【新居引っ越し】インテリアコーディネーターに相談すべき4つの理由
春に向けて新居への引っ越しを考えている方も多いでしょう。
新生活準備は大変な作業も多いですが、「新居ではこんな生活を送りたい」「友人や家族を招いて楽しい時間を過ごしたい」など、ワクワクする楽しみもありますよね。
しかし「新居でこんな暮らしをしたい!」というイメージはつかめても、それを形にしていくことは案外難しいものです。
そこで本記事では、新居のコーディネートをインテリアコーディネーターに相談するメリットについてお伝えします。
また年間約1,000件の高級物件をコーディネートしている、MAYSのインテリアコーディネートサービスもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
【新居引っ越し時】インテリアコーディネーターに相談するメリット
新築の戸建てであればハウスメーカーからインテリアコーディネーターを紹介される場合があります。
しかし、マンションや中古の戸建ての場合、そのような機会はほとんどないでしょう。
まずは新居に引っ越しをするときに、インテリアコーディネーターに相談すべき以下の4つの理由についてご紹介します。
- 時間・労力・手間の削減
- 部屋に合わなかった!という失敗を防ぐ
- 通り抜けができない!という失敗を防ぐ
- 模様替えは案外しない
時間・労力・手間の削減
インテリアに関心がある方にとって、雑誌やSNSを見ながらイメージ作りをしていくのは至福の時間ですよね。
一方、あまり関心のない方やセンスに自信のない方にとっては一つひとつが面倒な作業で、時間も労力もかかるため、引っ越しは大変な作業でしかありません。
そのような方はインテリアコーディネーターに相談することで、以下4つの時間・労力・手間の削減ができます。
- 気に入った家具を一つひとつ探す時間と手間
- 採寸をして商品を探す手間
- 組み合わせを考える手間
- 予算内に収める計算の手間
家具をバラバラに購入すると統一感がなくなったり、予算オーバーになったりという問題があります。
しかし、予算を最初に決めた上で相談すればそのようなトラブルもなくなるでしょう。
部屋に合わなかった!という失敗を防ぐ
部屋に合わなかったという失敗には、以下3つの要因があります。
- サイズやサイズ感が合わない
- インテリアテイストが合わない
- 部屋に色が合わない
インテリアコーディネートをする上では、「家具の占有率」「色の黄金比率」「色を3色までに抑える」などのルールがあります。
- 家具の占有率:床面積に対して家具の配分を3分の1にする
- 色の黄金比率:※ベースカラー:アソートカラー:アクセントカラー=70:25:5
※配色で最も大きい色を「ベースカラー(基調色)」、次に面積を占めるメインの色を「アソートカラー(従属色)」、アクセントとなる色を「アクセントカラー」といいます。
大きな家具の購入については、実際のサイズだけでなく「サイズ感」も大切です。
「部屋の真ん中に黒のソファを置いたら、たちまち部屋が狭く感じてしまった」のようなトラブルは失敗例でもよくあります。
大きな本棚に憧れていたので壁一面に本棚をレイアウトしたら空間全体に圧迫感があるなど、空間のよさを活かしきるのは難しいものです。
またインテリアテイストは最初に決めておかなければなりませんが、そのようなルールを無視して、好きな物を次々に買っていくと部屋全体に統一感がなくなります。
インテリアコーディネーターは、そのような問題を軌道修正してくれるため、ルールを踏まえた上でイメージにより近い形を作り上げてくれます。
通り抜けができない!という失敗を防ぐ
実際に住み始めて感じるトラブルで多いのが「生活動線の確保をし忘れる」失敗です。
よくある失敗は以下の2点です。
- 家具は収まったけれど、サイズが大きすぎて通り抜けしにくくなるという失敗
- 大きな家具が窓やドアなどの開閉の邪魔になるかどうかまで考えていなかったという失敗
図面だけを見ていると「家具がぴったり収まった!」と購入に踏み切ります。
しかし、生活してみると「動線を考えることを忘れていた」という失敗があるわけです。
人が通り抜けするのに必要なスペースにもルールがあります。
- 1人が通るときに必要なスペース:60cm
- 2人で通るときに必要なスペース:90~120cm
そのほか、家具の開閉は右開きなのか左開きなのか、ドアの開閉は押すのか引くのかによってもスペース確保が必要になる場所が変わります。
