高級ソファベッド特集!上質空間にふさわしいおすすめ商品10選
「ソファベッドって、便利そうだけれど良いものが見当たらない……」ソファベッドといえば、普段はソファとして使い、必要なときにはベッドとしても使える便利な家具というイメージが一般的ですよね。一方で、「デザインがいまひとつで、使ってみるとソファからベッドにチェンジするのが大変」「大きすぎて、部屋のインテリアとなじまない」という声もあります。このように、インテリアにマッチするソファベッド選びに悩むケースは少なくありません。そこで今回は、国内外の高級家具ブランドを取り扱うMAYSが、おすすめの高級ソファベッドをご紹介します。上質な空間にふさわしい、ワンランク上の高級ソファベッド選びに役立ててください。
目次
- 進化する高級ソファベッド
- ソファベッドは主に2タイプ
- 高級ソファベッドの選び方
- 高級ソファベッドおすすめ10選
- SAKé(サケ) Sofabed |B&B Italia(ビー・アンド・ビーイタリア)
- Vertigo( ヴェルティゴ)Sofabed|Poltrona Frau(ポルトローナ・フラウ)
- Cuba25 (キューバ25 )Sofa-Bed|cappellini(カッペリーニ)
- ROSETCLAM( ロゼクラム)|ligne roset(リーン・ロゼ )
- ROSETL’IMPREVU(ロゼリンプレヴ)|ligne roset(リーン・ロゼ )
- PLAYGROUND(プレイグラウンド)|eilersen(アイラーセン)
- 710 デイベッド|Artek(アルテック)
- Comfort Sleeper(コンフォートスリーパー)|AMERICAN LEATHER(アメリカンレザー)
- Russell(ラッセル)|Sealy(シーリー)
- アルプ LD ソファベッド|カンディハウス
- 上質空間にふさわしい高級ソファベッドはMAYSで
進化する高級ソファベッド
ふだんはソファとして使い、必要があればベッドに転用できるソファベッド。最近は、ソファベッドの進化系が登場しています。
例えば、人気のシステムソファに組み込まれた、カウチ・シェーズロング・デイベッド・ソファベッドなどがあります。
脚を伸ばしてくつろいだり、そのまま昼寝や仮眠をとるのにぴったりの魅力的なアイテムをソファの中に組み込んだりと種類豊富な使い方がトレンドです。
新型コロナウイルス感染症の流行以降、家で過ごす時間を大切にしたいというニーズにマッチして人気を集めています。
そこで今回は、デイベッド・シェーズロング・カウチもソファベッドの仲間としてご紹介します。
ソファベッドは主に2タイプ
ここからは、ソファベッドのタイプについて詳しくご紹介します。
ソファからベッド転換時に操作が必要なタイプ
一般的なソファは、座面の奥行きが600〜750ミリメートル前後ですが、ベッドは、シングルサイズでも1,000ミリメートル程度の奥行きが必要です。
そのため、従来はソファからベッドに転換する際に、背もたれを倒したり、座面を手前に引き出したりという転換操作が必要でした。
最近の高級ソファベッドは、この転換操作がスムーズで1アクションで簡単にベッドに転換できるタイプが増えています。
本コラムで紹介している「Vertigo(ヴェルティゴ)」や「ROSETCLAM( ロゼクラム)」も、簡単に転換できるタイプです。
転換しないでそのまま使えるタイプ
ソファからベッドにそのまま使えるタイプは、手軽さと多機能性が魅力です。
システムソファのカウチやシェーズロングもこのタイプです。
くつろぎの時間には「足を伸ばしてリラックスしたい」「横になりながらのんびり過ごしたい」というニーズを満たせます。
また、「親しい人とのカジュアルなホームパーティーを楽しみたい」という要望に応えるマルチファンクションのソファベッドです。
本コラムでは、「ROSETL’IMPREVU(ロゼリンプレヴ)」「PLAYGROUND(プレイグランド)」を紹介しています。
デイベッドは、座面がそのまま寝台として使える、シンプルで汎用性のある家具です。
背もたれやアームの代わりに、取り外しできるクッションを使う場合もあります。
フィンランドの建築家アルヴァ・アアルトが1930年代にデザインした「Daybed 710」は、現在も人気のロングセラー商品です。
