初心者におすすめのインテリアグリーン10選!育て方のポイントも解説します
お部屋をおしゃれに彩ってくれるインテリアグリーン。
近年では、自然素材への人気が高まるにつれて、室内を彩るインテリアグリーンの注目度も増しています。
これからインテリアグリーンを取り入れたいと考えている人の中には、どのインテリアグリーンを選ぶべきなのかわからないという人も多いですよね。
今回は、インテリアコーディネーター厳選の初心者へおすすめしたいインテリアグリーン10選をご紹介します。
ぜひご自宅に取り入れて、インテリアグリーンの魅力を楽しんでみてください。
目次
インテリアグリーンを取り入れるメリットとは
インテリアグリーンは、たくさんのメリットをもたらしてくれる魅力的なアイテムです。
自宅を快適にしたい、おしゃれにしたいという人にぜひおすすめしたいのですが、具体的にインテリアグリーンにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここからは、インテリアグリーンを取り入れることで期待できるメリットについてご紹介していきます。
癒しの空間を演出できる
家の中にいながら自然を感じることができるインテリアグリーン。
インテリアグリーンを自宅に取り入れることで、家の中に癒しをプラスし、心地よく過ごせる環境を作ることができます。
コロナ禍においては、自宅で過ごす時間が増えるにつれて、家の中を快適にしようとする動きが加速しました。
自然との繋がりにも注目が集まり、ガーデニングやアウトドア、家庭菜園に挑戦する人が増えたそうです。
インテリアグリーンも、家の中に自然の癒しをプラスするアイテムとして注目が集まったアイテムです。
庭がないマンションやアパートにおいても、インテリアグリーンを取り入れれば室内で自然を楽しむことができるため、多くの人から人気を集めています。
おしゃれなお部屋になる
「自宅のインテリアコーディネートがなにか物足りない」「室内が殺風景な感じがする」という人は、インテリアグリーンが足りていないかもしれません。
インテリアグリーンは、お部屋をワンランク上のおしゃれな空間に仕上げてくれるアイテム。
センスの良いコーディネートには、必ずと言っていいほどインテリアグリーンが使用されています。
自然素材のグリーンは、どんなインテリアテイストにも馴染んでくれるため、コーディネートが簡単な点も魅力の一つ。
自分のセンスに自信がないという人にもおすすめできる魅力的なアイテムです。
今の部屋に満足していないという人は、まずはインテリアグリーンを取り入れてみてはいかがでしょうか。
空気がきれいになる
インテリアグリーンの品種によっては、空気清浄機能があるものもあります。
寝室に人気の「サンスベリア」は、空気清浄機能を持つインテリアグリーンの代表的存在。
二酸化炭素を吸って酸素を放出するという性質の他に、マイナスイオンも放出してくれるため、お部屋の空気をきれいにしてくれる効果があります。
また、インテリアグリーンを元気に育てるためには、風の流れが必要不可欠。
インテリアグリーンを自宅に迎えると、必然的に換気を行うようになりますので、結果として空気がきれいになることも期待できます。
インテリアグリーンを育てる際に押さえておきたいポイント
これからインテリアグリーンを育ててみたいと考えている人のために、インテリアグリーンを育てるために押さえるべきポイントをご紹介します。
水やり
インテリアグリーンを元気に育てるための秘訣は、水やりの頻度です。
インテリアグリーンは、品種によって頻繁な水やりが必要なものと、あまり必要ないものがあります。
「植物は、水をたくさんあげれば良いだろう」と思う人も多いかと思いますが、水をたくさんあげれば良いというわけではありません。
水のあげ過ぎは「根腐れ」を引き起こし、インテリアグリーンが枯れてしまうケースもあるので、特に水やりの頻度に慣れていない時期は注意が必要となります。
インテリアグリーンのお世話に手間をかけたくないという人は、頻繁な水やりが必要ない「パキラ」や「ペペロミア」という品種や「多肉植物」がおすすめです。