洗濯物を干すためにベランダに出たいのにスムーズに出られないなどの毎日感じる不便は、インテリアコーディネーターに相談することでなくなるでしょう。
模様替えは案外しない
毎回不便に感じていることがあっても、案外模様替えに踏み切る方は少ないのが現状です。
特に大型家具は高額で処分するのも大変なので、買い直しをすることは少ないでしょう。
だからこそ引っ越し時などの最初にインテリアコーディネーターに相談することで、より快適な暮らしを手に入れることができるのです。
相談料を払ったとしても、日々の小さなストレスを軽減できるのであれば大きなメリットにつながるのではないでしょうか。
インテリアコーディネーターに相談するタイミング
インテリアコーディネーターに相談するタイミングはいつがいいのかも迷うところですよね。
ずばり「引っ越しを決めたタイミング」がベストです。
引っ越し予定日が決まっているのであれば、できる限り早めにインテリアコーディネーターに相談しましょう。
時間に余裕のあるほうがよりイメージに近いアイテムを、焦ることなく選べます。
また大型家具の場合は、注文を受けてから製作する受注商品も多々あり、※数ヵ月から半年ほどかかることも珍しくありません。
(※MAYSでは、製造から商品到着に時間がかかる場合には、使用する家具の貸し出しサービスも行っています。)
具体的な相談に進むまでにインテリアコーディネーターと何度も打ち合わせをすることになるはずですので、できるだけ早い段階で連絡を入れてみてください。
プロにコーディネートを相談した場合の流れ(MAYSの場合)
実際にプロのインテリアコーディネーターに相談した場合のおおよその流れは以下の通りです。
- 内見・採寸
- 商品選定
- お部屋のレイアウト(家具配置)
- 生地サンプルなどのお取り寄せ
こちらは、MAYSで実際に行っているインテリアプランの流れです。
他社のインテリアコーディネートサービスは、内見は行わず図面のみで対応していたり、Web上でのビデオ通話には非対応だったり、さまざまなケースがあります。
MAYSでは、内見に加えてショールームでのご相談や、パソコンやスマートフォンで「Zoom」を使い、インテリアの相談ができるオンラインサービスも行っています。
ショールームまでなかなか行けない方や、忙しくて時間が取れない方でもご自宅から相談可能です。
内見・採寸
物件に伺い、内見・採寸を行います。
図面上ではわかりにくい採光問題や造り付けのキッチンの色、フローリングや建具の色などを確認することで、より空間にぴったりなコーディネートを提案できます。
商品選定
お客様の要望を聞いた上で、有名ブランド、国内ハイブランドなど国内外100社のメーカーから選りすぐりの商品を選定します。
MAYSは家具ブランドではないため、「ソファやダイニングには予算を割きたいが、シェルフなどはハイブランドでなくても……。」のような要望にも柔軟にお応えできます。
もちろん、転居に伴うお手持ちの家具とのコーディネートも可能です。
お部屋のレイアウト(家具配置)
間取り図、採寸データなどをもとに、家具のレイアウト図も含めたインテリアプランを作成します。
お客様から伺ったライフスタイルをもとに、最適なレイアウトをご提案します。
生地サンプルなどのお取り寄せ
ソファのファブリックやカーテン生地のサンプルをお見せし、よりこだわりの商品選びを行います。
提案商品を直接メーカーで確認したいお客様には、コーディネーターが同行する※サービスも行っています。
※所定額以上の商品をお求めのお客様向けのサービスです。
インテリアコーディネート事例
ここからは、実際にMAYSのインテリアコーディネーターに相談した場合のコーディネート事例をご紹介します。
1LDK:スタイリッシュモダン
こちらは、「隠れ家」というテーマでスタイリッシュモダンにコーディネートされた1LDKの一例です。
コンクリート打ちっぱなしの壁面と、ワインレッドのフローリングに合わせてダーク系の家具をセレクトしています。
モノトーンで統一されたコーディネートに、観葉植物や印象的な曲線の照明をプラスすることでやわらかいイメージに仕上げています。
2LDK: カジュアルミックス
こちらは、「オープンシェルフのあるリビングダイニング」をテーマに、カジュアルミックスインテリアでコーディネートした2LDKのリビングです。
広めのリビングダイニングをオープンシェルフで仕切り、それぞれのスペースを完全に遮ることなく、二つの部屋のように分けられた奥行きのある空間をご提案しています。