高級ソファベッドの選び方
高級ソファベッドの選び方を確認しておきましょう。
使用状況にマッチしているか
さまざまなソファベッドの中から、誰が、どのような部屋で使うのか、使用状況にマッチしたタイプを選ぶことが大切です。
リビングルームで使う場合は、ソファベッド・カウチ・シェーズロングがラインナップされているシステムソファとして取り入れると、空間全体がまとまります。
ファミリールームやシアタールームなら、リクライニング機能のあるソファベッドや、背もたれの位置を調節できるソファベッドで、リラックスしながら楽しむタイプがおすすめです。
子どもたち家族や、実家の親が定期的に泊まりにくる場合は快適な寝心地優先で、ホテルライクなコイルスプリングのマットレスの本格的なソファベッドも検討してみたいものです。
自宅や職場のほかに自分専用空間があるなら、スタイリッシュなデイベッドを選択するのもよいでしょう。
というように、使用状況にマッチしたソファベッドを選んでみてください。
サイズは適正か
寝具としての機能を優先する場合は、ベッドとして使う際にシングルサイズのマットレス(1,000ミリメートル×1,950ミリメートル)程度のスペースがあることを確認しましょう。
設置する空間に余裕があれば、大は小を兼ねるので間口1,200ミリメートルのセミダブルサイズを確保したいところです。
ただし、短時間の仮眠・昼寝であれば幅の狭いベッドでも差し支えありません。
ベッドとソファどちらの機能に力点を置くかによって、ソファベッドのサイズを決めましょう。
ソファとしての座りやすさを優先する場合は、座面の奥行(D)と座面までの高さ(SH)が重要です。
通常、ソファの奥行きは、650~750ミリメートル前後です。体格にもよりますが、深すぎると背もたれに届かずに疲れてしまいます。
座面高さ(SH)は、設置する空間の天井高さにもよりますが、天井高が2,400ミリメートル前後の場合、座面高さは400ミリメートル前後におさえると、圧迫感を感じません。
人間工学的には、身長の25%が無理のない座面高さと言われています。身長160センチメートルで40センチメートルが目安になります。
ソファからベッドに簡単に転換できるか
ソファからベッドへの転換操作が簡単にできるものを選びましょう。購入前に、自分で試してみるのが一番です。
ソファをベッドとして使う際には、周囲の家具の移動や寝具の準備も含めて検討する必要があります。
コイルスプリングマットレスを使ったソファベッドは、約50キログラムの重量があるため、準備は重労働です。できれば家族やゲストと一緒に作業しましょう。
仮眠や休憩で横になって休むのであれば、そのまま使える、デイベッドやカウチがおすすめです。
寝心地・座り心地は快適か
ソファベッドの座面は、ウレタンを使ったものと、スプリングを使ったものがあります。
近年は、ソファベッドに適したウレタン材料を採用し、成型技術が進歩したことで、密度の異なるウレタンを組み合わせて成型するタイプが増えています。
長時間使用してもへたりにくく、体圧分散に優れているのが特徴です。
一方、ベッドメーカーでは、ポケットコイルやコイルスプリングなどのスプリングを採用したソファベッドも販売されています。
シーリー社の「Russell(ラッセル)」も、ポケットコイルを使っており、快適な座り心地を楽しめます。
同社のソファベッドは、一流ホテルで使われており、ソファとベッド両方の快適性を追求しているので非常に魅力的です。
寝心地・座り心地は主観的な面もあるので、ベッドとして使った際の寝心地を重視する場合は、現在使っているベッドのマットレスの仕様を調べて、同じタイプのマットレスのソファベッドを探すのも一案です。
インテリアにマッチしているか
ソファベッドは存在感が大きく、室内の印象を左右します。
リビングルームにソファベッドを導入する場合は、同一デザインでソファーやカウチ、チェアを揃えられるシステムソファから選ぶと、無難にまとめることができます。
異なるメーカー・ブランドの家具とコーディネートする際には、ソファの高さ、座面の高さ、家具の奥行きなどのバランスを考慮し、脚部の材質を揃えると雰囲気にマッチしやすいでしょう。
アメリカンレザー社のソファベッド(ゲインズ)は座面に厚みがあり、重量感もあるので、オーセンティックなホテルテイストのインテリアにマッチします。
