モデルルームのように素敵な寝室とは？生活の質をあげる快眠ライフを実現
物件探しで訪れたモデルルームは、どこも素敵なインテリアで憧れます。
リビングダイニングだけでなく、寝室にもモデルルームのような素敵なコーディネートを取り入れたいと考える方も多いでしょう。
しかし、リビング・ダイニングと比べて家具の種類は少なく、どのようにコーディネートすればよいのかイメージが浮かびにくいのも、寝室のコーディネートを悩ませる要因の一つです。
本記事では、なぜモデルルームの寝室が素敵なのかという理由と、モデルルームのような素敵な寝室を再現するポイントを合わせて解説します。
また、寝室のコーディネートも手掛けるMAYSが、おすすめの家具も紹介します。
コーディネートのポイントやセオリー、選ぶべきアイテムがわかれば、具体的に理想の寝室に取り入れるインテリアをイメージできるようになるでしょう。
モデルルームのようにおしゃれで居心地のよい寝室にコーディネートするヒントを、見つけてみてください。
目次
なぜモデルルームの寝室は素敵なのか？
過ごす時間のほとんどは寝ているため、寝室のインテリアはリビング・ダイニングに比べて意識する人は少ないかもしれません。
しかし、モデルルームを訪れて見る寝室はとても雰囲気がよく、心地よい眠りに導いてくれそうだと感じるのではないでしょうか。
なぜ、モデルルームの寝室が素敵なのか、コーディネートのポイントを考えてみます。
少ない家具で統一感のある雰囲気にしているから
寝室に必要な家具は、ベッド・サイドテーブル（ナイトテーブル）・収納などです。
リビング・ダイニングほど家具の種類が多くないため、トータルコーディネートをしやすいとも言えます。
サイズやレイアウト、色柄を合わせて統一感のある雰囲気を作っている点が素敵に感じるポイントの一つです。
カーテンやベッドリネンなどのファブリック使いが上手だから
家具の数が少ないので統一感を出しやすい一方で、殺風景になりやすい点はデメリットと言えるかもしれません。
そのような場合、アクセントになる色やアイテムを取り入れるとよいでしょう。
寝室では、ベッドリネン・枕などの寝装品やカーテンに、ファブリックを使う量が多いため、それらのアイテムの色柄・素材を変えてリズムや奥行き感を演出します。
また、インテリアグリーンやアートなどをプラスして、雰囲気を高めるケースもあるでしょう。
睡眠を妨げない間接照明の使い方が絶妙だから
心地よい眠りに導くような照明計画も重要です。
部屋全体を明るくする照明は、目がさえてしまい、寝つきにくくなる傾向があります。
そのため、眠る前には照度を落として穏やかな気持ちで過ごせる環境を作ることが必要です。
モデルルームでは、スタンドライトやテーブルライトなどを使い、間接的な照明計画を行っています。
モデルルームのような寝室にコーディネートするポイント
モデルルームでは、統一感のあるコーディネートやファブリックを使ったアクセント、照明計画などにこだわっていることがわかりました。
では、実際に寝室をコーディネートするときには、どのようなポイントを意識するとよいのでしょうか。
ここでは、具体的なコーディネートのポイントを解説します。
落ち着きのあるカラーコーディネートを採用する
眠る前に穏やかな気持ちで過ごせるように、寝室は落ち着きのあるカラーコーディネートを意識してみてください。
部屋全体の色数は3色程度に抑え、ブラウンやベージュ・アイボリーなどのアースカラーを取り入れるとよいでしょう。
例えば、床・ベッドヘッドなどはダークブラウン、壁・ベッドリネンは白、アクセントとしてクッションやカーテンにベージュやグリーンを加えるイメージです。
朝目覚めたときに爽やかな気持ちになれる、清潔感のある白を基調にしてもよいかもしれません。
ブルー系のアクセントも、清潔感・爽快感があり心地よいと感じられます。
心地よいベッドにこだわる
マットレスだけでなく、リネンやベッドヘッドにもこだわってみてください。
マットレスには、大きく分けると「コイル（スプリング）製」「ウレタン樹脂製」「ゴム製」「ファイバー製」などがあります。
それぞれ異なる特徴がありますので、お好みに合わせて選んでみてください。
また、シーツや掛け布団・ピローケースなどのベッドリネンも、コットン・シルク・麻などの天然素材のほか、化学繊維のものまで種類豊富です。
肌に直接触れるアイテムのため、厳選してよいものを選択することで、より快適な睡眠環境を整えられるでしょう。
ナイトテーブルを利用する
ベッドサイドに、スマートフォンや読みかけの本を置く場所があると便利だと感じませんか。
テーブルライトやアロマポットを置くなど、雰囲気を高めるアイテムを置くこともできます。
