テレワークに集中したい!自宅に快適な個室を作るポイントとアイデア
テレワークで集中できず、悩んでいませんか?
寛ぎの場として過ごす自宅は誘惑も多く、気が散ることもあるでしょう。
個室を作る、専用の場所や個人ブースを設けるなど、ワークスペースをしっかり整えて、快適に仕事に取り組む必要があります。
本記事では、テレワークで集中して仕事に取り組み、心身ともに健やかに過ごすための自宅個室を作る際のポイントとアイデアを詳しくご紹介します。
記事後半では、上質な高級家具を数多く取り扱っており、年間約1,000件ものハイグレード物件へのインテリアコーディネート実績のあるMAYSの特徴も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
自宅でも仕事に集中できる空間はある?場所ごとにテレワークの導入ポイントを解説
テレワークをはじめとした働き方の多様性は、ますます広がりをみせるでしょう。
政府主導で進む「働き方改革」の一つとして、多くの企業が勤務場所にとらわれない働き方を実現させています。
テレワークは一時的なものと考えていた方でも、本格的に自宅でのワークスペースの必要性を感じているのではないでしょうか。
またWebビジネスをはじめとする自営型テレワーカーや、士業・コンサルタント業など自宅をオフィスとする在宅起業・自宅開業を検討する方も増えているでしょう。
このような社会の動きにあわせて、自宅でも仕事に集中できる空間が、より求められるようになりました。
リビングでテレワークをしているビジネスパーソンも多く、「集中できる個室が欲しい」との声も聞かれてます。
ここでは、自宅で快適にテレワークを導入するにはどうすればよいのか。場所ごとのポイントを解説します。
テレワーク用の個室。理想の広さとレイアウト
テレワークで必要な個室の大きさは、どれくらいでしょうか。
ノートパソコンを利用するデスクワークがメインのワークスペースであれば、椅子の出し入れのスペースを含めて、最低でも3~4.5畳ほどの場所が必要です。
思いのほか収納場所に困るプリンターやWiFiルーターなど、OA周辺機器の収納スペースや書類を広げるゆとりが欲しいのであれば、6畳以上の部屋があるとよいでしょう。
業務内容や個人の体型などにより必要な広さはかわりますが、一般的なデスクワークに必要なデスクサイズの目安は次のとおりです。
- 幅(W):90センチメートル~1メートル40センチ
- 奥行(D):60~75センチメートル
- 高さ(H):70センチメートル・72センチメートル
オフィスで役員クラスが使用するデスクは1メートル50センチ以上の幅があり、ゆとりを感じられるサイズです。
インテリア性の高い、上品で重厚感のあるデスクなら、自宅での仕事にも張り合いが出ます。
なお、快適なテレワークスペースを実現する個室を目指すなら、デスクのレイアウトにもこだわりましょう。
壁付け型レイアウト
壁付け型のデスクレイアウトは、デスクの長辺を壁に付けることで、余計なものが目に入らない特徴があります。
また、椅子の背面にスペースが生まれやすく、6畳ほどの広さでも比較的過ごしやすいでしょう。
ただし、正面が壁のため閉塞感が生まれやすいのがデメリットです。こういったケースでは、インテリアグリーンをセンスよく取り入れることで、閉塞感が解消する場合もあります。
アイランド型
アイランド型とは、デスクを壁から離して、お部屋の中央付近に設置するレイアウトのことです。視界を広く確保でき、閉塞感を抑制できるメリットがあります。
一方で、出入口からの動線確保がスムーズになるようデスクと壁との距離感が重要であり、広いスペースが必要な点がデメリットです。
6畳ほどの広さでは、生活動線との兼ね合いから導入が難しいかもしれません。
また、配線類が露出しやすい特徴もあるため、ケーブルの収納スリーブを使用したり、配線トレーを活用したりと工夫してみてください。
コーナー型
コーナー型とは、デスクを壁のコーナーに設置するレイアウトのことです。デスクの種類としては、L字型やスクエア、扇型などさまざまなタイプがあります。
デッドスペースをうまく活用することで、6畳ほどの広さでも快適なスペースを実現できるでしょう。
例えば、L字型のデスクであればパソコンのほかに、テレワークに必要な外部モニター、プリンター、資料などスペースの確保が容易です。
一方、場所を取るなどレイアウトが難しい側面もあるため、ほかの家具やインテリアとのバランスを考慮し、事前に最適なサイズや配置を考えておきましょう。
リビングや寝室でも、自分だけの場所を作れば快適に。
都心の1人暮らしでは、1LDKあるいは1LDKSなどの間取りで、仕事専用に個室を用意できない方もいると思います。
仕事に集中するためには、リビングやダイニング、寝室に「書斎コーナー」「仕事コーナー」など専用の場所を確保するのもよい方法の一つです。
仕事に関係のない要素が多い、ほかの部屋(リビングやダイニングなど)では、集中を妨げるアイテムも多いので、気が散りやすくなります。
収納棚やパーテーションを利用して、生活と仕事の場をはっきり分ける工夫をすることをおすすめします。
また、少数派かもしれませんがダイニングテーブルや床座でリビングテーブルを代用していると、姿勢を悪くし、腰痛などを引き起こす原因になりかねません。
体調不良は集中力の低下を引き起こすため「デスクや椅子を仕事に向いたものにする」「適切な照明をつける」など、体への負担を減らす環境を整えてください。
まわりの気配をシャットアウト!個室ブースを作りましょう
気が散りやすいダイニングやリビングの一角でより集中したい方は、テレワーク用の個室ブースを利用してみてはいかがでしょうか?