逆に白木の質感を生かした北欧テイストのインテリアには、北欧家具メーカーのデイベッドや北海道のカンディハウスのソファベッドがマッチします。
イタリアンモダンなインテリアには、イタリアのスタイリッシュなソファベッドがおすすめです。
実際の商品選定の際には、張り地の種類や色、他の家具とのバランスなどの要素も考えながら進めていきます。
インテリアコーディネーターなど信頼できる専門家のアドバイスを聞きながら進めましょう。
目指したいイメージをお伝えいただければ、ご要望のインテリアテイストにぴったりのソファベッドを、MAYSがご提案いたします。
お気に入りの家具デザイナーや家具メーカーを切り口に探す
自分の好きなデザイナーや、家具メーカーを糸口にして、ソファベッドを探すのも一案です。
ピエロリッソーニ氏やデザイン事務所EOOSなど世界の一流デザイナーは複数の高級家具メーカーで作品を発表しています。
リッソーニ氏であれば、リビングルームには「B&B Italia(ビー・アンド・ビーイタリア)」の SAKéソファ、ダイニングルームは「KNOLL(ノル)社」のGrasshopper(グラスホッパー)というように、世界中のリッソーニの家具をコレクションして、上質空間を楽しむことも可能です。
家具メーカーから発表されるデザイナーズ家具は、使っているときはもちろんのこと、使っていないときも、360度さまざまな角度から見て美しいものです。
住まいをブラッシュアップするアイディアの1つとして、ぜひ参考にしてください。
高級ソファベッドおすすめ10選
上質空間にふさわしい、高級ソファベッドをご紹介します。
イタリア・フランス・フィンランド・デンマーク・アメリカ合衆国・日本の逸品が揃っていますので、ぜひ参考にしてください。
SAKé(サケ) Sofabed |B&B Italia(ビー・アンド・ビーイタリア)
B&B Italiaは、1966年に設立された、コンテンポラリー家具のリーディングカンパニーです。
同社製品の中で唯一のソファベッドは、B&B Italiaの創立者ピエロ・ブスネリ氏とデザイナーのリッソーニ氏が、日本酒を飲み交わして意気投合したことから、SAKéと名付けられました。
細くすっきりした脚部とシンプルな座面・背もたれの絶妙なバランスが印象的で、まるで宙に浮いているような浮揚感が魅力です。
SAKéシリーズにはこのほかに、一般的なソファやテーブルもラインナップされており、リビングルームの広さや形状に応じて自由にレイアウトできます。
2017年の発売以降、高い評価を得たソファベッドの逸品です。
デザイナーのピエロ・リッソーニ氏は、以前本コラムで紹介した「Cassina(カッシーナ)」社のSCIGHERA(シゲーラ)システムソファをはじめ、「KNOLL(ノル)」社のGrasshopper(グラスホッパー)シリーズを手掛けるなど、今世紀を代表するデザイナーです。
余談ですが、リッソーニ氏がB&B社で2019年に発表したメビウスの帯のようなチャーミングなソファは、「Eda-Mame(枝豆)」と名付けられています。
SAKé(酒)とEda-Mame(枝豆)を組み合わせたインテリアコーディネートも話題性があり、非常に魅力的ではないでしょうか。
デザイン | ピエロ・リッソーニ |
サイズ | W1,400㎜、L2,250㎜、SH370㎜、H645㎜ |
ベッドからソファの変更方法 | 背もたれをリクライニング・座面を手前に引く |
材質 | 成形ポリウレタン |
特色 | アームレストの位置(右・左・左右)が選べ、同じデザインのソファやチェアと組み合わせてレイアウトできる |
Vertigo( ヴェルティゴ)Sofabed|Poltrona Frau(ポルトローナ・フラウ)
出典:https://www.poltronafrau.com/ja
ポルトローナ・フラウ社は、1912年創業のイタリアの名門家具メーカーです。
Vertigo(ヴェルティゴ)は「めまい」という意味で、アルフレッドヒッチコックの名画「めまい」をオマージュして、2019年に発売されました。
オーストリアのウィーンに拠点を置くデザイン事務所EOOS(イーオス)によるソファベッドは、360度どの角度からみても美しく、ソファからベッドへの転換の仕組みもスタイリッシュで、まさにソファベッドのマスターピースです。
