ヒュッゲな照明特集!おすすめ商品やコーディネートのポイントを紹介
家族や友人が集まる和やかなリビングに欠かせないおしゃれな照明。
なかでも、北欧テイストで居心地のいい空間を演出する「ヒュッゲ」な照明が気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事は、ヒュッゲな照明の特集です。
おすすめ商品やコーディネートのポイント、使い方をご紹介します。
また、実績が確かな弊社のインテリアコーディネートサービスについてもご案内します。
ヒュッゲな照明をレイアウトして、心地のいい空間で楽しいひとときを過ごしましょう。
目次
ヒュッゲの思想を取り入れた照明について
ヒュッゲは、近年インテリアや生活スタイルの分野で世界的に注目されているデンマークの言葉で、「心地よい空間」「楽しい時間」という意味を持ちます。
そのヒュッゲなインテリアのなかでも、照明は特に重要で、北欧ならではのあたたかさに包まれる空間作りに欠かせません。
ぜひ、ヒュッゲな照明で、自宅をより心地よく楽しい空間にしましょう。
ヒュッゲとは
ヒュッゲとは、デンマーク語で「Hygge」と表記し、「あたたかみのある心地いい楽しい時間やその空間」を表す言葉です。
日本語では「ほっこり」「まったり」などの表現に近く、現代の人々に必要なライフスタイルとして関心が高まっています。
日が短く寒さも厳しい北欧では、家のなかを快適で楽しい空間にするため、インテリアにこだわる習慣があります。
家具・照明・植物などをバランスよくコーディネートし、シンプルながらあたたかみのある空間にまとめた北欧テイストは、ヒュッゲなインテリアです。
ヒュッゲな照明とは
照明は屋内の雰囲気を左右し、同じ室内でもダイニングやリビングなど用途の異なるそれぞれの空間で印象を変えられます。
ヒュッゲな照明は、部屋をただ明るくすることよりも、その時々で過ごし方に合った必要な明るさをともすことが大切です。
直接的な照明ではなくやわらかい間接照明やキャンドルなど、あたたかさを感じられる明かりが好まれます。
また、大きな照明を一つ設置するよりも、小さな明かりを複数レイアウトして、シーンに応じて調節することでヒュッゲな空間が演出できます。
ヒュッゲを実現するための照明計画の進め方
ヒュッゲな照明を計画する際は、まず自宅の照明を消してみましょう。
窓から入ってくる明かりを感じられ、思っているほど照明が必要ではないことがわかります。
実際に北欧の人々のなかには、私たちが「暗いのでは?」と感じるような明かりのほうが生活しやすいという人もいます。
それぞれの部屋の使い方を検討する
照明を設置する空間で、だれがどのように過ごすのかイメージしましょう。
部屋単位ではなく、部屋のなかでもエリアごとに検討してみてください。
人によって快適な明るさは違うので、それぞれに適した照明の強さや大きさ、色味や広がり方などを具体的に想像してみましょう。
また、生活動線を考慮すると、照明のスイッチや調節方法などが見えてきます。
照明を選ぶ
おしゃれなペンダントライトやスタイリッシュなフロアスタンドなど、好みの照明を選びましょう。
照明のデザインはインテリアとマッチさせますが、明るさや光の広がり方がヒュッゲな雰囲気になるか、点灯してよく確認してみてください。
ただ、作業する照明とリラックスする照明は異なるので、用途によっては注意が必要です。
ヒュッゲではあたたかい色味を好みますが、白っぽい明かりは作業効率が上がることもあるので、適切な照明を選びましょう。
特に、私たちが日中に過ごす会社や学校では、明るく白い照明を多用しているので、自宅でも作業をする空間はヒュッゲを意識しすぎないほうがいいこともあります。
また、ソファや椅子に座った状態で照明のオンオフや強さの調節ができると便利です。
複数の照明を組み合わせる
ヒュッゲな空間では、人や時間に合わせて明かりを変えられるように複数の照明を設置しましょう。
ペンダントライトとフロアランプを組み合わせたり、キャンドルも合わせてともしたりして調節すると、自分好みのヒュッゲな照明ができあがります。
また、部屋の中であえて異なる雰囲気の照明を用いて、メリハリをつけることで快適になることもあります。
照明を複数組み合わせると、一つの空間であらゆる明かりを楽しめるようになるのでおすすめです。
ヒュッゲな照明をコーディネートするポイント
