癒しを演出する寝室照明の選び方!コーディネートのポイントやおすすめ照明をご紹介
日ごろから重要な決断を迫られることの多いビジネスシーンにあって、寝室はようやく重圧から解放される貴重なプライベート空間です。
癒しに満ちた寝室でぐっすりと眠り、心身ともに一日の疲れをほぐしたい方も多いでしょう。
そこで本記事では、気持ちをリセットし、快適な睡眠をとるための寝室照明の選び方やコーディネートのポイント、おすすめ商品などをご紹介します。
溜まった疲れはその日のうちに解消し、心地よい朝を迎えましょう。
目次
寝室の照明器具の種類
寝室の雰囲気づくりに取り入れたい寝室照明の種類を解説します。
ペンダントライト
ペンダントライトとは、チェーンやコードによって吊り下げるタイプの照明のことです。
天井に設置するシーリングライトに比べ、「照明の位置が低い」「デザイン性が高く部屋のアクセントになる」などの特徴があります。
木製やガラス製など素材が幅広く、雰囲気を演出しやすいのもペンダントライトの魅力です。
ブラケットライト
ブラケットライトとは、壁に取り付ける間接照明のことです。
部屋の壁や柱などを照らして影をつくる補助照明として利用され、「雰囲気のよい空間を演出できる」「部屋の奥行きをつくり出せる」などのメリットがあります。
シーリングライトと同様に、床の設置スペースがいらないこともブラケットライトの特徴です。
スポットライト
スポットライトは照らしたい場所に向かってピンポイントに光をあてられる照明で、間接照明の一種となります。
一点を集中的に照らすことで、強調したい対象物を際立たせられるメリットがあります。
「自由に角度を変えられる」「影を使った演出ができる」など、雰囲気の演出に長けているのもスポットライトの特徴です。
テーブルランプ
テーブルランプは、テーブルなどの台の上に置いて使う照明で、テーブルスタンドとも呼ばれている小型の照明器具となります。
デスクやベッドサイドに設置されるケースが多く、読書など手元に明るさがほしいときにスポット的に使うのに最適です。
「柔らかな光でインテリア性が高い」「明るさや色味を調節できる」「デザインが豊富」など、癒しとおしゃれを演出する雰囲気づくりに欠かせないアイテムといえます。
フロアランプ
フロアランプは別名フロアライトとも呼ばれる間接照明で、支柱が長く、床に置いて使用する照明器具です。
シェード型やスポットライト型、トーチ型などシェードのデザインが豊富で、リラックスした雰囲気から、手元を照らす直線的な光まで演出の幅が広い特徴もあります。
フロアランプを部屋の隅に設置することで空間にメリハリが生まれ、 広く立体的な空間を演出するのに適しています。
シーリングライト
シーリングライトとは天井に直接設置する照明のことで、部屋全体を照らす主照明として用いられるケースが一般的です。
高い位置に設置するため、部屋がすっきりと洗練された雰囲気に仕上がります。
昼光色・電球色・常夜灯と明るさや色味を調節できるものから、タイマー設定やリモコン操作の機能が備わったものまで、機能性に優れているのも大きな特徴です。
ラウンド型やスクエア型、北欧風などデザインが豊富にあり、部屋を明るくおしゃれに演出できるメリットがあります。
寝室照明の選び方
深い眠りに欠かせない寝室照明の選び方を解説します。
設置場所別に選ぶ
特徴や機能、演出効果は照明器具ごとに異なるため、それぞれ設置場所に適した照明を選ぶことも雰囲気を演出する大切な要素です。
例えば、天井にはシーリングライトやペンダントライト、ベッドサイドにはテーブルランプ、部屋の隅には雰囲気のあるフロアランプなどがおすすめです。
ただし、寝室にシーリングライトを設置する際は、明るさを調整できる調光・調色機能の備わったものを選びましょう。
調光・調色機能がないシーリングライトであれば、ベッドサイドにテーブルランプなどを併用するレイアウトがおすすめです。
必要な場所に必要な分の照明を配置することで照明本来の演出効果が引き出され、空間をおしゃれで落ち着きのある雰囲気に演出できます。
照明器具の機能で選ぶ
以下のような照明器具の機能性で選ぶこともポイントです。
- リモコン付き
- 調色機能
- 調光機能
- タイマー機能
リモコン機能付きはシーリングライトに多く見られる機能で、ベッドに入ったまま手元のリモコンを操作して常夜灯に切り替えられる便利な機能です。
調色機能は昼光色から電球色に色味を調整できるため、仕事の際は明るい昼光色、就寝時は雰囲気のある電球色とライフスタイルに応じて部屋の雰囲気を変えられます。