ナイトテーブルは、照明が備えられているタイプや収納付きなど、バリエーションも豊かです。
使用する家具の種類が少ない寝室だからこそ、アクセントとしてナイトテーブルを活用してみましょう。
部屋全体のイメージに合う色・素材・デザインを選んでみてください。
パーソナルチェアを置いてみる
ベッドサイドのスペースにゆとりがあるなら、寝る前にゆっくり過ごす場所としてパーソナルチェアを置いてみてはいかがでしょうか。
サイドテーブルを合わせて用意すれば、ホテルのようなリラックス空間を設けることができます。
寝る前だけでなく、休日の朝にのんびりくつろぐ場所としても利用可能です。
パーソナルチェアを置いて、寝室を「ただ寝るだけの部屋」ではなく、日常の延長にある非日常感を楽しめるリラックススペースとして演出してみてください。
照明にこだわる
ぐっすり眠り、爽やかな目覚めを促すためにも照明計画は重要です。
部屋全体を明るく照らすシーリングライトではなく、スタンドライトやテーブルライトを使った間接的な明かりがおすすめです。
天井に埋め込まれているダウンライトや、壁に設置するブラケット灯を使う場合もあるでしょう。
しかし、ベッドに横になったときに頭側の位置にあると光源が直接目に入りまぶしく感じられます。
このように、リビングやダイニングで過ごすときとは、姿勢が異なる点にも注意しなければいけません。
また、眠る前にベッドから起き上がって明かりを消す必要がないように、手元のスイッチやリモコンを用意するなどの配慮もあるとよいでしょう。
調光・調色機能のある電球を使って、光をコントロールするのもおすすめです。
必ずしも用意しなければいけないわけではありませんが、足元を照らすフットライトは、夜中に目覚めてトイレに行くときにも便利です。
また防災の観点からもあるとよい照明器具ですので、検討してみてください。
アートやインテリアグリーンをプラスする
家具の種類が少なく、インテリア性に欠けてしまうと感じるときは、アートを取り入れてみましょう。
ベッドサイドや足元の壁面にアート作品を飾り、スポットライトやダウンライトで照らすと、雰囲気がぐっと高まります。
全体的に色数も少なくなりやすいため、アートでアクセントになるカラーをプラスしてみてもよいのではないでしょうか。
また、インテリアグリーンは癒し効果も高く、心地よい空間演出に一役買ってくれるでしょう。
目に見えない環境も整える
素敵なインテリアを考えるときには、目に見えない要素にも気を配る必要があります。
空気がきれいかどうか、適切な湿度・温度かなど、空気環境は快眠に重要な要素です。
また、吸音・遮音など、騒音対策にも目を向ける必要があります。
歩く音が響かないようにカーペットを敷く、ベッドの頭側を騒音の少ない方向にするなどの対策をしてみてください。
さらに寝室で過ごす際の香りも意識してみましょう。
不快な匂いを取り除き、穏やかな気持ちをもたらしてくれるアロマを取り入れるなど、心地よく過ごせる状態を作ることも大切です。
モデルルームのような寝室を演出するおすすめ家具
モデルルームのような素敵な寝室にするために、おすすめの家具を厳選しました。
ベッドや周辺家具などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ALAMANDA（アラマンダ）｜arflex （アルフレックス）
ベッドヘッド側に大きなクッションが置かれており、からだを預けてくつげるベッド「ALAMANDA（アラマンダ）」。
心地よく快適な暮らしを実現できるソファを数多く取り扱うarflex （アルフレックス）の商品です。
お休み前にゆっくり読書や音楽鑑賞を楽しみたい方に、ソファで過ごすような快適さを提供してくれるでしょう。
眠るだけではなく、リラックス空間として寝室を使いたい方におすすめのベッドです。
WHEN｜Molteni&C（モルテーニ）
ベッドサイドを印象的に彩るスモールテーブルをご紹介します。
Molteni&C（モルテーニ）の「WHEN」は、円形天板とゆるやかなカーブを描く脚部が魅力的です。
上段は木製、下段は木・ガラス・大理石から選べます。
ガラスならシャープな印象に、大理石ならラグジュアリーな印象を与えられるでしょう。
寝室の雰囲気やインテリアテイストに合わせて、どの組み合わせがぴったりなのか検討できるのも嬉しいポイントです。
J.J.（ジェイジェイ）｜B&B Italia（ビー・アンド・ビー・イタリア）
イタリアンモダンファニチャー界を牽引するブランドの一つ、B&B Italia（ビー・アンド・ビー・イタリア）から、寝室を豊かに彩るアイテムをご紹介します。