色使いや照明器具にも遊び心を取り入れた、ミックステイストのインテリアです。
大きな面積を占めるソファをホワイトにしたことで部屋全体が明るくなり、ブラックとホワイトの配分も参考になる一例です。
3LDK:ナチュラルノスタルジック
こちらは「ノスタルジックな部屋」をテーマに、ナチュラルノスタルジックインテリアにコーディネートされた3LDKのリビングダイニングです。
丸テーブルを囲むバイカラーの個性的なチェアが際立っています。
木部をチェリー色に塗装し、トープ色(モグラのような黒に近い灰色)のパイピングを施した、ノスタルジックな雰囲気のソファとオットマンが特徴的です。
同じくトープ色のアクセントラグやコンクリート天板のテーブルを合わせ、フロアランプやシェルフで空間を引き締めています。
絵画やテーブルに細い黒のラインをちりばめ、明るさを保ちながらも空間を引き締めています。
1LDK:ナチュラル
こちらは、「眺めのよい部屋」をテーマにナチュラルインテリアでコーディネートされた1LDKの一例です。
日当たりがよく開放感のあるLDK。
白い床×塗装壁面の無機質な空間に、ナチュラルテイストの家具や小物であたたかみをプラスしています。
昼間はカフェで過ごすようにソファでゆったりと、夜は窓辺のカウンターで夜景と共にお酒や料理も楽しむ生活を送れます。
開放感のある空間を最大限に活かしたコーディネートです。
プロに相談したときのコーディネート料金(MAYSの場合)
インテリアコーディネーターに相談する場合、どれくらいの料金がかかるのかも気になるところですよね。
MAYSの一例を挙げると、コーディネート料金は以下の通りです。
※詳しくはこちらのサービス料金ページをご確認ください。
最初にある程度お部屋を整えておけば、自分で物を買い替えたり、買い足したりするときのルールなども見えてきます。
「こんなところに気を配ってレイアウトするのか」「自分の手持ちのアイテムとの組み合わせでこんなすてきなインテリアにできるんだ!」と大きな発見につながるかもしれません。
新居のインテリアコーディネートなら実績豊富なMAYSへおまかせ
国内でインテリアコーディネーターに相談することは、まだまだ主流ではありません。
しかし、海外では当たり前のようにコーディネーターに依頼をしてすてきで快適な生活を手に入れています。
新居に引っ越しを考えているのであれば、ぜひインテリアコーディネーターに相談してみませんか?
MAYSでコーディネートを依頼するメリット
MAYSでは「上質なインテリアで、一つ上のライフスタイルへ」をコンセプトに商品知識のご提供、コーディネートプランの作成、各種家具搬入までのトータルサポートを行っています。
年間約1,000件、東京港区を中心としたハイグレード物件へのインテリアコーディネートを手がけているのが特徴です。
コーディネーターたちが、お客様の予算・好み・ライフスタイルに合わせ、テーラーメイドのインテリアプランをご提案します。
新品購入では手が届かない「一つ上の」ブランド家具は、お値打ちのリースアップ商品※を組み合わせることにより、低予算でより上質なライフスタイルの実現が可能です。
※リースアップ商品とは、モデルルームなどで展示用に使用された家具や数年間ほかのお客様にリースし返却された商品を、専門スタッフが補修・メンテナンスした商品を指します。
完全予約制のショールームでご相談を伺うため、プライベート空間での打ち合わせが可能です。
理想の住空間をお届けするプレミアム配送
複数メーカーの商品を購入すると、支払いや配送手配が複雑で面倒です。
MAYSでは、まとめてご購入手続きを行えるため、そのような煩雑さから解放されて気軽にお買い物をしていただけます。
また商品はまとめて同日に、家具の配送・組み立て設置に慣れた業者が伺いますので、忙しいビジネスパーソンでも何日も家具の受け取りに時間を割く必要がありません。
商品選びから搬入までトータルサポートを受けられるサービスは、想像以上のメリットがあります。
プロのインテリアコーディネーターに相談して、今以上の快適な暮らしをぜひ実感してみてください。
文・Sayaka i.(インテリアコーディネーター・カラーコーディネーター・福祉住環境コーディネーター)
【関連記事はこちら】
>>プロのインテリアコーディネートとは?依頼方法と内容を徹底解説!
>>インテリアコーディネート会社の探し方!洗練された暮らしを叶えよう
>>インテリアコーディネート実例11選!高級感のある洗練された空間へ