座ったときに頭まで隠れるくらいの高さのパーテーションがついたタイプから、一つの部屋のように完全に仕切られたキャビン型までさまざまな種類があります。
なかには遮音・吸音設計されたものや、換気ファンやLED照明がついているものなど選択肢は広く、働き方にあう快適な空間づくりをサポートしてくれるでしょう。
テレワーク用の個室を自宅に作る4つのポイント
厚生労働省「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」では、作業環境の整備についても詳しく解説されています。
換気・照度・室温・部屋の広さなどのさまざまな要素が、働き手が健康的に仕事に取り組むためには必要です。
オフィスとは異なり仕事に適した設計ではないことも多い自宅で、快適なテレワーク環境を整えるために大切なポイントを4つお伝えします。
コンセントや照明計画が大切
テレワークではパソコンをはじめとする通信機器を使うため、コード類が増えて絡まったり、通路上に露出したりと配線トラブルが多く見受けられます。
見栄えが悪くなり、足を引っ掛けて転倒するなどの危険性があります。
あらかじめコンセントの位置を確認し、延長コードや配線カバーなどを併用してすっきりまとめるように工夫しましょう。
机上の整理整頓には、無線接続できるキーボードやマウスが便利です。
また自宅では、ダイニングテーブル上のペンダント灯や寝室の暗めの間接照明など、仕事に適した照明がついていないケースも考えられます。
手元にデスクライトを置いたり、パソコンのディスプレイにモニターライトを設置したり、暗くならないように工夫してください。
窓の位置やカーテンもチェック
換気や開放感のある空間づくりに重要な窓ですが、光の差し込みによって「まぶしい」「パソコン画面に反射してよく見えない」など、集中を妨げる要素になります。
カーテンやブラインドで、光をコントロールするようにしてください。
厚地のドレープとレース生地の2枚重ねになっている布カーテンが一般的ですが、1日中安定した光量を照射角度に合わせて調整できるブラインドもワークスペースには向いています。
また夏場の日光による室温の上昇を抑える、あるいは冬場の室内のあたたかさを保つ「遮光断熱」機能のあるカーテンは、エアコンや暖房機器の節電効果を得られるためおすすめです。
椅子にこだわるとより快適に
集中して仕事をするためには、正しい姿勢を維持することがとても重要ですが、デスクワークの「正しい姿勢のポイント」とはどのようなものでしょうか。
- パソコンディスプレイの上端が、目線と同じまたはやや下くらいの位置
- ディスプレイまでの距離は40センチメートル以上あける
- 上腕と前腕の角度を90°以上とし、自然にキーボードに手が届く
- 足裏全体が床につくように
この姿勢をサポートするために、座ったときの圧力が局部的にならないよう分散され、背骨のS字カーブを自然に保てるようになっているもの、体に合わせて高さや角度の調整ができる椅子を選びましょう。
オフィス用の椅子は体を預けたときに適度なリクライニングができ、肘掛けの高さや向きをアジャストできるような仕組みになっています。
ぜひ、ご自身に適した機能付きのチェアをお選びください。
集中を妨げる「音」をシャットアウトする工夫
テレワーク中の集中を妨げるものに「音」の悩みがあります。
ヘッドホンやイヤホンで外からの音を遮ったり、BGMをかけたりと集中力を高められるようにしましょう。
やみくもに好きな音楽をかけても、かえって気が散ることもあるため、環境音BGMなどを活用してみるのはいかがでしょうか?