エグゼクティブの空間にふさわしい、無駄な要素をそぎおとした、クールなソファベッドです。
デザイン | EOOS(イーオス) |
サイズ | W2,110㎜、D1,070㎜、SH440㎜ |
ベッドからソファの変更方法 | 座面下のハンドルを握って下に動かしてから外側に引っ張る |
材質 | 発泡ポリウレタンとポリエステル繊維綿 |
特色 | 寛げるソファとベッド両面の機能を兼ね備え、ホームユースにも最適 |
Cuba25 (キューバ25 )Sofa-Bed|cappellini(カッペリーニ)
出典:https://www.cappellini.com/
1946年創業のカッペリーニ社はデザイナーとの意欲的な協働プロジェクトで有名なイタリアの家具メーカーです。
Cuba25は、ソファの背面とアームはそのままにして、座面だけを手前に引き出すソファベッドです。背もたれが、そのままベッドで眠る人をとり囲むヘッドボードになっています。
Cuba25シリーズはモデュールソファと呼ばれ、通常のソファのラインナップも揃っているので、リビングの家具を全面的にリニューアルできます。
座面高さ(SH)が400ミリメートル、背もたれ高さが620ミリメートルと低めにデザインされているので、天井高が2,400ミリメートル前後の日本の住宅でも圧迫感が少ないのが特徴です。
サイズも2,000ミリメートル×2,000ミリメートルで日本の住宅事情に合わせやすいサイズで使い勝手の良いソファベッドです。
シャープな水平線が印象に残るデザインのため、シンプルモダンや北欧スタイル・和モダンテイスト・ナチュラルなインテリアにマッチします。
なお、リビングルームでソファベッドを使う場合は、ベッドリネンやブランケットを収納するスペースの確保も忘れないようにしましょう。
デザイン | ロドルフォドルドーニ |
サイズ | W2,500㎜、Ⅾ2,000㎜、H620㎜、SH400㎜ |
ベッドからソファの変更方法 | 座面を手前に引き出す |
材質 | ウレタンフォーム |
特色 | 高さを620ミリメートルに抑え、直線的なラインで構成されている。就寝時には顔のまわりを取り囲むように、背もたれとアームカバーがつけられている |
ROSETCLAM( ロゼクラム)|ligne roset(リーン・ロゼ )
リーン・ロゼ社は、1860年創業のフランスを代表する家具メーカーです。
リヨン郊外の木工所としてスタートしましたが、1970年代以降は世界のプロダクトデザイナーと協働して従来の家具の概念を覆す魅力的な家具を発表しています。
ROSETCLAM(ロゼクラム)は、2019年に発表されたユニークなソファベッドです。
ソファからベッドに転換するときに、両サイドのアームが6段階にリクライニングして、肘の部分がたたみこまれる様子が二枚貝に似ているため、クラム(はまぐり)と名付けられました。
ソファからベッドへの転換作業の動きがとても美しく、折り紙で何かを製作しているような楽しさを覚えます。
Dubreil&Pilato(レオ・デュブレイユ&バティスト・ピラト )という若手デザイナーユニットが設計、 2019年 のリーンロゼ社主催のコンテストで最優秀賞を獲得して商品化されました。
デザイン | レオ・デュブレイユ&バティスト・ピラト |
サイズ(カウチ) | W2,250mm、D1,050mm、H550~920mm、SH400mm |
カウチからベッドの変更方法 | 背もたれをリクライニングさせながら肘部分を水平に |
材質 | 座面:ウレタンフォーム |
特色 | カービィで美しいフォルム |
ROSETL’IMPREVU(ロゼリンプレヴ)|ligne roset(リーン・ロゼ )
カービィなフォルムと色鮮やかなファブリックが魅力のフランスのリーン・ロゼ社のソファ。
2018年に販売開始のロゼリンプレヴのカウチタイプソファは、左右2つのカウチを向かい合わせに組み合わせるだけで、簡単にクイーンサイズのベッドに転換できます。
面倒な操作が不要の手軽さが人気です。
Marie Christine Dorner (マリー・クリスティーン・ドルネル)という来日経験のある女性デザイナーの作品で、大きな反響を呼びました。
