1LDKの二人暮らし!レイアウトのポイントや4つの事例をご紹介
二人暮らしをするほど仲のいい二人でも、ライフスタイルは異なりますよね。
そのため、1LDKで二人暮らしをすると自室を持てないので、相手に気を使ったりイライラさせられたりすることも少なくありません。
本記事では、1LDKの二人暮らしでレイアウトをする際のポイントや4つの事例、家具の選び方や配置の仕方などをご紹介します。
また、記事後半では東京都港区を中心に年間1,000件のインテリアコーディネート実績がある、弊社「コーディネートサービス」も併せてご紹介しますので参考にしてください。
1LDKでの二人暮らしを楽しく快適に過ごしましょう。
目次
二人暮らしの1LDKでレイアウトする際のポイント
1LDKは、キッチンのある8畳以上の部屋ともう一つの部屋からなる間取りを指しています。
二人暮らしの場合、リビングダイニングキッチン(LDK)と寝室を二人でシェアをすることになります。
そのため、二人とも快適に生活できるようにレイアウトの工夫が必要です。
シンプルなインテリアに統一する
二人暮らしの部屋づくりをする際は、シンプルなインテリアに統一してレイアウトをしましょう。
どちらかだけの趣味に合わせると、一方は我慢しながら暮らさなければいけません。
よく話し合ってインテリアのテーマを決めることもできますが、普遍的でシンプルなテーマのほうが共同生活を長く続けられます。
また、シンプルなインテリアは部屋が広く見える点でも、二人暮らしにおすすめです。
LDKと寝室の使い方を決める
1LDKの2部屋をどのように使用するのか決めておきましょう。
LDKはリビングとダイニングのどちらを重視するのか、仕事や趣味の作業エリアはLDKと寝室のどちらに設けるのか、寝室を就寝用の部屋にするのかなどをシミュレーションしてみてください。
部屋の用途が明確になると、インテリアの方向性も決まり、二人で暮らすためのレイアウトをイメージしやすくなります。
また、1LDKという間取りは、必ずしもLDKと寝室として使用する必要はありません。
LDKを寝室と兼ねたり、もう一つの部屋を趣味の部屋やオフィスにしたり、二人で住みやすい使い方ができるように一緒に検討してみてください。
それぞれの占有スペースを作る
二人が占有するスペースをそれぞれ作りましょう。
LDKと寝室を二人で共有することになっても、趣味に使う専用のデスクや棚、リラックスチェアなど、自分だけで占有できる空間を作ると快適になります。
仲のいい二人でも、自宅で常に同じことをしているわけではありません。
そのため、自分だけの空間で自分のための時間を過ごせると、共同生活のストレスが軽減します。
1LDKの二人暮らしを快適にするレイアウトの事例
二人暮らしに最適な1LDKのレイアウト例を見ていきましょう。
自分たちの生活に合いそうな例があれば、ぜひ参考にしてみてください。
ワンルームのような開放的なレイアウト
LDKと寝室が隣り合わせで扉を大きく開くことができる間取りの場合、2部屋をつなげてワンルームのように使用することができます。
空間が広くなるので開放感があり、相手の気配も感じられるレイアウト例です。
寝室にしか大きな窓がない場合などは、全体の風通しがよくなり、明るくなるので特におすすめです。
また、LDKと寝室のインテリアをマッチさせるとより快適になります。
リビングの家具を低めに統一して落ち着いたレイアウト
ソファや棚を低めにして落ち着くリビングを演出したレイアウト例です。
ソファやコーヒーテーブルに高さの低いものを選んだり、床座スタイルにしたりするとLDKがすっきり見えます。
二人暮らしならお互いの親戚や友人を招く機会も多いかもしれないので、大人数でも窮屈にならないレイアウトは便利です。
大きな家具を壁際に寄せて動線を確保したレイアウト
ソファを壁際に置いた1LDKのレイアウト事例です。
二人暮らしなら、ソファ・ダイニングテーブル・ベッドなどは一人暮らし用よりも大きなサイズが必要になります。
大きな家具を壁に寄せると、すっきり見える上、生活動線を確保できます。
