リビングチェストで片付け上手!インテリアとしても使えるリビングチェスト10選
家族が集うリビングは、さまざま生活雑貨が自然と集まってしまうエリア。
「気がつくと部屋が散らかっている」「すっきりと片付いたおしゃれな部屋にしたい」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
このような片付けに関するお悩みは、インテリア性が高く収納力のある「リビングチェスト」を取り入れることで解決するかもしれません。
ここでは、プロのインテリアコーディネーターが、リビングチェストの上手な選び方について解説します。
記事の最後にはおすすめのリビングチェスト10選もご紹介します。
ぜひ、おしゃれなインテリアづくりの参考にしてみてください。
目次
- リビングチェストの魅力とは
- リビングチェストの種類
- リビングチェストの選び方
- おすすめのリビングチェスト10選
- RIALTO MODULO(リアルトモデューロ)|Riva(リーヴァ)
- KYOTO(キョウト)|Riva(リーヴァ)
- Drawers for creative documents|TIME & STYLE(タイムアンドスタイル)
- Standard composition cabinet|TIME & STYLE(タイムアンドスタイル)
- WING LUX(ウイング ラックス) チェストDR-50|CondeHouse(カンディハウス)
- ストライプ サイドデスク DR-46|CondeHouse(カンディハウス)
- チェスト|カリモク家具
- CELLTAS(セルタス)|カリモク家具
- 558 RONDOS(ロンドス キャビネット)|Cassina(カッシーナ)
- EITCH(エイチ ブックシェルフ)|Cassina ixc(カッシーナ・イクスシー)
- 高級家具のインテリアコーディネート、家具リースならMAYSへ
リビングチェストの魅力とは
リビングチェストとは、引き出し式のたんすや、置き型の大型収納のこと。
インテリア性を兼ね備えたさまざまなデザインがあり、お部屋のインテリアを邪魔することなく収納機能をプラスできるという魅力があります。
リビングは家族全員の持ち物が自然と集まる場所。
すっきりと片付いているリビングを実現するには、上手に収納機能を取り入れて、片付けしやすいシステムを作る必要があるのですが、そこで活躍してくれるのがリビングチェストです。
家族がすぐにアクセスできる場所にリビングチェストを取り入れることで、物の出し入れがしやすくなり、家族全員が片付けしやすく、散らかりにくい環境を実現できます。
リビングチェストの上にインテリアグリーンやお気に入りの雑貨を飾って、おしゃれなインテリアの一部として活躍してくれる点も魅力の一つです。
ぜひ、すっきりと片付いたおしゃれなリビングには「リビングチェスト」を取り入れてみましょう。
リビングチェストの種類
リビングチェストにはさまざまな種類があります。それぞれの特徴を知り、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
引き出しタイプ
収納部分が引き出しになっているリビングチェスト。
引き出しの魅力としては、奥に入っている物が取り出しやすいという点が挙げられます。
また、立った状態で引き出しの中を見渡せるため、出し入れする際にかがんだり、のぞき込んだりする必要がないという使いやすさも魅力の一つです。
ただし、引き出しの高さに合わせた高さの物しか収納できないため、背の高いアイテムを入れることができないデメリットもあります。
書類などを重ねて引き出しに入れると、下のほうに何が入っているか見えにくくなってしまう性質もありますので、書類はファイリングをして保管をするなど、使いやすくなるような工夫をすると良いでしょう。
扉タイプ
収納前面に扉が付いているタイプのリビングチェスト。
チェストの高さにもよりますが、腰高程度のものであれば、扉の中に可動棚が付いていることがほとんどです。
自分で自由に棚の高さをカスタマイズすることで、さまざまな高さの物を収納できる魅力があります。
なお、扉タイプはデザインもさまざまです。
木製だけでなくガラスタイプのものもあり、インテリアの雰囲気に合わせて選ぶ楽しさがあります。
引き出しタイプと比べると、奥にある物が取り出しにくくなるため、細かいアイテムを収納したい場合には、市販のボックスなどを併用して取り出しやすくする工夫が必要です。
また、低い位置に収納したものはかがんで取り出す必要があるため、使用頻度がそこまで高くないものを低い位置に入れるようにすると良いでしょう。
ディスプレイタイプ
前面に、本を立て掛けることができる扉が付いているリビングチェスト。
本や雑誌を収納の前面にディスプレイすることで、インテリア性を持たせ、おしゃれで見せる収納を実現できます。
扉を開ければ棚の中がオープンになっているため、見せたくないものは隠して収納可能です。
引き出しや通常の扉タイプのリビングチェストに比べると、やや開け閉めがしづらいため、頻繁に出し入れするものを収納すると、使いづらさを感じるかもしれません。
また、棚の中はオープンになっているため、細かなアイテムを収納するには不向きです。
扉タイプと同様、市販のボックスなどを併用して、使いやすくなる工夫を取り入れる必要があります。
オープンタイプ
