です。
ワンルームマンションでは、リビングとベッドルームは同じ空間になりますが、ほとんどの場合は分かれています。
区切られたスペースだからといって、家全体でインテリアのテイストがばらばらだと落ち着きません。
また、ベッドルームでも理想のインテリアスタイルを明確にすることで、ベッドや周辺家具が選定しやすくなります。
しかし、ベッドルームの場合は、寝心地のよい「マットレス」を優先してしまい、部屋全体のコーディネートをおろそかにしてしまいがちです。
快適な睡眠空間を整えるためには、マットレスだけでなく、ベッドフレームやナイトテーブル・照明器具・カーテンなども合わせて、トータルコーディネートをする必要があります。
インテリアスタイルが定まれば、カラーコーディネートもしやすく、全体的に調和のとれた空間設計が可能です。
2.基本の3色をしっかり押さえる
ベッドルームに限らず、インテリアコーディネートを行うときはカラーバランスを考えることが重要です。
インテリアにおける、基本のカラー比率は次の通りと言われています。
- ベースカラー(床・壁・天井):70%
- メインカラー(家具・カーテン):25%
- アクセントカラー(小物):5%
ベッドルームは家具の種類や数も多くはありませんが、色の数が多いと煩雑な印象になります。
とくに眠る前に気持ちを落ち着かせたい空間にするため、色の数を増やさないように意識してみてください。
彩度の低い色や、アースカラーと呼ばれるグリーン・ブラウン・ベージュ系のカラーがおすすめです。
また、清潔感のあるブルーは気持ちを落ち着かせる効果があると言われています。
日々忙しく過ごすビジネスパーソンの気持ちを鎮めてくれるでしょう。
朝目覚めたときにも爽快な気持ちになれるカラーです。
すっきり感よりもあたたかみのある空間を求める場合は、オレンジやピンクを取り入れてみてください。
3.自分に合ったベッドマットレスの素材を選ぶ
寝心地にダイレクトに関係するのが、マットレスです。
マットレスの種類やブランドは豊富にあるため、何を基準に選択すればよいか最も悩むアイテムの一つと言えるかもしれません。
硬め・柔らかめなど、マットレスの硬さの違いは体格や好みによって変わります。
また、スプリングコイル・ウレタン・ゴムなど、マットレスの芯材の違いによる好みもあるでしょう。
芯材を覆う表面材によっても感じ方が異なるため、表面材の仕様もチェックポイントです。
高級なマットレスは、縫い目が体に当たらないような縫製になっていたり、クッション性のよい表面材を使っていたりします。
可能であれば、ショールームや店頭などで実際の寝心地を確認してみてください。
確認するときは、できるだけ寝るときの装いに近い服装で、体に当たる感触をチェックするようにしましょう。
4.品質のよい寝装品を用意する
快適な睡眠のためには、シーツ・枕カバー・掛け布団など直接肌にふれる寝装品にもこだわるとよいでしょう。
綿・シルク・化学繊維などさまざまな素材があります。
それぞれの特徴を知り、ライフスタイルや好みに合うものを選んでみてください。
簡単に特徴をご紹介します。
- 綿:柔らかい肌触り・光沢感は少ない・冬にあたたかさを保つ・しわになりやすい
- シルク:なめらかな肌触り・光沢感がある・冬あたたかく夏涼しい・低刺激・湿気やほこりに強い
- 化学繊維:なめらかな肌触り・洗濯機で洗える・しわになりにくい・早く乾く
清潔に保ちたい寝装品は、洗濯ができるかどうかといったメンテナンス性もチェックポイントです。
ベッドを用意するときには、洗い替えができるように寝装品も何セットか用意しておくことをおすすめします。
5.ベッドルームのサイズに合ったベッドや家具を選定する
ブランドによって変わりますが、基本的なベッドマットレスの幅サイズは次の通りです。
- シングル:97cm
- セミダブル:120cm
- ダブル:140cm
- クイーン:160cm
- キング:180cm
長さ方向は195〜200cmが一般的で、身長の高い人向けに270cm程度のロングサイズを用意しているブランドもあります。
ベッド全体の大きさは、ベッドヘッドやベッドフレームの形状次第で変わります。
出入りをするための通路やサイドテーブル・ナイトテーブルなどが置けるかどうかを考えて、サイズ選定・レイアウトを検討してみてください。
