家具の色がバラバラでも統一感を演出するコーディネートのポイント
ライフスタイルに合わせて家具を買い足していくうちに、「気がついたら家具の色がバラバラで部屋のインテリアが決まらない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、家具の色がバラバラでも統一感を出すポイントをご紹介します。
部屋に統一感が生まれると、落ち着きのあるおしゃれな雰囲気になります。
記事の最後には弊社が手がけたコーディネート事例やインテリアサービスをご紹介するので、家具をコーディネートする参考にしてみてください。
家具の色がバラバラで統一感が出ない理由とは
家具の色がバラバラで統一感が出ない理由として、色の使いすぎによるちぐはぐ感が挙げられます。
カラーコーディネートにおいては、基本的には3色、多くても5色以内に色数を抑えると統一感が出ると言われています。
部屋をざっと見渡したときに、視界に7〜8色入ってくる場合は色の使いすぎです。
一つの空間に色を使いすぎている場合、全体的に統一感に欠ける落ち着かない雰囲気になってしまいます。
また、一つひとつはよい家具だとしても、家具の色がバラバラだとせっかくの見栄えが台無しになりかねません。
家具の色は部屋の印象を大きく左右するため、計画性のあるコーディネートをしましょう。
家具の色がバラバラでも統一感を出すポイント
家具の色がバラバラでも、統一感のあるおしゃれなインテリアスタイルを諦める必要はありません。
適度に色味を取り入れつつ、洗練された空間に仕上げるコーディネートのポイントをご紹介します。
主役の家具にカラーを合わせる
家具の色がバラバラでも統一感を出すには、部屋の主役となる家具を中心に、全体のコーディネートをまとめる方法がおすすめです。
リビングであれば、ソファやダイニングテーブルなど存在感の強い家具を主役にしましょう。
周辺のインテリアを主役のカラーに合わせることで、部屋全体に統一感が生まれます。
キャメルのヴィンテージ風レザーソファであれば、周囲には同系色の木製家具や、インダストリアルな雰囲気が漂うブラック系の照明、インテリア小物を取り入れてみてください。
ナチュラルな白いソファを好む場合は、グレーのラグやクッションをコーディネートすると、柔らかく上品なモノトーンスタイルに仕上がります。
テイストを決めてコーディネートする
インテリアテイストを決めてコーディネートするのも、家具の色がバラバラでも統一感を出すポイントです。
あらかじめインテリアの方向性を定めて家具をコーディネートすると、部屋全体に統一感が生まれるため、家具の色にバラつきがあってもアンバランスにはなりません。
ナチュラル、モダン、インダストリアルなどインテリアスタイルは実に幅広くあります。
家具の色のバラつきが気になる場合は、インテリアテイストを見直してみましょう。
インテリアテイストに沿ってコーディネートし直すことで、家具の色にとらわれない洗練された雰囲気になります。
空間に使う色は3色でまとめる
空間に使う色は、3色でまとめるのもポイントです。
3色という色使いは、ベースカラー(65%)・アソートカラー(25%)・アクセントカラー(10%)という、カラーコーディネートの基本をおさえた配色となります。
そのため、3色以内でコーディネートすると、家具の色がバラバラでも統一感を出しやすくなります。
特に面積の大半を占めるベースカラーとアソートカラーは部屋の印象を左右するため、アンバランスにならないように色味を調整しましょう。
配色のバランスや組み合わせが難しい場合は、プロのインテリアコーディネーターに相談することをおすすめします。
素材・木目・デザインを合わせる
家具の色がバラバラでも、素材・木目・デザインがそろっていると、統一感が生まれておしゃれな雰囲気に仕上がります。
素材であれば無垢材、樹脂、ファブリックなどがあります。
木には直線デザインの「柾目(まさめ)」と 曲線デザインの「板目」があり、木目を合わせることも統一感を演出する上で欠かせません。
スタイリッシュを好む場合は柾目、木のナチュラルな風合いを求める場合は板目を取り入れてみてください。
また、デザインをそろえることも家具の色のバラつきを隠すのに効果的です。
家具の色がバラバラな場合は、 家具のどこかの要素に統一感を持たせましょう。
床・壁・天井をホワイトで統一する