また25分の作業+5分の休憩をくり返す「ポモドーロテクニック」も、高い生産性を実現するのにおすすめです。
環境音やJAZZなどの音楽と25分+5分のアラームがセットになった動画や音源を利用すると、手軽に始めることができます。
自宅でのテレワーク環境整備が難しい場合の対処法
自宅でのテレワーク環境では、やはり集中できないこともあるでしょう。
そんなときは思い切って、自宅以外にテレワーク環境を用意するのも一つの手です。
またよいと思って揃えたデスクや椅子でも、部屋やライフスタイルに合わないために、どこか違和感があり集中できない可能性もあります。
自分だけでは上手にコーディネートできないときは、インテリアのプロに相談すると解決できるかもしれません。
自宅以外でテレワーク環境を整備する
自宅では仕事とプライベートのON/OFFスイッチが、上手に切り替えにくいといった悩みが聞かれています。
自宅以外でテレワークを実施した人の中には、喫茶店やカフェでの経験が多いようです。
また、ホテルや旅館など、非日常的な場所で完全に環境を変える人もいらっしゃいます。
政府でも推進している「ワーケーション(注)」は、リゾート地や温泉地などでテレワークを行う働き方の一つで、余暇を楽しみながら仕事を行うスタイルです。
気分転換にもなり生産性があがり、ワークライフバランスの向上が図れます。
中長期的ではなくても、1日だけあるいは数時間だけ、自宅ではない場所で仕事をしてみるのもよいでしょう。
ネットカフェやカラオケボックスなども、自宅以外のテレワークに向いているという声もあります。
ライフスタイルに合う場所でよりよい働き方を探すことは、これからの時代にますます必要になるのではないでしょうか。
※注) ワーケーション:「Work=仕事・ワーク」と「Vacation=休暇・バケーション)」を組み合わせた造語。
机や椅子など自分に合った家具をプロに診断してもらう
テレワーク環境を、自宅以外に求める人の中には「自分に合う机や椅子がない」「仕事用のデスクや椅子が、インテリアにそぐわない」といった課題もあります。
これまで述べてきたように、働きやすい環境はカーテンや照明を含めた部屋全体との関係性も重要なポイントです。
とはいっても、なかなか思うように配置できなかったり、ぴったりのサイズを選べなかったりと難しい側面もあるでしょう。
そんなときは、プロにお任せしてみませんか?
MAYSでは、お客様の働き方・暮らし方にあわせた最適なインテリア空間をコーディネートするサービスをご提供しています。
ご自宅に理想的なテレワーク環境を整えて、快適な働き方を実現させましょう。
不要になったら返却!テレワーク用の家具も「借りる」時代
新型コロナウイルス感染症の影響で一気に普及したテレワークですが、最近では在宅と出社を交互に行う「ハイブリッドワーク」を取り入れる企業も増えています。
いつまでテレワークが続くか分からない、あるいは引っ越しや家族構成の変化などライフスタイルが変わることも考えられます。
せっかく揃えた家具一式が「引っ越し先の部屋にはサイズが合わなかった」「出社日数が増えて大きなデスクは必要なくなった」など、家具が必要なくなるケースもあるでしょう。
そんな方には、家具の「リース」や「レンタル」がおすすめです。
働き方だけでなく、住まいのあり方も多様化している現代、家具も借りられる時代となりました。
不要になったら返却できる、家具のリースも選択肢の一つとしてご検討ください。
高級家具のインテリアコーディネート、家具リースならMAYSへ
MAYSでは、インテリアコーディネートサービスだけでなく、高級家具のリース/レンタルも行っています。
引っ越しの予定がある方や一時的なテレワークに対応する家具をお求めの方など、短期間のご利用を検討されている場合に便利なサービスです。
品質のよい国内外の高級家具ブランドを多数取り扱っており、ご自宅のインテリアに合わせたコーディネートができます。
ハイセンスで高級感ある家具の魅力
上質なインテリアでお客様に一つ上のライフスタイルを提供したいという想いから、価値ある商品を選定し、お届けしています。
MAYSが取り扱うハイブランドの家具は、素材や製作工程にもこだわり、快適な暮らしを彩り、働く環境の質をあげてくれるでしょう。
日々の生活になくてはならないインテリアアイテムだからこそ、テレワークでも大きな役割を果たします。
生活の質をあげるために、仕事のための家具も品質にこだわってみてはいかがでしょうか。
リースでライフスタイルの変化に対応
一時的に家具が必要な状況では、間に合わせのものでも十分だと考える方もいるかもしれません。
そんな方におすすめなのが、リース/レンタルサービスです。
専任のインテリアコーディネーターと直接相談でき、複数ブランドの商品を組み合わせることでご予算に合わせたプランをご提案いたします。
新品家具、受注品にも対応しているリースは、張り地の色やサイズなど細かい部分にもこだわりたい方にもご満足いただけるでしょう。
リース契約満了後は特別価格で買い取っていただくことも可能です。気に入った家具をそのままご愛用いただけます。
テレワークでも高品質な家具を利用し、素敵なインテリアに囲まれた快適なワークスペースをぜひ実現させてください。
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