調光機能は光の明るさを調節できる機能のことで、活動的に過ごす日中の明るい光から就寝時の常夜灯まで照度を調節できる機能です。
このように照明器具の機能性を重視して選ぶことで、過ごしやすく快適で、リラックスできる寝室を演出できます。
照明の色で選ぶ
照明には「昼白色」「電球色」「昼光色」などいくつか種類があり、リラックスできる空間にするには照明の色選びが欠かせない要素となります。
寝室などのリラックスを目的とした空間の場合は、あたたかみのある暖色系の「電球色」がおすすめです。
昼白色は自然な光に近い光色で、キッチンやダイニングなどに適しています。
青みのある爽やかな昼光色は、勉強や読書に最適な光色です。
明るさを抑えたあたたかみのある電球色は、目が疲れにくくリラックスした空間を演出するのに最適で、1日の疲れを癒す寝室に向いています。
過ごし方で選ぶ
睡眠をとるだけなのか、読書や仕事部屋としても使うのかなど、寝室での過ごし方に適した明るさがあるかに着目して選ぶことも大切です。
睡眠をとるだけであれば、落ち着きのある雰囲気づくりに適した暖色系の電球色でまとめるとよいでしょう。
寝室を読書や仕事部屋としても使う場合は明るさが必要になるので、シーリングライトのような昼光色の照明を取り入れる必要があります。
暖色系だけでよいのか、昼光色のような明るい光色も必要なのかなど、寝室での過ごし方に見合った明るさを取り入れると快適で心地よく過ごせる空間になります。
寝室の照明をおしゃれにコーディネートするポイント
寝室の照明をおしゃれにコーディネートするポイントを3つ解説します。
寝室のインテリアとの統一感を意識する
寝室をおしゃれにコーディネートするポイントの一つめは、寝室のインテリアと照明をいかにうまく統一感のあるスタイルにまとめるかにあります。
例えば北欧スタイルにしたい場合は、木製や和紙でできたシェードがおすすめです。
シックで落ち着きのあるホテルライクな雰囲気を演出したい場合は、スタイリッシュなデザインのペンダントライトやテーブルランプなどの間接照明をうまく活用しましょう。
照明と寝室のインテリアが調和していないと、ちぐはぐで落ち着かない雰囲気になってしまいます。
照明の種類やデザイン(シェードの形・色・材質)を意識して部屋のインテリアを統一し、リラックスできる寝室にしましょう。
寝室での過ごし方に合わせる
一口に照明といっても寝室照明の種類やデザインは豊富で、機能性のあるタイプから明度や照度が異なるものまでさまざまなタイプがあります。
そのため、就寝時のリラックスに重点を置くのか、仕事部屋と寝室を兼用するのかなど、寝室照明を配置する際は部屋での過ごし方に合わせたコーディネートが欠かせません。
リラックスできる空間にしたい場合は、電球色のフロアランプやペンダントライトなどがおすすめです。
仕事や読書など寝室を多目的に使う場合は、昼光色のシーリングライトで十分な明るさを確保し、フロアランプなどの間接照明で雰囲気をプラスするコーディネートが向いています。
過ごし方と照らし合わせて照明器具を選ぶことで、おしゃれなだけでなく、快適で心地よくリラックスして過ごせる寝室になります。
照明の種類・配置・組み合わせを工夫する
照明器具の種類や組み合わせ、配置のバランス(高い位置・低い位置・部屋の隅)など、照明全体のコーディネートを意識することも大切です。
照明にはテーブルランプのような低い位置に設置するタイプから支柱が長いフロアランプ、高い位置に設置するシーリングなどさまざまなタイプがあります。
配置のバランスを意識することで、寝室にメリハリと奥行感、リラックスした雰囲気が生まれます。
組み合わせに関しては、シンプルなシーリングライトを設置した場合はフロアランプを取り入れるなど、演出効果の高い間接照明を活用するコーディネートがおすすめです。
このように照明の種類や配置、組み合わせを工夫することで、洗練されたおしゃれでリラックスした空間を演出できます。
MAYSの寝室照明コーディネート事例
照明をレイアウトする際に参考にしてほしい、MAYSが手がけた寝室照明のコーディネート事例をご紹介します。
フロアランプの事例
ブラウンを基調とした落ち着いた空間に、スタイリッシュなスクエア型のシェードのフロアランプを設置したコーディネート事例です。
シェードのカラーをブラウンに合わせることで統一感を演出し、落ち着きのあるリラックスした雰囲気を再現しました。