また、通常の水やりに加えて、葉に霧吹きで水をかける「葉水」を定期的に行うと、元気に育ってくれますよ。
空気中の水分を吸って育つ「エアプランツ」は、水やりが少なくて済むため、初心者におすすめです。
しかし、水やりが全くいらないというわけではなく、定期的なお世話が必要な点はご注意ください。
「ソーキング」といって、水を入れた容器にエアプランツを4〜5時間程度浸し、水を吸わせてあげる作業を行うことで、生き生きとした表情を見せてくれます。
日当たり
日当たりもインテリアグリーンを元気に育てる際に気をつけたいポイントです。
インテリアグリーンは、品種によって太陽光をたくさん必要とするものと、そうでないものがあります。
太陽光を必要とする品種は、なるべく窓の近くに置くか、定期的に太陽光に当ててあげるようにしましょう。
太陽光が不足してしまうと、太陽光を求めて上に向かって茎をどんどんと伸ばしてしまう「徒長(とちょう)」という現象が起こります。
徒長が起きると、インテリアグリーン全体の見た目が悪くなるだけでなく、栄養が不足することで株全体が弱ってしまいますので、日当たりを調整してあげることが重要です。
太陽光をあまり必要とせず、日陰でも育つことができる性質のことを「耐陰性」と言いますが、耐陰性が高い品種は玄関やトイレといった限られた空間などにおすすめです。
耐陰性があっても、まったく太陽光が必要ないわけではないので、たまに太陽に当ててあげることをおすすめします。
風通し
風通しもインテリアグリーンを育てる際には重要です。
植物は、葉から水分を蒸発させ、土から水分を吸って成長をするのですが、風通しが悪い環境にインテリアグリーンを置くと、葉から水分が蒸発しないため、土の中に水分が溜まり、根腐れを引き起こしてしまいます。
風通しが良い場所にインテリアグリーンを置けば、水分の蒸発を促進し、土から水分をどんどん吸い上げるようになるため、結果として成長促進に繋げることができます。
インテリアグリーンを置く場所としては、窓の近くや人の動線の近くがおすすめです。
動線近くであれば、人が歩くたびに空気が動くため、インテリアグリーン周辺の空気が蒸れてしまうのを防げます。
部屋の角は空気が溜まりやすい場所になりますので、サーキュレーターなどを使用して、空気を循環させてあげると良いですよ。
寒さ対策
インテリアグリーンには、それぞれ育つのに適した温度があります。
大体の品種は、20度前後が適温と言われており、5〜10度以下になると寒さに耐えることができずに、枯れてしまう可能性があります。
インテリアグリーンを枯らさずに育てるためには、寒さ対策が必要です。
特に、エアコンの風や、冬の窓から入ってくる冷気には要注意。
夏は、エアコンの風が直接当たらない場所にインテリアグリーンを置くよう気をつけましょう。
冬には、窓から離した場所にインテリアグリーンを置き、冷気を当てないよう工夫が必要です。
窓から離したままにすると、太陽光の日照時間が不足してしまいますので、耐陰性の弱い品種に関しては、日中の気温が高い時間帯だけ、窓際で日光浴をさせてあげると良いでしょう。
鉢
インテリアグリーンを取り入れる際には、植物だけでなく、鉢のコーディネートも楽しんでみましょう。
鉢の選び方は、インテリアテイストに合わせたものを選ぶのがおすすめ。
色合いをお部屋の中のインテリアアイテムとリンクさせることで、お部屋全体を統一感のあるコーディネ―トにすることができます。
また素材感も鉢選びの重要なポイント。
例えば、ナチュラルテイストには、編み籠やマットなクレイ調の素材がマッチします。
モダンテイストであれば、ブラックやダークグレーなどのストーン調がおすすめです。
鉢カバーというアイテムは、すでに鉢植えになっているものを、植え替えせずにデザインを変えたいという人におすすめ。
鉢ごと鉢カバーの中に入れるため、簡単に鉢のデザインを変えることができる便利なアイテムです。
初心者におすすめのインテリアグリーン10選
次は、初心者でも育てやすい、おすすめのインテリアグリーンをご紹介します。
モンステラ
リゾート地を彷彿とさせる、存在感のある大きな葉が特徴のモンステラ。