一緒に暮らす二人がすれ違えるので、それぞれがほかのことをしていても生活がしやすいでしょう。また、必要なときに家具を動かしやすいメリットもあります。
集中できるリモートオフィスを設けたレイアウト
こちらは、1LDKではなく間取り自体は3LDKになりますが、景色を眺めながら仕事ができるオフィス空間を作ったレイアウト事例です。
LDKや寝室のコーナーにデスクをレイアウトすると、在宅勤務でも比較的家族を気にせずに仕事ができます。
テレビ電話をする際は、背面が壁になっているほうが安心です。
オフィスのようにパソコンやプリンターなど仕事に必要なものも合わせて設置できれば、より仕事がはかどります。
二人とも専用のデスクが必要な場合は、LDKと寝室のそれぞれ別の部屋に配置して、お互い仕事に没頭できる環境整備が必要でしょう。。
1LDKの二人暮らしでおすすめできる家具の選び方
快適な二人暮らしを実現するために、家具の選び方も重要です。
共用部分の家具は、二人が使うことをイメージして、1LDKの限られた空間に必要かどうかを吟味して購入しましょう。
拡張性のあるソファやダイニングテーブルを選ぶ
ソファやダイニングテーブルは、使用する人数によって必要なサイズが大きく異なります。
家族が増えたり広い部屋に引っ越したりする可能性がある場合は、将来を見越して拡張性のある家具を選びましょう。
ソファはモジュールを組み合わせるタイプのものであれば、あとから追加することも簡単です。
ダイニングテーブルは折りたためたり、伸縮できたりするタイプのものが重宝します。
また、日常的には二人で使用する家具でも大人数が集まる機会があるなら、拡張性のある家具は大変便利です。
ソファ周辺のテーブル
ソファの前に、コーヒーテーブルを設置する家庭も多いのではないでしょうか。
実際にソファの周辺にテーブルがあると便利かもしれませんが、あまり使わないことも多いので、よく検討しましょう。
折りたたみができるコーヒーテーブルなら必要なときにだけ使用できて便利です。
また、コーヒーテーブルを置かずにサイドテーブルにすると、ソファの前面にゆとりができ、床に座るスペースが確保できます。
なかには、ソファもテーブルもレイアウトしないでリビングを広々と活用するという案もあります。
収納付きの家具
1LDKの二人暮らしでは、備え付けの収納が少ないために棚を増やさなくてはならないという不満がよくあがります。
二人分の洋服や小物などには、十分な収納力が必要です。
クローゼットに入りきらない場合は、収納力のあるベッドやソファを選ぶことをおすすめします。
ベッドに引き出しがついているタイプは、冬の衣類や布団、夏のレジャー用品など大きくてかさばるものも収納できます。
収納のためだけに家具を増やさなくて済むので、収納付きのベッドやソファを用いて、室内空間を有効利用しましょう。
1LDKの二人暮らしに最適な家具の配置
二人暮らし用の家具選びができたら、1LDKにレイアウトをしていきます。
同じ家具でも配置によって部屋の見え方や使い勝手が変わるので、よく検討しましょう。
リビングダイニング
1LDKの間取りのなかで広い空間のリビングダイニングには、大きな家具を複数レイアウトできます。
しかし、ダイニングテーブルやソファなどの大きな家具は、部屋の印象に大きく影響を与えるので、レイアウトは慎重に検討しましょう。
|ダイニングテーブル
ダイニングテーブルは、食事をするだけでなく、仕事・勉強・趣味など作業台としても活躍します。
家族が寝室を使っているときに、ダイニングテーブルで食事や作業をすることがある場合は、寝室から離れた位置に配置すると、音や照明が漏れることを気にしなくて済みます。
|ソファ
家族がキッチンやダイニングにいる際にコミュニケーションを取りたい場合は、向き合うようにソファを配置しましょう。
反対に、ソファでテレビや読書に集中したい場合は、キッチンやダイニングに背を向けて配置するレイアウトがおすすめです。
その場合、ソファがダイニングとリビングの間仕切りになるので、空間を使い分けしやすくなります。
また、テレビのレイアウトも合わせて検討しましょう。