リラックス感を重視したハイバックチェアと、会話を楽しめるローチェアの2タイプ展開があるアームチェア「J.J.（ジェイジェイ）」です。
ロッキングチェアタイプもあり、寝室だけでなくリビングでも癒しのひとときを満喫できるでしょう。
背面から見た姿も美しいチェアで、寝室のリラックススペースに置いて空間を素敵に彩ってみてください。
Bon Jour unplugged OPTIC｜FLOS（フロス）
手元を照らすテーブルライト「Bon Jour unplugged OPTIC」は、スタイリッシュなデザインでモダンな寝室にぴったりです。
モダンデザイン界の巨匠 フィリップ・スタルクがデザインし、FLOS（フロス）から発売されています。
シンプルながら緻密に考えつくされたラインがとても美しく、ベッドサイドに華やかさをもたらしてくれるでしょう。
モデルルームのような寝室を実現するMAYSのインテリアコーディネートサービス
MAYSでは、暮らしをワンランク上質にするためのコーディネートサービスをご提供中です。
年間約1,000件のコーディネート実績があり、リビング・ダイニングだけでなく寝室のコーディネートも手掛けており、ご好評いただいています。
ここでは、MAYSの魅力的なサービスの内容や気軽に相談できる「オンライン無料相談」などについて、詳しくご紹介します。
モデルルームのような素敵なインテリアコーディネートに憧れるものの、「忙しくて考える時間がない」「センスに自信がなくプロに相談してみたい」とお考えの方は、ぜひご相談ください。
東京都内を中心に個人宅からモデルルームまで幅広い実績を保有
MAYSは、東京都港区を中心として、マンション・戸建てにかかわらずインテリアコーディネートプランをご提供しています。
まずは、これまでに手掛けた寝室のコーディネートをご紹介します。
洗練された印象の上品な寝室
シンプルながら木のあたたかみとエレガントな雰囲気を感じられる寝室です。
ベッドヘッドにサイドテーブルが付属しているベッドをご用意し、窓際には寝る前にくつろぎの時間を過ごせるパーソナルチェアを設置しました。
ファブリックにパープルをプラスして、ラグジュアリー感を出しています。
アクセントカラーがスパイスになっている寝室
ナチュラルな雰囲気の寝室にパープルのパーソナルチェアを置き、華やかな印象を加えたコーディネートです。
チェック柄やレッドのクッションをアクセントに加えて、少しカジュアルさも出しています。
ベッドサイドには、スモールテーブルを設置し、その上に置かれたアイキャッチになるような印象的なテーブルライトが目を引きます。
国内外100のブランドを組み合わせ落ち着きのある寝室を
MAYSがご提案する家具・インテリアアイテムはすべて購入可能です。
国内外100を超えるブランドの取り扱いがあり、お好み・ご予算に合わせたアイテムが見つかるでしょう。
家具だけでなく、照明やカーテン・アート・インテリアグリーンの取り扱いもあり、寝室をトータルでコーディネートできます。
モダン・北欧・ナチュラルなどさまざまなインテリアテイストに対応
イタリアンモダンブランドをはじめとして、北欧家具や国産ブランドなど、幅広いテイストに対応できるインテリアコーディネーターがそろっています。
落ち着きのある寝室といっても、そのインテリアテイストはさまざまですが、どのようなスタイルにもマッチする家具が見つかります。
ご要望をしっかりヒアリングし、経験・知識が豊富なインテリアコーディネーターが専属でプランを作成しますので、ご希望に寄り添うインテリアを実現できるでしょう。
購入した家具はまとめて配送可能で立ち会いの負担も軽減
複数ブランドの商品でも、いったん倉庫に集約しまとめて納品いたします。
時間のかかる家具納品のために、何日も予定を空ける必要がありません。
「午前中」「13〜15時のどこか」など、曖昧な時間設定で予定が立てられず困った経験はありませんか。
MAYSの配送は「〇月〇日〇時」と細かく時間を指定させていただくため、予定調整がしやすくなります。
また、商品ご納品後の梱包材の撤去まで行いますので、すぐに新生活を始めていただけます。
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「インテリアの悩みや不安があるものの、プロに依頼するのは少しためらいがある」と悩まれている方は、まずオンラインの無料相談で解消してみませんか。
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文・松田 ともみ（インテリアコーディネーター）
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