床・壁・天井をホワイトで統一し、部屋全体の色をスッキリとまとめる方法もあります。
空間が洗練されていれば、家具の色がバラバラでもごちゃごちゃとした印象になりません。
むしろそれぞれの家具の色がアクセントとなり、おしゃれな空間を演出できます。
白のシンプルな空間であれば家具の色使いで気を揉む必要も少ないため、あまり色数に縛られることなく「好き」を優先して家具を配置できます。
家具の高さを統一する
家具の色がバラバラの際は、家具の高さを統一するのも効果的です。
家具の高さをそろえると統一感が生まれるため、家具の色がバラバラなことによる落ち着かない雰囲気をうまく隠せます。
キャビネットや本棚など、家具は高さと奥行きをそろえて配置しましょう。
シリーズ展開しているものから選ぶと、あとから買い足す際も統一感を損なう心配はありません。
家具は床・壁・天井の色調に合わせて配置する
家具の色味が強調されないように、家具を置く際は床・壁・天井の色調に合わせることもポイントです。
例えば、モスグリーンのアクセントクロスの前に白いキャビネットを置くと、白のキャビネットがかなり強調されます。
白のキャビネットは、本来であれば白いクロスと同化してあまり目立つことはありません。
しかし、アクセントクロスのように色味が強い壁紙の前では、かえって白さが強調されてしまい、家具の色がバラつく要因となります。
白いクロスの前には白いキャビネットを、木製パネルの前には木肘ソファを配置してみてください。
床・壁・天井の色調に合わせて家具を配置することで、色数を抑えて統一感を演出できます。
柄物は1種類で統一する
インパクトがある柄物は、1種類にまとめるのもポイントです。
チェック柄や北欧柄、花柄、ストライプなど、柄物は数えきれないほど種類が豊富にあります。
そのため、ソファ・ラグ・クッション・カーテンをコーディネートする場合は、柄を1種類に統一しましょう。
同じ柄であれば統一感があるため、カラーが違ってもスッキリとまとまったおしゃれな雰囲気になります。
見せる収納と隠す収納を使い分ける
見せる収納と隠す収納を使い分けることも、家具の色がバラバラでコーディネートがまとまらない悩みを解消する有効手段となります。
隠す収納は、家具の色がバラバラな際にありがちな生活感や煩雑な雰囲気を隠し、部屋に統一感を与えます。
特に周囲のインテリアとなじまないものや派手な色使いのインテリアは、扉付きの収納に片付けましょう。
コンパクトな観葉植物や普段使いのものは、手入れや出し入れがしやすいように見せる収納に飾ります。
家具の色がバラバラな上に物が多いと、よりまとまりのない印象を与えかねません。
見せる収納と隠す収納の使い分けをし、視界に入る色数と物の量を調整しましょう。
ラグを敷いて周囲の家具と調和させる
家具と床の色が異なる場合は、ラグを敷いて色のバラつきを調和させるコーディネートがおすすめです。
例えば、明るいナチュラルカラーのフローリングにキャメルのソファを合わせる場合、ソファと同系色となるブラウン系のラグを敷いてみてください。
床の上にソファと同系色のラグを敷くことで、ソファとフローリングの間にある色の違和感がなくなります。
さらに同系色のリビングテーブルや照明を配置すればより統一感が生まれ、おしゃれな雰囲気になります。
ラグは取り入れやすくインテリア性も高いため、家具の色がバラバラでコーディネートがまとまらないとお悩みの場合はぜひ試してみてください。
家具の統一感でお悩みの場合はインテリアコーディネートのMAYSへ
家具の統一感でお悩みの場合は、インテリアコーディネートの実績が豊富なMAYSにぜひご相談ください。
MAYSにご相談いただければ、家具の色使いにありがちな以下の悩みが解消されます。
- 引っ越しのたびに家具を買い足したら家具の色がバラバラで困る
- 「好き」を優先した結果、家具の色がバラバラでまとまらない
- 色使いが決まらないために家具のよさを生かしきれない
カラーコーディネートの悩みはプロに任せていただき、お気に入りの家具で素敵な毎日を過ごしましょう。
東京都港区を中心に年間約1,000件のインテリアコーディネート実績を保有
年間約1,000件という豊富なインテリアコーディネート実績を有しており、幅広いご提案が可能なことも弊社をご利用いただくメリットです。
- インテリアスタイルをガラリと変えたい
- モデルルームのようなおしゃれなコーディネートにしたい
- 個性的なインテリアスタイルを再現したい