リーン・ロゼ社は、これまでにも、ROSETMULTY(ロゼマルティ)というソファベッドのロングセラ―商品を発表しており、ソファのカジュアル化・多機能化のパイオニアといえる家具メーカーです。
状況に応じて、自在に組み合わせができる楽しさと、脚を投げ出してくつろいだり、横になったりできる融通性があるので、ファミリールームやシアタールームにおすすめです。
デザイン | マリー クリスティーンドルネル |
サイズ(カウチ) | W1,310mm、D1,030(ソファ)1,950(ベッド)mm、H870mm、SH440mm |
カウチからベッドの変更方法 | 2つのカウチを向き合わせて使う |
材質 | 座面:ウレタンフォームラバータッチウレタン1層構造 背面:ポリエステル綿 |
特色 | ファミリールームや個室などくつろぎ優先のカジュアルな空間に最適 |
PLAYGROUND(プレイグラウンド)|eilersen(アイラーセン)
デンマークのソファ専門メーカー、アイラーセン社のマルチファンクション家具です。
背もたれ兼用の可動クッションの配置で、ソファとしてもベッドとしても自由に使えます。
リビングルームの中央にレイアウトして、家族それぞれが自由な方向で座れるのも特徴です。
「遊び場」という名前がぴったりの、使う人が楽しくカスタマイズできるソファベッドです。
創業者の一族であるイェンスアイラーセンは1960年代より同社の経営を引き継ぎ、デザイナーとしても活躍しています。
デザイン | イェンスアイラーセン |
サイズ | W2,100㎜、D1,150㎜、SH390㎜ |
ベッドからソファの変更方法 | 転換不要。そのまま使う |
材質 | ファブリック |
特色 | ソファとしてもデイベッドとしても使えるシンプルな座面の上に、バックドロップという滑り止めのついた台形の可動背もたれを配置して使う |
710 デイベッド|Artek(アルテック)
アルテック社は1935年にアルヴァ・アアルトなど4人の若者がたちあげた家具・インテリアデザイン会社です。
デイベッド710はクもたせッションを壁にかけて背もたれにする簡素なデザインで、発売以来90年にわたり使われているロングセラー商品。
建築家アルヴァ・アアルトが開発した曲木技法「L – レッグ」を活用して製作されたミニマムなデイベッドです。
曲木やウレタンフォームの座面を取り外して使うこともできます。バーチ材の質感を生かした北欧テイストのインテリアや、余分なものを削ぎ落したミニマムな空間にマッチします。
デザイン | アルヴァ・アアルト |
サイズ | W2,030㎜、D920㎜、H780㎜、SH450㎜ |
ベッドからソファの変更方法 | 転換操作なし。背もたれクッションを外すだけでベッドに転換可能 |
材質 | 脚部・座面フレーム:バーチ無垢材
座面:ポリウレタンフォーム |
特色 | 壁際に配置して、別売のクッションを使って背もたれにする。座面はすのこ状になっているので、ベッドとして使うときに自分の好きな寝具を使うことも可能 |
Comfort Sleeper(コンフォートスリーパー)|AMERICAN LEATHER(アメリカンレザー)
アメリカンレザー社は、1990年創業の家具メーカーです。
同社のソファベッドは世界の一流ホテルで広く採用されています。コンフォートスリーパーは、ソファとしてもベッドとしても満足できる機能性と操作性を追求しています。
ハンドルを握って手前に引っ張るだけでソファからベッドに転換できる操作性の良さと、体圧分散にすぐれたマットレスで毎日使えるタフなソファベッドとしておすすめです。
ソファの標準的な座面高さは500ミリメートルで、日本人には高めに設定されています(日本仕様として座面高さを460ミリメートルに設定したソファもあります)ので、天井の高い欧米仕様の住宅や海外からのお客様のゲストルーム用などにおすすめです。
またオーセンティックなインテリアのお住まいやホテルテイストの空間にもマッチします。
デザイン | – |
サイズ(キングサイズ) | W2,325㎜、D975㎜、SH500㎜ |
ベッドからソファの変更方法 | 手前にあるハンドルを引く |
材質 | 高密度バイオポリフォーム |
特色 | ソファとしてもベッドとしても満足できる機能性と操作性 |