天井にシーリングライト、手元にはフロアランプを設置することで、快適さと癒しを両立するバランスのよさもポイントです。
日中は仕事部屋、夜はゆっくり休める寝室として使いたい方に参考にしてほしいコーディネートです。
ペンダントライトの事例
白を基調とした明るく優しい雰囲気の寝室に、ラウンド型の柔らかい光のペンダントライトを取り入れたコーディネート事例です。
ベッドサイドにはフロアランプを設置することで必要な明かりを確保するなど、過ごしやすさにも配慮しました。
演出効果に長けた間接照明を効果的に組み合わせることで、ホテルライクな洗練された雰囲気を演出しています。
華やかで上品な寝室にしたい方、極上のくつろぎを満喫できる寝室にしたい方はぜひ参考にしてみてください。
シーリングライトの事例
寝室全体を明るく照らすシーリングライトを設置したコーディネート事例です。
昼白色の明るさを取り入れることで、広い部屋で活動的に過ごせるようにしました。
天井のシーリングライトとベッドサイドのテーブルランプを組み合わせ、全体的にすっきりまとまったおしゃれな雰囲気に仕上げている点もポイントです。
個性的でありながら活動的に過ごしやすく、おしゃれに見える寝室を好む方の参考になるコーディネートです。
テーブルランプの事例
テーブルランプをおしゃれにレイアウトするコーディネート事例です。
左右対称にレイアウトすることで、洗練されたホテルライクな寝室を演出しました。
ラウンド型の上品なシェードは部屋のインテリアと調和し、リラックスした雰囲気を演出するのに一役買っています。
明るさをほどよく取り入れた過ごしやすいレイアウトにしたい方や、統一感のある洗練されたコーディネートを再現したい方はぜひ参考にしてみてください。
寝室照明におすすめのフロアランプ2選
フロアランプのおすすめ商品をご紹介します。
PH 3½-2½ フロア|Louis Poulsen(ルイスポールセン)
機能的にデザインされたLouis Poulsen(ルイスポールセン)のフロアランプ「PH 3½-2½ フロア」は、シェードの美しさが魅力の照明で、どのインテリアスタイルにもフィットする逸品です。
下の低い位置まで光をたっぷり届けるため、ベッドサイドの照明にも最適です。
上品で洗練されたデザインなので部屋のインテリアに合わせやすく、寝室に高級感が漂います。
デザイン性の高さと手元を照らしてくれる十分な明るさを重視したい方は、ぜひ試してみてください。
FLOS(フロス)IC F1|FLOS(フロス)
イタリアを代表する照明ブランド・FLOS(フロス)。
きゃしゃなポールの上に絶妙なバランスで設置されたガラスシェードが印象的なフロアランプで、同社を代表するヒット作です。
ポールと球体のみという徹底的に無駄をそぎ落としたデザインは、寝室を華やかかつ上品に演出し、癒しの空間を彩ります。
球体から放たれる包み込むような柔らかな光は寝室のアクセントとなり、インテリア性の高さも申し分ありません。
明度や照度が絶妙な落ち着いた光でまとめたい場合は、月明かりのような輝きを放つ「IC LIGHTS F1 ゴールド」を取り入れてみてください。
寝室照明におすすめのペンダントライト2選
ペンダントライトのおすすめ商品をご紹介します。
Wohlert(ウォラート)|Louis Poulsen(ルイスポールセン)
優しく上品なラウンド型のフォルムがおしゃれな、Louis Poulsen(ルイスポールセン)の名作ペンダントライト。
柔らかい光はリラックス空間である寝室に最適で、部屋を優しく落ち着いた雰囲気に彩ります。
ガラスのマットシェードはインテリア性が高く、消灯時も存在感を放ち、部屋のアクセントになるのも魅力です。
洗練されたデザインなので、部屋のインテリアに合わせやすいのもポイントとなります。
間接照明を積極的に取り入れるコーディネートを好む方は、周囲を照らすのに十分な光を放つルイスポールセンのペンダントライト「Wohlert(ウォラート)」がおすすめです。
Roro(ロロ) PD-2638-L|山田照明
スタイリッシュな寝室にしたい方におすすめなのが、球体とスチール製のフォルムがほどよく空間を引き締めるペンダントライト「Roro(ロロ)」です。
グッドデザイン賞の受賞など輝かしい経歴を持つ日本の照明器具メーカー・ 山田照明が手がける逸品で、寝室をシックでおしゃれな雰囲気に演出します。
あたたかみのある電球色はリラックス空間の寝室に最適で、2~3灯並べるなど奥行感を演出するコーディネートも可能です。
