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1LDK・一人暮らしの部屋でおしゃれで快適なレイアウト例をご紹介

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1LDKの一人暮らしの部屋をおしゃれにコーディネートするためには、何から始めればいいのか難しいものですよね。

SNSであふれているおしゃれな部屋を見て「私はセンスがないから上手にコーディネートできない……。」と諦めていませんか?

インテリアコーディネートやレイアウトには、いくつかのルールがあり、そのルールを守れば誰でもセンスよくまとめることができます。

この記事では、1LDKの部屋作りをするためのレイアウトのコツや家具選びのコツ、インテリアコーディネートのコツを解説していきます。

1LDKの間取りの特徴を知る

1ldk おしゃれ

1LDKは、1R・1K・1DKよりも生活空間にゆとりがあり、一人暮らしの方にとても人気のある間取りです。

また、1LDKは1R・1K・1DKと比べて、住宅設備などが充実していることも多く、少しぜいたくな理想の一人暮らしが実現します。

LDKのほかに個室が1部屋あるため、寝室または仕事部屋、衣装部屋などプライベート空間と分けやすく、LDKをパブリック(公共)スペースにしやすい点が魅力です。

1LDKと一言で言っても、LDKの形状の違いから「正方形LDK」「縦長LDK(間口が狭く、奥行きが長い)」「横長LDK(間口が広い)」「変形LDK」の4種類に分けられます。

すてきだなと思ったSNSをまねしてコーディネートしてみたけれど、なんとなくしっくりこないのは、LDKの形状の違いによる差かもしれません。

ここでは、分譲マンションや賃貸物件に多い正方形LDK・縦長LDK・横長LDKを中心におすすめのレイアウトをご紹介します。

正方形LDK

正方形LDKは、間口と奥行きがほぼ同じ長さのため、リビングとダイニングキッチンの空間を分けるのが一番難しい形状と言われています。

そのような場合におすすめの家具は、「リビングテーブル+ソファ」と「ダイニングテーブル」両方の役割を持つ「ソファダイニング」です。

ソファダイニングにすることで、ダイニングとリビングを分ける必要がなく、食事もリラックスする時間も同じソファを利用して、くつろぐことができます。

ソファダイニングは、通常のソファに比べて座面の硬さが硬いものも多く、腰痛持ちの方や腰痛予防にもおすすめです。

最近では、空間にゆとりのない場合や、もっとリラックスして食事をしたいという方を中心に、ソファダイニングの人気が出てきたため、セットで販売されているものも多く出ています。

ソファとダイニングテーブルを別々にそろえる場合には、机の高さとソファの座面高とのバランスに気をつけて選びましょう。

縦長LDK

縦長LDKは、奥行きが長い分譲マンションや賃貸物件のなかでも最も多い形状です。

特徴としては、リビング側は日当たりがいいですが、キッチン、ダイニングが暗くなりがちなのがデメリットです。

そのデメリットを解消するために、明るい色の家具で部屋全体をトーンアップしたり、素材や形状など、きゃしゃで抜け感のある家具を選んだり、軽やかさを演出すると暗さをやわらげることができます。

また、縦長LDKは窓が少ない代わりに、両サイドに壁面が多いので、家具をレイアウトしやすいということがメリットです。

両サイドの壁面に沿って家具をレイアウトし、中心部分の床を窓につなげることで、キッチン側から見たときの開放感を作れます。

明るさを取り入れるため窓の周辺には家具をレイアウトせず、しっかりと部屋に光を取り入れましょう。

またリビングの中心部分にテーブルなどを置きたい場合は、ガラス製の天板にするなどの工夫で、部屋を明るく広く使うことができます。

横長LDK

横長LDKは間口が広く、窓をたっぷりと確保しているケースが多いため、部屋に入ったときにとても明るく気持ちのいい空間で、1LDKのなかでも人気の形状です。

デメリットとしては、縦長LDKと反対に、開口部が多く壁面は少ないため、大きな家具のレイアウトが難しいという特徴があります。

高さを抑えた家具や抜け感のある家具をレイアウトして、日当たりのいい明るさを十分に活かせるコーディネートをしたいものですね。

レイアウトの基本ルール

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次に、どの形状のLDKや個室にも共通する家具レイアウトの基本ルールについて解説します。