扉が付いていないタイプの置き型の棚。
お気に入りの雑貨や本、インテリアグリーンをインテリアアイテムの一部として飾ることができる魅力があります。
出し入れの際に扉の開け閉めの手間がないため、頻繁に使用するものを収納するのにおすすめです。
デザインによっては、引き出しや扉のパーツと、オープン棚のパーツを組み合わせたリビングチェストもあり、見せる収納と隠す収納を同時に実現できるという点から人気を集めています。
扉がないぶん、ホコリが溜まりやすくなりますので、近くにハンディタイプのモップなどを置いておいて、すぐに掃除ができるような環境を整えると良いでしょう。
リビングチェストの選び方
ここからは、リビングチェストの選び方について解説します。自分のお部屋に取り入れる際の参考にしてみてください。
使用用途
何を収納したいかによって、適したサイズや収納タイプが変わってきます。
まずは、どのようなものを収納したいのか、今リビングで散らかっているものは何かを確認してから収納を選ぶようにしましょう。
本や雑誌を収納するのであれば、引き出しタイプは不向きです。
扉タイプや、ディスプレイタイプ、オープンタイプから選ぶようにしましょう。
文房具や爪切りなどの衛生用品は、上から収納内を見渡せる引き出しタイプがおすすめ。
引き出しタイプ以外の収納を使用する場合には、市販のボックスをうまく組み合わせて、取り出しやすくなるような工夫が必要です。
小さなお子さんがいる方は、おもちゃ専用のリビングチェストを用意しても良いでしょう。
おもちゃの指定席がどこなのか明確にしてあげることで、お子さんが自発的に片付けをしやすい環境を作り出すことができます。
また、親御さんがリビングチェスト内に収まる分だけのおもちゃを意識すれば、増えすぎを防ぎ、リビングに物が溢れてしまう状況を改善できるかもしれません。
サイズ
収納したいものが明確になると、リビングチェストのサイズを検討できるようになります。
横幅は、リビングの余白に合わせて選ぶと良いですが、奥行きや高さに関しては収納するものに合わせたものを選ぶようにしましょう。
収納するものと奥行きが合っていないと、物が取り出しにくくなったり、デッドスペースが生まれたりと、使いづらい収納になってしまいます。
例えば、書類や本を収納したい場合には、奥行きは30センチ程度がおすすめです。
A4サイズは幅(奥行)21センチ×高さ29.7センチ、文庫本は幅(奥行)10.5センチ×高さ14.8が一般的です。
奥行きが深すぎると取り出しにくさを感じ、本の手前に無駄なスペースが余ってしまう原因となりますので、あまり深すぎる収納を選ばないようにしましょう。
高さは、本に合わせて可動棚の高さを調節できるような収納が理想です。
日用品を収納する場合も、奥行きは30センチ前後がおすすめ。
ダイニングやキッチンにチェストを置いて、食器を収納したい場合は、大きめのお皿を入れることも考慮して、45センチ程度の奥行きを確保しましょう。
色
インテリア性も兼ね備えているリビングチェストは、色の選び方も重要です。
上手に選ぶポイントは、お部屋の内装に使われている色とリンクさせるということ。
床や建具、他の家具など、すでに使われている色と揃えることで、統一感のあるインテリアに仕上げることができます。
床と家具や建具の色が異なる場合は、家具や建具と色を合わせて立面の色が揃うようにするのがおすすめです。
また、細かいところまでこだわるのであれば、取っ手や脚に使われている金具の色にも注目しましょう。
お部屋の中には、建具の取っ手や、家具のフレーム、床の見切り材といった金具がところどころに使われています。
金具の色は、大体ブラック、ゴールド、シルバーの3色ですが、その3色が混在してしまうと、まとまりのない印象のお部屋になってしまいます。
リビングチェストを選ぶ際には、金具がついているかどうか、ついている場合は、お部屋に使われている金具と色が揃うかを確認すると、完成度の高いインテリアを作ることができますよ。
素材
リビングチェストに使われている素材にも注目してみましょう。素材によって、メンテナンスの有無や素材の質感が異なります。
木材を使用しているリビングチェストの場合、大きく分けて以下の3種類に分けられます。
・シート貼り
・突板
・無垢材
シート貼りは、木目調のシートをボードの上に貼りつけて仕上げたもので、金額が安価な点が特徴です。
本物の木目は露出していないため、メンテナンスは不要となります。
あくまで印刷によって木目を表現しているものですので、木の質感は感じられません。
床や他の家具に本物の木材を使用している場合は、より偽物だと感じてしまうでしょう。
突板は、木を薄くスライスしたものを基盤に貼りつけたもので、本物の木目を楽しめます。
そして無垢材は、本物の木をそのまま使用したもので、木の質感を楽しみたい人におすすめです。
どちらも表面の塗装によってメンテナンスの有無が分かれるのですが、表面にウレタン塗装を施したものはメンテナンスが不要となります。
オイル塗装をしたものは、最低でも年に1回はオイルを塗り直して保湿してあげる必要があるため、メンテナンスを楽しみながら長く使いたい人におすすめです。
デザイン
リビングチェストを選ぶ際には、インテリアに合わせたデザイン選びも重要です。
すっきりとシャープな印象のお部屋には、直線でデザインされたシンプルなアイテムがおすすめです。