Russell(ラッセル)|Sealy(シーリー)
シーリー社は創業140年を迎える、米国家具メーカーです。整形外科医と連携して独自の快眠テクノロジーを追求し、ポスチャーテックコイルなどの開発を進めてきました。
ラッセルはソファー・カウチ・ベッドの3通りの使い方ができるソファベッドです。
ポケットコイル仕様のマットレスで就寝時に適切な体圧分散を行います。
快適な寝心地を最優先に考え、スプリング仕様のマットレスを使いたい場合におすすめです。
ただし、ポケットコイル仕様のベッドは重量が50キロ前後になるので、移動する場合には注意が必要です。
デザイン | – |
サイズ | W1,950㎜、D900㎜、H880㎜、SH390㎜ |
ベッドからソファの変更方法 | 背もたれを倒す |
材質 | ポケットコイル仕様、フレーム:天然木、合板、スチール、足:天然木、表布:布 |
特色 | 座面と背もたれがそれぞれ独立して動く。ベッド・ソファ・カウチの3wayで使える。背もたれ5段階リクライニング |
アルプ LD ソファベッド|カンディハウス
出典:https://www.condehouse.co.jp/
カンディハウスは、1968年に北海道旭川で創業した手仕事と北海道の木を大切にする家具メーカーです。
創業者の長原 實氏はドイツで家具製作を学び「和の心」から生まれるやさしい形や繊細な機能を大切にした家具を作り続けてきました。
アルプ LD ソファベッドは、ソファーにごろんと横になる、日本人の生活習慣に合わせてつくられたカンディハウス社のロングセラー商品です。
ソファベッドと名付けられていますが、デイベッドのように、転換操作なしでそのまま横になれます。
座面サイズは750ミリメートル、幅1,860ミリメートルで、シングルベッドのマットレスより一回り小さいため、昼寝や仮眠、食事のあとでちょっと横になるという使い方にぴったりです。
同じアルプシリーズのアームチェアと組み合わせて、ダイニングルームのベンチとしても活躍するソファベッドです。
すっきりとしたなじみのよいデザインなので、ダイニングルームやリビングルームだけでなく、テレワークスペースの休息コーナーのデイベッドとしても活躍してくれるでしょう。
デザイン | – |
サイズ | W1,860㎜、 D750㎜、 H810㎜ 、SH400㎜ |
ベッドからソファの変更方法 | 操作不要。クッションを外すとすぐベッドになる |
材質 | 木部は北海道のタモ材・ナラ材から選べる。
座面はモールド発泡ウレタン |
特色 | 弓型の美しいフォルムが魅力。デイベッドのように仮眠に使うだけでなく、アームチェアとセットにしてダイニングセットとして使うのもおすすめ |
上質空間にふさわしい高級ソファベッドはMAYSで
MAYSは、1988年の創業以来、都内港区を中心に「お客様に一つ上のライフスタイルを提供したい」との思いで、年間1,000件のインテリアコーディネートを承ってまいりました。
エグゼクティブ層を対象とした高級家具のインテリアコーディネートから高級家具のリース・販売まで、豊富な実績を踏まえてサポートいたします。
近年は、急な転勤で単身赴任されるお客様、2拠点居住を始めるお客様からの家具リースについてのご相談も多く承っております。
高級家具のリースサービスは1ヵ月から36ヵ月でリース期間をお選びいただき、家具選定・搬入から搬出までをサポート可能です。
購入と比較すると、初期費用が4分の1程度に抑えられ、家具選び、搬入などの煩わしさを軽減できます。
詳しくはMAYSの家具のリース/レンタルページをご覧ください。
ご自宅で過ごす時間を大切にするために、インテリアを見直そうという人が増えています。
「自宅・オフィスに加えて、新しくテレワークスペースを確保したので、クールな空間にマッチするソファベッドがほしい」
「リビングルームのソファを、家族それぞれがリラックスして使えるもの変えたい」
さまざまなご相談に対して、MAYSでは「ワンランク上の上質空間」の実現をめざしてご提案いたします。ぜひMAYSにご相談ください。
文・藤江 薫(2級建築士・インテリアコーディネーター・宅地建物取引士)
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