基本ルールは以下の4つです。

  • ・家具の占有率
  • ・家具の高さ
  • ・直線や面を意識する
  • ・動線を確保する

家具の占有率を意識する

床面積に対して、家具の占有率は3分の1に収めると空間に余白ができ、すっきりとした印象になります。

家具が多すぎると手狭でごちゃごちゃした印象になり、逆に少なすぎると殺風景で無機質な印象になるので、占有率を意識して家具の割合を決めましょう。

同じ家具をレイアウトする場合でも、バラバラに配置するのではなく、一ヵ所に集中して配置しましょう。

まとめて家具を配置し、目に入りやすい部分に何も置かない床のスペースを設けることで、よりすっきりとした印象を演出できます。

家具の高さを意識する

家具を購入するときに、床に置けるスペースがあるかは確認されると思いますが、高さをきちんと測って圧迫感がないかどうかの確認をされる方は少ないでしょう。

特に背の高い収納家具は、魅力的に感じますが、その分見た目の存在感が増してしまいます。

できるだけ背の高さを抑えた家具でそろえると圧迫感がなく、開放感のある空間にできます。

また、背の高さがそろわない家具を横並びにするときは、入り口手前を高く、奥を低くすることで部屋に奥行きを感じられます。

これは、人間の錯覚による遠近法を利用した手法で、縦長リビングの両サイドの壁面を利用したレイアウトに有効な手段です。

直線や面を意識する

3つ目のルールは、家具をレイアウトする際に、直線や面を意識するということです。

奥行きの異なる家具を横並びにするときには、壁付けではなく、手前の面をそろえてレイアウトするとすっきりと見えるでしょう。

この手法は、奥行きの異なる本の並べ方でも同様です。

本棚に本を並べるときは壁付けで本を並べるのではなく前面をそろえることで、手前に面ができ、すっきりとした印象につながります。

一度本棚でお試しいただくと効果を感じられるでしょう。

また、テレビ台とソファを正面にレイアウトするときは、できるだけ両サイドの直線ラインをそろえるとバランスもよく、安定した印象につながります。

人間はシンメトリー(左右対称)なデザインに対して、「安定感」「美しい」「誠実」というイメージを持っています。

直線的でシンメトリーの配置にすることで、同じアイテムを並べたときでも、自然と落ち着いた美しい空間を作ることができるでしょう。

動線を確保する

家具をレイアウトする際に、忘れがちなのが生活動線の確保です。

生活動線のために必要なスペースは以下の通りです。

  • ・1人が通るときに必要なスペース:60cm
  • ・2人で通るときに必要なスペース:90~120cm

生活動線の確保を忘れて家具をレイアウトしてしまうと、遠回りをする必要があり、毎日の生活でストレスを感じてしまいます。

そのほか、テレビとソファとの距離(最適視聴距離=「テレビ画面の高さ×3」)や、ダイニングテーブルの椅子を後ろに引いたときのスペースの確保なども必要です。

部屋の図面などを用いて、実際の生活を想定した上で、あらかじめどこに生活動線を確保すべきかを考えてレイアウトしましょう。

LDKの主役を決める!一人暮らし1LDKレイアウトの例とそのポイント

1ldk レイアウト

一人暮らしをするにあたり、「こんなソファを置きたい」「ダイニングにお友達を呼んで食事会をしたい」など、さまざまなイメージを膨らませる時間もとても楽しいひとときですよね。