原産地は熱帯ジャングルのため、暑さや湿気に強い性質があります。
乾燥にも強く、耐陰性もあるため、初心者でも育てやすい植物と言えるでしょう。
耐陰性は強いほうですが、最低でも1週間に1度は太陽の光をたっぷりと当ててあげるようにすると、徒長が起こりにくくなります。
太陽の光を当てる際には、直射日光を避け、レースカーテン越しに当てるように気をつけましょう。
もともとジャングルの陽が当たらない場所に生えている植物のため、直射日光は強い刺激となってしまい、葉が変色する「葉焼け」という現象が起こってしまいます。
モンステラを育てる際に気をつけたいのが「冬の寒さ」です。
窓際に置いておくと、冷たい冷気によってダメージを受けてしまいますので、冬の間は温かい室内に置くように気をつけましょう。
フィカス・アルテシマ
ゴムの木の仲間である「フィカス・アルテシマ」は、斑入りの葉が特徴的なインテリアグリーン。
淡いグリーンから濃いグリーンまでが入り混じった美しい葉を持ち、お部屋にグリーンの存在感とアクセントをプラスしてくれます。
フィカス・アルテシマは、耐陰性があり、水やりのタイミングさえコツを掴めば、初心者でも育てやすい品種です。
耐陰性はありますが、太陽光を当てたほうが成長促進に繋がりますので、窓際に置くか、定期的に日光浴をさせてあげると良いでしょう。
寒さは苦手という性質がありますので、冬の間は冷気が入ってくる窓際から離してあげる必要があります。
水やりは、1日に1回が目安ですが、成長が遅くなる冬には、土が乾燥したらあげる程度に回数を減らしてください。
定期的に、霧吹きで葉に水をかける「葉水」をしてあげると、成長を促すだけでなく、葉にツヤを出して美しい葉を楽しむことができますよ。
ウンベラータ
大きなハート形の葉が可愛らしいウンベラータ。
お部屋の中をナチュラルで明るい印象にしてくれるため、人気を集めるインテリアグリーンです。
サイズはさまざまですが、大きなものだと2メートル程度のものもあり、お部屋の目立つところに置けば、シンボルツリーとして存在感を発揮してくれます。
ウンベラータの水やりは、土が乾いてから水をたっぷりあげるようにします。
1週間水やりをしなくても枯れないほど丈夫なため、頻繁な水やりをする自信がない方や、インテリアグリーンを枯らしたくないという方におすすめですよ。
耐陰性もあり、電球の光でも耐えることができますが、太陽光を当てたほうが元気に育ちます。
1週間に1度程度、窓際に移動して、レースカーテン越しに太陽光を当ててあげると良いでしょう。
アイビー
ツル性の植物の中でも人気の高い「アイビー」。
可愛らしい形状の葉が特徴で、お部屋の中をナチュラルで明るい雰囲気に仕上げてくれるインテリアグリーンです。
とても丈夫な性質が魅力で、初心者でも簡単に育てることができます。
アイビーには耐陰性や耐寒性があるため、置く場所を選ばないという点も魅力の一つです。。
太陽光があまり当たらないような玄関やトイレ、脱衣室などでも問題なく育てることができるため、ナチュラルな雰囲気をプラスしたい場所におすすめです。
水やりは、土が乾いてきたらたっぷりと水をあげるようにしましょう。
水耕栽培もできるため、伸びすぎたアイビーを好きな長さにカットして、フラワーベースに挿して楽しむ方法もおすすめですよ。
ポトス
アイビーと同様、ツル性のインテリアグリーンを代表する「ポトス」。
ポトスは20以上もの種類があり、種類によってさまざまな葉の模様を楽しむことができます。
鮮やかな単色のグリーンの葉や斑の入った白っぽい葉など、バリエーションも豊富で、お部屋を鮮やかに彩ってくれます。
耐陰性がありますが日光を好む性質のため、明るい半日影や、レースカーテン越しの窓辺に置くのがおすすめです。
水やりは、土が乾いてからあげる程度で良いため、頻繁な水やりは不要です。
水耕栽培も可能なため、短くカットしてフラワーベースに挿しておけば、切り口から発根させることができ、新たに鉢植えを増やすこともできます。
鉢植えにしてシェルフなどに飾るほか、上から吊るすハンギングタイプもおすすめ。
美しいツルを垂らして飾るようにすると、よりナチュラルな雰囲気を演出できますよ。