テレビは電源プラグが必要なことと日差しや照明の反射などから置ける場所が限られてくるので、テレビの配置に合わせてソファをレイアウトするといいでしょう。
|コーヒーテーブル
ソファに座ったり寝ころがったりしながら飲食をする場合は、ソファの前にコーヒーテーブルがあると便利です。
ただ、あまり使用しない場合は、小さなテーブルを置いたり、配置しないでリビングをすっきりさせたりしましょう。
|棚
リビングダイニングに置く棚は、収納用として使う棚のほか、飾り棚もあります。
リビングとダイニングの間に置いて間仕切りにしたり、収納したものが取り出しやすい動線を考慮して置いたりしましょう。
寝室
寝室を就寝するためだけの部屋にするなら、ぐっすり眠れるように不要な家具や雑貨が増えないように気を付けたいところです。
1LDKでの二人暮らしなら、寝室と書斎の両方の使い方が必要になることもあります。
|ベッド
一つのベッドを二人で使う場合は、両サイドからアクセスできるように配置しましょう。
サイドを壁につけて配置するよりもベッドが広く感じられ、お互いをじゃますることなくベッドに出入りできます。
サイドテーブルも2つ配置できると、大変便利です。
ベッドを2つ置く広さがある場合は、それぞれのベッドを並べて配置するとゆっくり眠れます。
また、リビングダイニングと寝室をつなげてワンルームのように使う場合は、ソファをリビングダイニングと反対側に配置して空間を広く見せましょう。
|デスク
デスクがあると、寝室が書斎にもなり、仕事・勉強・化粧などがしやすくなります。
集中できるようにリビングと反対側に配置したり、使いやすいように洗面所やクローゼットの近くに配置したりします。
家族が寝ている間にデスクを使用する可能性があるなら、睡眠の妨げにならないようにベッドの頭側から離れた位置にレイアウトしましょう。
|テレビ
リビングだけでなく寝室にもテレビがあれば、二人暮らしでチャンネル争いをすることはありません。
ベッドからテレビが見られるように正面に配置すると、寝る前の楽しみが増えます。
1LDKでも二人で仲良く暮らすコツ
二人で生活しているとどうしても衝突してしまったり、わかり合えなかったりすることがあります。
自室を持てない1LDKでは特に二人が仲良く暮らせるように意識しましょう。
お互いに干渉しない
常に一緒にいたい二人なら問題ありませんが、たいていは1人の時間も必要です。
同じ時間帯に二人とも自宅にいても、それぞれが自立して好きなことができると二人暮らしが長続きします。
「相手が集中しているときは話しかけない」などのルールを作って、お互いにじゃましないように心がけましょう。
個人の荷物を勝手に増やさない
1LDKは収納スペースが限られているので、二人暮らしでは物があふれてしまうことがあるかもしれません。
自分の荷物が増える場合は、収納スペースを事前に確保してから迎え入れましょう。
また、家具家電などの必須アイテムであっても、二人でよく話し合って納得してから導入しましょう。
家事や金銭面を分担する
家事の得意不得意や時間に余裕があるかどうかで役割分担を決めましょう。
二人暮らしなら家事を怠ったことは、すぐに相手に気づかれるので注意してください。
「家事が嫌い」「時間がない」という場合は、ほかのことでカバーできないか相談しましょう。
また、金銭面の負担はお互いに無理のない範囲でやりくりすることが基本です。
お互いの生活リズムを乱さない
1LDKの二人暮らしは、相手の行動がよく目につくので、お互いの生活を乱さないように気づかいできるといいですね。
特にそれぞれが必要な睡眠時間は確保したいので、相手が寝ているときは足音・扉の開閉・テレビや通話・水回りの音に注意しましょう。
また、食事や入浴にかかる時間も人によって異なるので、相手の生活リズムを把握できるとストレスなく二人暮らしができます。
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文・Kanako
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