ヒュッゲな照明では、どの空間においても、大きく明るい照明で部屋全体を均一に照らすことはあまりしません。
空間やエリアごとに適切な照明をレイアウトし、さらにその照明を調節しながら生活することがヒュッゲな照明の基本的なポイントです。
それでは、ヒュッゲな照明をコーディネートする上でのポイントを各部屋ごとにご紹介します。
リビング
ソファの横やリビングテーブルの周りに、フロアライト・テーブルライト・ペンダントライトなどを設置しましょう。
テーブルの上やソファに座った際の手元だけを照らせるような小さな照明で十分です。
家族が集まって談笑するリビングには、ぼんやりと広がる間接照明であたたかさをプラスしましょう。
また部屋の角にスタンドライトを置いて、人のいる場所と距離を空けたり、壁に向けて照らしたりして、ほどよい雰囲気になるように試してみてください。
ダイニング
ダイニングには、テーブルの上にお気に入りのペンダントライトを付けましょう。
インテリアとマッチするデザインで、適度な明るさの照明を見つけられるといいですね。
食事をする際には、料理や相手の顔が見えるような明るさが必要です。
そのため、ペンダントライトと一緒にキャンドルやテーブルライトも合わせても、すてきな食卓を演出できます。
ダイニングテーブルを囲む人との関係や料理によって、明るさを調節できると便利です。
また、ダイニングで食事以外にも仕事や勉強をする場合は、作業がはかどるように照明を追加しましょう。
ベッドルーム
寝る前や朝起きたときにもヒュッゲな時間が流れるように、ベッドルームにもやさしい照明も設置しましょう。
スタンドライトやウォールライトなど、あまりまぶしくならない照明が適しています。
特に、就寝前は気持ちが落ち着くような安らげる空間のベッドルームになるように、やわらかさやあたたかさのある明かりをともせるようにしましょう。
また、勉強や仕事をする机がある場合は、机の上に必要な照明を設置してください。
家全体
家全体は暗めにして、あらゆる場所にキャンドルをともしてみましょう。
炎のぬくもりと揺らぎで癒される空間ができ、家じゅうがヒュッゲな雰囲気で包まれます。
また、窓の外から入ってくる町の光や月明りも楽しめる程度の明るさに抑えておくと、ナチュラルな暮らしができます。
居心地のいい空間を作り出すヒュッゲな照明の使い方
北欧テイストの照明をレイアウトしただけでは、ヒュッゲな暮らしは実現できません。
照明の使い分けや調節をしながら、効果的な使い方を取り入れましょう。
必要なときに必要な明るさの照明を点灯する
照明は必要最低限のものを用意し、必要なときにだけ点灯するようにしましょう。
例えば、読書灯は本を照らせるサイズと明るさのものを選び、読書をする椅子のすぐ横に設置します。
そうすれば、本を読み終えたらその場で消灯でき、不要な明かりで空間を必要以上に明るくしたり雰囲気を乱したりすることがありません。
また、外の明るさや家のなかでの過ごし方によって、適宜、点灯する照明を変えたり増やしたりして調節することもおすすめです。
その場合、一つの照明で明るさや色味、照らし方を変えられるものがあると便利です。
空間の間仕切りとして用いる
照明は室内の間仕切りとしても活用しましょう。
同じ部屋のなかでも明かりが異なればそれぞれ別の空間に見えたり、2つの空間でも明かりがつながっていると一つの空間に見えたりします。
例えば、リビングとダイニングの間にフロアランプを設置すると、点灯すれば大きな一つの空間に、消灯すればそれぞれ別の空間になるという使い方ができます。
照明を点けたり消したりつなげたりしながら、明かりの大きさや色を使いこなして、空間を自由に操ってみましょう。
キャンドルを追加する
室内の照明として、キャンドルを追加することもヒュッゲに近づく一つの方法です。
実際にキャンドルや暖炉があると、炎の揺らぎやあたたかさが感じられ、心地よくヒュッゲなひとときを過ごせます。
部屋や場面によっては、照明がなくてもキャンドルだけで十分なこともあるので、試してみてください。
壁面や天井面を利用して照らす
照明を壁面や部屋の角に設置したり、照明から漏れる光が天井や壁の方を向いていたりすると、ヒュッゲな空間が作りやすくなります。
特に大きな照明は、部屋の中心に置いて均一に照らすよりも、壁面や天井面を利用して明かりを反射させる手法がおすすめです。