それぞれのイメージはあるけれど、LDKという空間に全てを詰め込もうとするとあっという間に手狭な印象になってしまいます。

そこで、おすすめのレイアウト方法は、どの空間を主役にしたいかをまず決める方法です。

ここでは、以下の4パターンをご紹介します。

  • ・リビング中心のレイアウト
  • ・ダイニング中心のレイアウト
  • ・リビング・ダイニングを分けないレイアウト
  • ・ワークスペースを設けるレイアウト

リビング中心のレイアウト

家族暮らしの場合は、ダイニングテーブル・リビングテーブル・ソファ・テレビ台など、大型家具が必要なケースが多いでしょう。

しかし、一人暮らしの場合であれば、固定観念を捨て本当に必要なものだけに絞るということも大切です。

夕食はたいてい外食という方には大きなダイニングテーブルは不要ですし、ダイニングテーブルはあるけれど結局いつもソファでテレビを見ながら食事を取るという方もいるでしょう。

そのような場合であれば、ダイニングテーブルを小さめなものにしたり、キッチンにバーカウンターのようにレイアウトしたり、リビング空間を主役にしたコーディネートがおすすめです。

お気に入りのゆったりとしたソファを中心にしたLDKは、きっと帰ってきたくなる空間になるでしょう。

ダイニング中心のレイアウト

人と外食することがはばかられる今の時代では、おうちパーティや家飲みの魅力が今一度見直されてきています。

お料理上手な腕前を披露するために、もしくは気の置けない友人たちを招いてテイクアウトやデリバリーを楽しむために、ダイニング中心のレイアウトはすてきな時間を過ごせるでしょう。