弊社はインテリアコーディネート実績が豊富なため、上記のようなご自身では難しいコーディネートもご要望通りに再現できます。
特にインテリアスタイルは幅が広く、色使いから配置までコーディネートのポイントも多くあります。
ご自身でのインテリアコーディネートに自信が持てない場合は、インテリアコーディネートのプロである弊社にぜひご相談ください。
家具の色や素材などを踏まえて統一感のあるコーディネートをご提案
統一感のあるコーディネートをご提案できることも弊社をご利用いただくメリットです。
家具の色や素材などを踏まえてご提案するため、家具の色がバラバラになる心配がありません。
色や素材はもちろんのこと、それぞれの組み合わせや相性まで厳選するため、色数がやや多くてもおしゃれな雰囲気に仕上げられます。
インテリア小物を多く取り入れた、カフェのようなおしゃれな空間にしたい場合はぜひお問い合わせください。
色数や素材を多く取り入れつつも、煩雑にならない洗練されたインテリアスタイルを再現いたします。
内見や採寸の上でご提案するため間取りにフィットしたベストバランスを実現
あらかじめご自宅の内見や採寸を行った上でご提案するため、家具のおさまりがよい最良のコーディネートを実現できることも弊社の強みです。
家具の高さや配置をそろえることは、家具の色がバラバラでも統一感を演出する大切なポイントです。
精密な採寸にもとづいたプロならではのコーディネート計画により、造り付け家具のような統一感のある空間を実現できます。
「好き」を優先したところ家具の色がバラバラになってしまった場合は、無理に色数を調整するのではなく、家具の配置をそろえることで統一感を演出しましょう。
家具のコーディネートだけでなく国内外100以上のブランドから購入も可
国内外100以上の選りすぐりのブランドから購入できることも、弊社にご依頼いただくメリットです。
家具の色がバラバラでも統一感を出すにはいくつかポイントがありますが、単一ブランドだけで理想的なコーディネートを実現するのは簡単ではありません。
特に色数が多い空間をコーディネートする場合は、色・素材・デザインをそろえたり、家具の高さを統一したりと、色味の調整が必要不可欠です。
幅広いメーカーとのつながりを持つ弊社にご依頼いただければ、さまざまなブランド家具を組み合わせられるため、限りなく理想に近いコーディネートを再現できるようになります。
不要なブランド家具の買い取りにも対応
不要なブランド家具の買い取りにも対応しているため、インテリアスタイルの一新に伴う家具の入れ替えをサポートできることも弊社の強みです。
ハイブランド家具に精通した専門のスタッフが中古家具の市場価格データをもとに査定するため、安心してお取り引きできます。
ソファ、ベッド、ダイニングテーブルはもちろんのこと家具の大半はお取り引き可能で、ブランドに関してもCassina(カッシーナ)をはじめ一流ブランド家具の取引実績が多くございます。
家具の色を整えるためにいくつか家具を処分する場合は、買取実績が豊富な弊社にぜひ一度ご相談ください。
MAYSの最新インテリアコーディネート事例
家具の色がバラバラでも統一感を演出するコーディネート事例を二つご紹介します。
マダムたちの集まるサロン
カラーを同系色でまとめて統一感を演出するコーディネート事例。
色数を3色以内に抑え、マダムたちが集まるサロンにふさわしい上品で洗練された雰囲気に仕上げました。
本記事でご紹介した統一感を出すポイントにもあるように、ソファの前に同系色のラグを敷き、周囲の家具と調和させているのが特徴です。
家具の色がバラバラでお悩みの場合は、色使いの基本をおさえた上記実例をぜひ参考にしてみてください。
都会の中の静かなリゾート
木製の天井に合わせて空間をまとめていくコーディネート事例。
天井の色に合わせて、リビングテーブルやラグ、照明をブラウンでまとめて統一感を演出しました。
ソファの張り地も背後の白いクロスに合わせているため、ホテルのような上品な雰囲気に仕上がっています。
このように家具の色を天井や壁に合わせてコーディネートすることで、一体感が生まれます。
床・壁・天井の色調に合わせて家具を配置する場合は、ぜひ参考にしてみてください。
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文・ライチ1214(大手ハウスメーカー元社員)