取っ手がついていないデザインのほうが、より洗練された印象を与えますので、プッシュタイプの扉を選ぶようにしましょう。
また、脚の有無によっても、空間の印象は左右されます。
脚が有ると、軽やかさやカジュアルさを感じさせ、脚が無いものは、どっしりとした存在感が魅力です。
スタイリッシュさや、カジュアルさを演出するには脚有りタイプがおすすめです。
脚有りタイプは、チェスト下を掃除しやすいという利点もありますので、ロボット掃除機を使用している人から人気があります。
落ち着いた雰囲気の空間には、重厚感のある脚無しタイプがおすすめです。
おすすめのリビングチェスト10選
ここからは、プロのインテリアコーディネーターが選ぶおすすめのリビングチェストをご紹介します。
RIALTO MODULO(リアルトモデューロ)|Riva(リーヴァ)
外側はスチールで囲まれ、扉部分はあたたかみのある木材で構成された美しいリビングチェスト。
シャープな印象と重厚感を兼ね備えたアイテムは、モダンな空間に溶け込み、壁面のアクセントとして活躍してくれます。
KYOTO(キョウト)|Riva(リーヴァ)
和の美しさを感じさせるあたたかみのあるリビングチェスト。
横に流れるスリットが洗練した印象を与え、分厚い外枠が重厚感を演出します。
和風の内装だけでなく、日本と北欧インテリアをミックスしたジャパンディスタイルにもおすすめです。
Drawers for creative documents|TIME & STYLE(タイムアンドスタイル)
出典:https://www.timeandstyle.com/jp/
日本の古家具のようなデザインのリビングチェスト。
チェストの側面と背面にはスモークガラスがはめ込まれており、懐かしさのなかにも、モダンで軽やかな要素が存在しています。
書類や日常で使用する雑貨、アクセサリーなどを収納するのにぴったりのアイテムです。
Standard composition cabinet|TIME & STYLE(タイムアンドスタイル)
出典:https://www.timeandstyle.com/jp/
極限まで無駄をそぎ落とした、緊張感さえも漂わせるシンプルなチェスト。
木材で作られた本体が、真鍮のフレーム部分を際立たせるかのようなデザインで、重厚感と存在感を放ちます。
引き出しと扉部分の収納を組み合わせたデザインのため、さまざまなアイテムを収納できる点も魅力です。
WING LUX(ウイング ラックス) チェストDR-50|CondeHouse(カンディハウス)
出典:https://www.condehouse.co.jp/
あたたかみと優しさを感じさせるリビングチェスト。
引き出しの上3段はアンティーク調の鍵を引き手にしたデザインで、遊び心も垣間見えます。
また、引き出しの底板は布張りとなっており、見えないところにも施された細やかなデザインが魅力です。
同じシリーズのテレビボードやデスクを取り入れて、お部屋全体を統一感のあるコーディネートにすることができます。
ストライプ サイドデスク DR-46|CondeHouse(カンディハウス)
出典:https://www.condehouse.co.jp/
重厚感のある和テイストのリビングチェスト。
木の美しい風合いを用いたデザインで、繊細な木目を楽しめます。
引き出しの収納を中心に、両側には背の高い扉付きの収納が配置されているため、リビングに必要なさまざまなアイテムを収納することができるでしょう。
チェスト|カリモク家具
出典:https://www.karimoku.co.jp/
斜めのデザインが斬新なアイテム。
細い脚がカジュアルさを演出し、側板と引き出し部分に現れる美しい木目は、ナチュラルな雰囲気を演出します。
上段から下段にかけて収納の奥行きが異なるため、アイテムの大きさに合わせた収納が可能です。
CELLTAS(セルタス)|カリモク家具
出典:https://www.karimoku.co.jp/
扉付きの収納や、オープン棚を組み合わせることができるリビングチェスト。
パーツを組み合わせてオーダーするため、自分だけのリビングチェストを作ることができます。
見せたいものはオープン棚に置き、隠したいものは扉の中にしまうことで、見せる収納と隠す収納を両立できる、インテリア性の高いアイテムです。
558 RONDOS(ロンドス キャビネット)|Cassina(カッシーナ)
出典:https://www.cassina-ixc.jp/shop/
リビングチェストのなかでも珍しい、丸みを帯びたアイテム。
流れるような木目と美しい曲線を両立し、優雅さと洗練された美しさを感じさせます。
華奢なパーツで構成された脚は、本体に対して斜めに配置され、軽やかさとリラックスした雰囲気を演出します。
EITCH(エイチ ブックシェルフ)|Cassina ixc(カッシーナ・イクスシー)
出典:https://www.cassina-ixc.jp/shop/
スチールと木材を組み合わせた、シンプルでモダンな印象のアイテム。
パーツを組み合わせてオーダーできるため、自分の使い勝手に合わせたものを作ることができます。
本を並べてみたり、お気に入りのインテリアアイテムを飾ってみたりと、インテリア性を持たせた収納を実現します。
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