すると、やわらかい雰囲気と部屋が広く見える効果が期待できます。
北欧テイストにマッチするおすすめの照明
北欧インテリアによく合うおすすめの照明を7点、ご紹介します。
北欧ブランドのすてきなデザインの照明は、点灯していなくてもレイアウトするだけで部屋の印象をよくしてくれます。
自分の部屋に適した照明を見つけて、ヒュッゲなインテリアにまとめましょう。
ウォラート|Louis Poulsen(ルイスポールセン)
北欧照明としておなじみのデンマークのブランド、Louis Poulsen(ルイスポールセン)。
ヴィルヘルム・ウォラートが設計したこちらの照明は、シンプルであたたかみのあるデザインが特徴です。
低めに吊り下げたり、複数レイアウトしたりできて、ヒュッゲなインテリアを楽しめます。
また、丸いフォルムからやさしく広がる光と、底部分のガラス面からの明るい光を両方利用できるので、ダイニングにもリビングにもおすすめです。
SNOWDROP(スノードロップ)|LE KLINT(レ・クリント)
北欧照明の代表的ブランド、LE KLINT(レ・クリント)。
日本ではマツユキソウと呼ばれるスノードロップは、長い冬を越し春を告げる花として、デンマークでは大切な花の一つです。
そんな名前のついたスタンドランプは、どこかはかなく美しい佇まいをしています。
凛とした花が咲いたような明かりと、スタンドの角度が変えられる機能性で、ヒュッゲな生活にぴったりの照明です。
また、レ・クリントを象徴する傘のプリーツは、日本の折り紙から着想を得ており、職人の手作業で丁寧に作られています。
PM-02|FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)
北欧インテリアを代表するデンマークのブランド、FRITZ HANSE(フリッツ・ハンセン)。
シンプルながら存在感のあるPM‐02は、緻密な計算のもとデザインされています。
クラシックでエレガントさがあり、美しく使いやすいテーブルランプです。
周囲に溶け込むような明かりで、テーブルの上を上品に照らします。
A338 ペンダント ビルベリー|artek(アルテック)
フィンランドの人気インテリアブランド、artek(アルテック)。
かわいいらしいサイズ感と丸みのあるペンダントライトA338は、デザイナーのアルヴァ・アアルトが好んだベリーにちなんで「ペンダント ビルベリー」と呼ばれています。
斜めに付けられた開口と上部の小さな隙間から漏れる光が、心地よい明るさをもたらします。
複数レイアウトする際も、その並べ方にこだわれるような、楽しいペンダントライトです。
CYLINDER PENDANT I (シリンダーペンダント1)|yamagiwa(ヤマギワ)
照明やインテリアの国内大手ブランド、yamagiwa(ヤマギワ)。
こちらのCYLINDER PENDANT I (シリンダーペンダント1)は、天井からシュッと伸びてくるようなスタイリッシュな照明です。
無駄がなく飽きることのないシンプルな形状が北欧テイストのインテリアにもよくマッチします。
クールな印象でありながら、ブラックニッケルの深みがあたたかさも演出します。
PH ハット|Louis Poulsen(ルイスポールセン)
北欧照明のラインナップに欠かせないブランド、Louis Poulsen(ルイスポールセン)。
こちらのPHハットは、壁に帽子をかぶせたような、もしくは壁からきのこが生えているような愛らしいフォルムです。
内部がローズ色に塗られているため、明かりがあたたかく壁面に広がり、角度を変えて調節もできるので、シーンに合ったヒュッゲな空間を作れます。
絵画を飾るようにレイアウトできる優れた照明です。
Secto 4220(セクト 4220)|Secto DESIGN(セクトデザイン)
木製のデザイン照明が専門のフィンランドブランド、Secto DESIGN(セクトデザイン)。
Secto 4220(セクト 4220)は、やさしくあたたかみのあるデザインが多いセクトデザインのなかでも、すっきりとした見た目が特徴です。
木製の傘から漏れる光もやさしく、ヒュッゲな部屋作りにおすすめです。
洗練されたデザインですが、木のスリットは日本人になつかしさを感じさせ、ほっこりとした気持ちになれます。
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