シックで大人な雰囲気の寝室を好む方は、インテリア性と実用的な明るさを兼ね備えた山田照明の「ロロ」を取り入れてみてください。
寝室照明におすすめのシーリングライト2選
シーリングライトのおすすめ商品をご紹介します。
REVE(レーヴ)Φ555mm ライトグレー|yamagiwa(ヤマギワ)
インテリア性が高く柔らかな光を寝室に取り入れたい方におすすめなのが、シンプルで上品なフォルムが特徴のシーリングライト「REVE(レーヴ)」です。
創業100周年の歴史と、グッドデザイン賞の複数回受賞という卓越した技術力を持つ、日本の照明器具メーカー・ヤマギワが手がける名作で、寝室をおしゃれで明るく照らします。
薄型で開放感のあるデザインのため、寝室のような個室にも向いています。
調光・調色機能付きで全灯から常夜灯、消灯まで手元のリモコンで操作できますので、就寝時の快適さも申し分ありません。
使い勝手がよくおしゃれなシーリングライトを取り入れたい方は、ヤマギワのシーリングライト「レーヴ」をぜひ試してみてください。
OL 251 818BCR|ODELIC(オーデリック)
和モダンやジャパンディスタイルの寝室におすすめなのが、アクリルグローブに和紙を貼り重ねた繊細な陰影が美しいシーリングライト「OL 251 818BCR」です。
調光・調色機能も備えているなど、寝室を仕事部屋として使いたい方のニーズを満たす機能性の高さも魅力といえます。
落ち着きのあるデザインのため、フロアランプやテーブルランプなどの間接照明とコーディネートしやすいのも魅力の一つです。
心地よく快適に過ごせる照明を取り入れたい場合は、機能性とデザイン性の高さに定評のある国内大手照明器具メーカー「ODELIC(オーデリック)」のシーリングライトがおすすめです。
寝室照明におすすめのテーブルランプ2選
テーブルランプのおすすめ商品をご紹介します。
KJELL |DOMUS(ドムス)
ドイツの照明器具メーカー「DOMUS(ドムス)」の手がける素材感が魅力のテーブルランプ「KJELL」は、北欧インテリアをはじめ、落ち着いたナチュラルな雰囲気に最適な照明です。
存在感のあるオーク材の丸みを帯びたデザインと、リネンのシェードから放たれる柔らかな光が寝室を優しく照らします。
シェードはクリームとアイロン(グレー)の2種類があり、インテリアの好みに合わせて選べます。
直径30cmと1灯でも映える存在感やデザイン性の高さも魅力です。
北欧インテリアになじむ素材感のあるテーブルランプをコーディネートしたい場合は、木をふんだんにあしらったテーブルランプ「KJELL」を試してみてください。
PM-02|FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)
デンマークの高級家具ブランド「FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)」のテーブルランプ「PM-02」は、ホテルライクな雰囲気にしたい方や、クラシカルなインテリアを好む方におすすめの照明です。
あたたかみのある明かりと円筒形のシェード、3本脚のベースが生み出すエレガントなコントラストが魅力のテーブルランプ「PM-02」は、寝室をラグジュアリーに彩ります。
サイズは直径約14cmとコンパクトに置けるため、ベッドサイドで左右対称に配置するコーディネートにも向いています。
優しく包み込むキャンドルのような明かりを好む場合は、ヒュッゲという心地よさを大切にする価値観が根付く、デンマーク発祥のテーブルランプを取り入れてみてください。
寝室のトータルコーディネートなら年間約1,000件のコーディネート実績が豊富なMAYSへ!
照明は寝室をおしゃれで落ち着いた雰囲気に格上げするマストアイテムです。
すてきな寝室があれば心がほっと安らぎ、ぐっすりと眠って1日の疲れもほぐれるでしょう。
弊社では、今回ご紹介したLouis Poulsen(ルイスポールセン)やyamagiwa(ヤマギワ)、ODELIC(オーデリック)など一流ブランドの照明も取り扱っております。
リラックスできる寝室照明のコーディネートがいまいち思い浮かばない方は、年間約1,000件のハイグレード物件のインテリアコーディネート実績を持つ弊社にぜひご相談ください。
お客様のご要望や生活スタイルをもとに、お客様に最適なプランをご提案します。
ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。