サンスベリア
空気清浄機能を持つインテリアグリーンとして人気の高い「サンスベリア」。
二酸化炭素を吸って、酸素を放出してくれるため、リビングや寝室におすすめです。
上に向かって伸びるスタイリッシュな葉が特徴で、モダンテイストのインテリアにマッチします。
水やりの負担がほとんどないのも、初心者におすすめする理由の一つ。
水をあげるタイミングは、土が完全に乾いてから3〜4日後です。
成長が遅くなる冬には、ほとんど水やりの必要はありません。
他のインテリアグリーンと同じような感覚で頻繁に水をあげ過ぎると、根腐れを引き起こし、枯れてしまう可能性がありますので、タイミングを掴むまでは注意が必要です。
耐陰性もありますが、定期的な日光浴は必要となります。
直射日光は葉焼けの原因となりますので、レースカーテン越しの窓際に置くようにしましょう。
ドラセナ
別名「幸福の木」としても知られる「ドラセナ」は、室内で育てやすいインテリアグリーンとして人気があります。
風水の観点から見ると、開運や金運アップ、仕事運アップに繋がると言われており、縁起の良い植物としても知られています。
日当たりの良い場所が好きですが、耐陰性もあり、室内で育てても問題ありません。
ボリュームのある葉が特徴で、室内に置くだけでお部屋のフォーカルポイントとして存在感を放ちます。
品種は50種以上あると言われており、種類によってさまざまな葉の形状とカラーを楽しむことができるのも魅力の一つ。
どんどんと上に向かって伸びていきますので、定期的に剪定をして、サイズを調整してあげる必要があります。
存在感のある植物ですので、プラントスタンドを利用して高さを出した飾り方もおすすめです。
パキラ
インテリアグリーンの中でも圧倒的な人気を誇る「パキラ」。
手を広げたような大きな葉と太い幹が特徴で、ナチュラルで明るい雰囲気のインテリアにぴったりのインテリアグリーンです。
金運アップの木としてもしられ、開業祝などにも人気があります。
丈夫な性質を持つため、初心者でも簡単に育てることができるでしょう。
日当たりが良い環境を好みますが、耐陰性もあり、室内で育てても問題ありません。
室内で育てる場合には、定期的に日光浴をさせてあげることで、成長を促進することができます。
ただし、太陽が当たらない室内の環境に慣れたパキラは、直射日光の刺激に弱くなってしまいますので、半日陰に置いて様子を見るようにしましょう。
水やりは、土の表面が乾いてからたっぷりとあげるようにします。
害虫避けも兼ねて、定期的に葉水をしてあげると良いでしょう。
オーガスタ
南国のリゾートを連想させるような、迫力のある大きな葉が特徴の「オーガスタ」。
オーガスタは、大きなものはかなりの存在感があり、一般家庭以外にも、オフィスやカフェなどに取り入れられることが多くあります。
一つあるだけでも簡単にリゾートテイストの雰囲気を演出することができるため、南国風のテイストがお好きな方にはぜひおすすめしたい品種です。
日当たりの良い環境を好みますので、太陽光を当ててあげるようにすると良いでしょう。
寒さには弱いため、冬には温かい室内に置いてあげる必要があります。
大きな葉は水分を蒸散する効果が高いため、お部屋を加湿する役割も果たしてくれるという嬉しい魅力もオーガスタならでは。
乾燥にも強いため、土が乾いてからたっぷりと水をあげる程度の水やりで十分です。
シェフレラ
手を広げたようなツヤのある葉が美しいシェフレラは、人気の高いインテリアグリーンの一つです。
丈夫で育てやすい点が魅力で、寒さと暑さどちらにも強く、屋外での栽培も可能です。
耐陰性もあり、乾燥にも強いため、初心者でも簡単に育てることができるインテリアグリーンといえるでしょう。
水やりは、土が乾いてからたっぷりと与える程度で十分で、こまめな水やりは不要です。
害虫防止のために、定期的に葉水をしてあげることをおすすめします。
育てやすさが魅力のシェフレラは、初めてインテリアグリーンに挑戦する人や、マメなお手入れは苦手という人におすすめの品種です。
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