6.適切な収納をプランする
ベッドルームは衣類や季節アイテムを収納することが多いため、収納家具が必要です。
ハンガーラックに衣類をかけたままにする場合もありますが、ベッドルーム内でむき出しの状態になっていると散らかって見えてしまいます。
たんすや引き出し収納を置いて、整理整頓ができるようにしましょう。
ウォークインクローゼットや壁面収納を利用すると、すっきりとした印象のベッドルームを実現できます。
Molteni&C(モルテーニ)では、上の画像にある「GLISS MASTER(グリスマスター)」シリーズのように、収納やドレッサーを組み合わせた壁面収納を計画できます。
ドレッサーやテレビボードをドッキングさせたプランも作れるため、より充実したベッドルームをコーディネートできます。
7.カーテンの品質にこだわる
夜間に使うことが多いベッドルームは、カーテンを閉めた状態で利用します。
大きな窓にカーテンをつける場合は、目に入る面積も広いので色・柄がインテリアにマッチするものを選んでみてください。
枕元に窓がある場合、冷気が入り寝ている間に頭が冷えることがありますが、厚地のカーテンで窓を覆うようにすると冷気の侵入を防げます。
また、快眠のためには光のコントロールも重要なため、朝をゆっくり起きる方は朝日によって、睡眠が遮断されないよう遮光生地を選ぶ配慮が必要でしょう。
ほこりを吸着するカーテンは定期的にクリーニングをして、清潔感をキープすることをおすすめします。
洗える生地かどうかもチェックしておくとよいでしょう。
8.照明計画にこだわる
ベッドルームにおける照明計画は、ベッドマットレスに次いで、快眠のために大切な要素と言えるかもしれません。
眠る前に明るすぎると目が冴えてしまい、穏やかな入眠を邪魔してしまいます。
間接照明や手元のライトを利用して、明るすぎず自然な眠気を導くような落ち着きのある空間を目指してみてください。
電球の色温度(光の色を数値化したもの)にもこだわってみましょう。
色温度の単位は「ケルビン(K)」で示され、数値が大きいほど白っぽくなり数値が小さいほど赤味がかったオレンジ色となります。
一般的には、次のような名称で示されています。
- 昼光色:約6500K
- 昼白色:約5000K
- 白色:約4200K
- 温白色:約3500K
- 電球色:約3000K
光の色や量(明るさ)をコントロールできる「調色・調光」タイプの電球を使えば、時間帯や作業内容に合わせて変化させることも可能です。
タブレットやスマートフォンで、照明のオンオフや調色・調光が設定できる商品もあります。
就寝前にはオレンジがかった電球色で徐々に暗くして、一定の時間になったら消灯させる設定にすれば、わざわざ起きて照明を消す必要がなく自然な入眠を促せます。
また、朝は目覚めたい時間帯に朝の光に近い白色で照明をつければ、爽やかな目覚めを誘導できるでしょう。
9.空気環境を快適にする
目に見えない環境を整えることも、快適なベッドルーム作りの大切な要素です。
住空間の快適な空気環境の目安は次のように言われています。
- 温度:暖房時 17〜22℃・冷房時 25〜28℃・外気との温度差 7℃以内
- 湿度:40〜60%
- 空気の汚れ:二酸化炭素 1,500ppm以下・一酸化炭素 10ppm以下・浮遊粉じん 0.15mg/㎥以下
参考:「健康・快適居住環境の指針」|東京都福祉保健局
「眠り」の快適性を高めるためには「寝床内環境(人と寝具の間にできる空間)」の温度・湿度も意識してみてください。
保湿性・放湿性の高い寝具の選定が、快適と言われる寝床内環境(温度33℃・湿度50%)を実現する鍵です。
参考:研究活動「02 寝室環境・寝床内の研究」|西川株式会社
10.インテリアグリーンやアートを取り入れる
インテリアグリーンやアートで彩ると、入眠前にも心地よく過ごせるでしょう。
植物にはリラックス効果があり、穏やかな気持ちになれます。
家具が少ないベッドルームは殺風景になりやすい空間ですが、アート作品を飾ればアクセントになります。
また、音・香り(匂い)も快眠に大切な要素になるため、入眠を導くような音楽やアロマオイルをたくなどしてみてください。
逆に、不快な音や臭いを取り除くことも重要です。
ベッドルームのインテリアコーディネートでお困りではありませんか?