一人暮らしには大きすぎるダイニングテーブルを一台用意しておけば、大勢の食事会のときだけでなく、書類を広げて仕事をする場としても最適です。

リビング空間には、大きなソファの代わりにマッサージチェアや一人掛けのゆったりとしたソファを置いて、リラックス空間を作り上げるといいでしょう。

スマートフォンやタブレットの普及により、テレビが不要という方も増えています。

当たり前に考えていたテレビ台の代わりに、ダイニング中心のレイアウトもおすすめです。

リビング・ダイニングを分けないレイアウト

正方形LDKのところでも解説しましたが、リビングスペースとダイニングスペースを分けずに、部屋の中心にソファダイニングをレイアウトする方法もあります。

仕事から帰ってきて、テレビを見ながらゆっくりとソファで食事をしたい方や、あれこれ大型家具を増やしたくない方におすすめです。

最近では、ダイニングソファのテーブルを使用目的に合わせて昇降できるタイプもあります。

昇降タイプであれば、食事のとき、テレビ鑑賞のときなどシーンに合わせて使うこともできるのでおすすめです。

ワークスペースを設けるレイアウト

テレワークの推進で、急きょワークスペースを設けなければならないけれど、仕方なくダイニングテーブルで仕事をしているという方も少なくないでしょう。

転居のタイミング、模様替えのタイミングでせっかくならワークスペースをLDKに持ってくるのはいかがでしょうか。

リビングは日当たりがよく明るい空間に作られているケースが多いため、気持ちのいい環境で仕事ができることも魅力です。

リビングの一角にシンプルな机を一台置き、お気に入りのチェアを置けばワークスペースの完成です。

長時間椅子に座ることを考えたら、多少高額でも椅子は居心地のいい疲れないものをセレクトすることをおすすめします。

一人暮らし・1LDKにおすすめの家具の選び方

1ldk 選び方

一人暮らし・1LDKの暮らしに向いている家具の選び方を、4つの視点から解説します。

こだわりのある家具を一つ選ぶ

「LDKの主役を決める」レイアウトにも通じますが、部屋の中に一つでもこだわりのある家具を選ぶと、空間全体をグレードアップしてくれます。

ソファ・ダイニングテーブル・照明・テレビボードなどから1~2点、お気に入りの家具や雑貨をメインにして、その主役を引き立てる小物をコーディネートしていきましょう。

本当に必要か考える

ダイニングテーブル・ソファ・リビングテーブルなど、生活スタイルによっては不要であることもあるので、生活しながら徐々に家具をそろえていく方法もおすすめです。

ショップは住宅よりも天井高があり、広い空間に展示されているため、実際に搬入してみると思った以上に場所を取ります。

大型家具を購入した後によく見られる失敗例の一つです。

まずは、最低限の家具を選び、必要に迫られたときやお気に入りの家具に出会ったときに導入すると失敗も少ないでしょう。

スリムな家具・兼用になる家具を検討する

家具の占有率を3分の1に抑えるために、スリムな家具、兼用になる家具を検討することも必要です。

  • ・「ダイニングテーブル+ソファ」→「ダイニングソファ」
  • ・「ソファ」→「ラグ+クッション」
  • ・「テレビボード+テレビ」→「壁付けテレビ」や「プロジェクター」

このように、大きな家具の占有面積をスリム化することも考えましょう。

縦長LDKの場合は、大きな壁面に魅力があるため、プロジェクターを置き、憧れの映画鑑賞を楽しむのもおすすめです。

色をそろえる

家具を選ぶとき、色を統一させることも大切です。

特に、木製の家具を購入するときには、できるだけ近い木目の色を選ばないと、ちぐはぐな感じがしてしまいます。

色合わせが難しいという場合には、シリーズで家具をそろえるのがおすすめです。

また、テーブル・チェスト・ソファそれぞれの脚のディテールをそろえるだけでも統一感は生まれます。

アイアン製・ステンレス製・ゴールド・木目など素材の異なるシリーズであれば、細かい部分をそろえるだけでも、部屋全体が統一するでしょう。

1LDKのインテリアコーディネートなら年間約1,000件の実績があるMAYSへ

MAYSへ

「図面を使ってイメージは湧いてきたけれど、本当にこの部屋にバランスよくコーディネートができるのだろうか」と心配な方も多いでしょう。

ソファやダイニングテーブルなど大型家具は、LDKの印象を左右する重要なアイテムで、頻繁に買い替えのきかない商品のため、購入時は迷いますよね。

そんなときは、プロのインテリアコーディネーターに相談をしてみてはいかがでしょうか。

MAYSのインテリアコーディネートとは

MAYSは東京港区を中心にして、年間約1,000件の高級物件のインテリアコーディネートを行っています。

お客様のご要望をヒアリングし、ご予算に合わせた最適な家具・インテリアアイテムをご提案いたします。

国内外100社以上の高級家具ブランドにおいてカーテン・照明からインテリアグリーンに至るまで、幅広い商品を取り扱っているのが特徴です。

インテリアコーディネートの流れ

物件にお伺いして内見・採寸をしたうえで、お好みやご要望に合わせた家具を厳選します。

お客様よりいただいた間取り図と採寸データをもとに、家具レイアウト図を含めたインテリアプランを作成します。

またソファのファブリックやカーテン生地のサンプルをお見せしますので、イメージを膨らませながら詳細なプランを作成可能です。

お打ち合わせは完全予約制のショールームで行うので、人目を気にせずゆっくりとご検討いただけます。

ご提案商品を直接メーカーで確認したいお客様には、コーディネーターが同行するサービスも行っています。(所定額以上の商品をお求めのお客様向けのサービスです。)

配送手配まできっちりと

複数メーカーの商品を購入すると、支払いや配送手配が複雑で面倒です。

MAYSでは、まとめてご購入手続きを行えるため、そのような煩雑さから解放されて気軽にお買い物をしていただけます。

また商品はまとめて同日に、家具の配送・組み立て設置に慣れた業者が伺いますので、忙しいビジネスパーソンでも何日も家具の受け取りに時間を割く必要がありません。

インテリアコーディネートのプロに依頼して、ぜひすてきな家具を見つけてください。

文・caramel(インテリアコーディネーター・カラーコーディネーター)

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9:10-17:30 (平日)