ベッドルームのインテリアコーディネートが、健やかな眠りに大切なことはわかりました。
しかし、実際にコーディネートを考えると難しいと感じることが多いのではないでしょうか。
「ベッドルームに適した家具やアイテムは何を基準に選べばよいのか」
「間接照明をどうレイアウトすれば、落ち着きのあるベッドルームになるのか」
このように、高級感と快適さを両立したベッドルームのコーディネートは考えれば考えるほど悩みが多いですよね。
そこでおすすめしたいのが年間約1,000件のインテリアコーディネートを手掛ける、MAYSのインテリアコーディネートサービスです。
ここでは、MAYSのインテリアコーディネートサービスについて詳しく解説します。
ご希望のインテリアテイストに幅広く対応
MAYSが実際に手掛けた、ベッドルームのコーディネート事例をご紹介します。
お客様のお好みに合わせて、さまざまなインテリアテイストのコーディネートが可能です。
上品でナチュラルなベッドルーム事例
ナチュラルで優しい雰囲気を残しながらも、高級感のあるテイストでコーディネートしました。
リビングダイニングにもアクセントカラーとして用いたパープルを、ベッドルームにも採用しエレガントさを演出しています。
グレートーンでカラーコーディネートしたモダンなベッドルーム事例
人気の高いグレートーンを使い、シンプルで清潔感のある上品なベッドルームにコーディネートしました。
すっきりとシンプルな空間ですが、向かって右側の間仕切りのダークブラウンとベッドヘッド側の壁面にあるアートがスパイスとなっています。
インテリアコーディネーターの深い知見から高級感と快適さを両立したベッドルームをご提案
年間約1,000件のインテリアコーディネートを手掛けるMAYS。
リビングダイニングだけでなく、魅力的で心地よいベッドルームのコーディネートもお任せください。
ベッドルームを利用する時間のほとんどは眠っていて、インテリアコーディネートは必要ないと思われがちかもしれません。
しかし、快眠のためには起きている間の居心地のよさを重視するだけでなく、整理整頓・空気環境・照明計画にこだわることが大切です。
寝る前、起きたときにも高級感があり気持ちよく過ごせると同時に、寝ている間も快適な空間となるように、プロの視点でご提案します。
お客様の間取り図と採寸データを基に家具レイアウト含めたインテリアプランを作成
インテリアコーディネートは、イメージに合うデザインや色柄を選ぶだけでは成立しません。
ベッドルームの広さに合わせて、適切なレイアウトを検討する必要があります。
窓や開口部の位置から過ごしやすい動線計画もしっかり行ったうえで、お客様のライフスタイルやお好み、ご要望に沿った商品選定を行っています。
ベッドや収納家具だけではなく、カーテンや照明・インテリアグリーンやアートまで取りそろえていますので、トータルコーディネートを実現できるでしょう。
購入家具の一括配送と不要家具の引き取りも可能
家具やカーテンなどのインテリアアイテムは、それぞれ別の店舗で購入すると一つひとつ手続きをしなければいけません。
また、納品手配もそれぞれ行わなければならず、納品日がバラバラになってしまうこともあります。
MAYSなら、ご購入商品をまとめてお支払いいただけるので、面倒な支払い手続きも簡単に済ませられます。
配送手配も一括で行い、お届けもまとめて行いますので、貴重な時間を無駄にすることなく納品までワンストップ対応可能です。
不要家具の引き取りサービスもあるので、廃棄や引き取りに関わる手配もお任せいただけます。
30秒で申し込み可能な初回無料相談も実施中
忙しいビジネスパーソンにとってインテリアの相談は、時間がかかり面倒なことかもしれません。
そもそも、インテリアコーディネートの依頼がどのようなサービスかわからず、相談しにくいと考える方もいるのではないでしょうか。
まずは、簡単に申し込める無料相談で気軽に問い合わせてみてください。
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採用件数には限りがございますので、ぜひお早めにお申し込みをいただけますと幸いです。
モニター採用には、一定の条件がございますのであらかじめご了承ください。
文・松田 ともみ(インテリアコーディネーター)