横長リビングをどうレイアウトする?よりすてきな空間にするコツ7選
リビングダイニングのドアを開けると部屋が横向きに広がるイメージの横長リビング。
窓が広くとられることが多く、リビングもダイニングも明るくさわやかな印象になります。
ただ、マンションでは縦長リビングを見かけることが多く、横長リビングのコーディネートのポイントがよくわからない人もいるかもしれません。
せっかくなら横長リビングの特徴を活かしたすてきな空間を作り上げたいですよね。
本記事では、横長リビングのメリット・デメリットやレイアウトのコツをご紹介します。
また、東京都港区を中心に年間約1,000件のインテリアコーディネートを手掛ける、弊社のサービスについてもご案内いたします。
ぜひ、横長リビングで快適でおしゃれな生活をしましょう。
横長リビングとは?
リビングの形状は、長方形や正方形などの四角形をしていることが多いですが、それぞれの特性により、お部屋の雰囲気やレイアウトのポイントが異なります。
長方形のリビングのなかでも、入口側から見てリビングとダイニングが横方向に広がっているリビングを横長リビングと言います。
特徴としては、長辺側に窓が作られるので、リビングダイニング全体が明るくなり、開放的な印象をしている点です。
一方の縦長リビングは、キッチン・ダイニング・リビング・バルコニーが縦に配置されているお部屋のことを指します。
また、縦長リビングはある程度決まったレイアウトになるように作られていますが、横長リビングは定番となる配置はありません。
特に横長リビングのキッチンは、横並びに続いていたり、L字型の位置関係にあったりして物件によってさまざまなので、レイアウトのパターンも多くあります。
横長リビングのメリット
マンションやアパートで一般的によく見られる長方形のリビングでも、縦長と横長では特徴が異なり、レイアウトのしやすさや暮らしやすさも変わってきます。
こちらでは、横長リビングのメリットを三つご紹介します。
比較的窓が大きい
縦長リビングと違って長辺側に窓があるので、窓は比較的大きなサイズになります。
そのため、開放的で明るく、立地によっては眺めがよいこともあるでしょう。
リビングもダイニングも窓に面していて、キッチンまで光が差し込んだり風が抜けたりして気持ちのよいLDKで暮らせます。
お部屋が角部屋なら、窓が増えてさらに心地よく生活できます。
ゾーニングしやすい
横長リビングは、左右にリビングとダイニングをそれぞれ分けやすいので、ゾーニングは難しくありません。
間仕切りを置いたり、家具の配置を工夫したりして空間を分けられると、快適に生活できます。
また、ゾーニングをしても各エリアとの距離は近いので、家族の様子をお互いに確認しやすいメリットもあります。
縦長リビングより自由度が高い
横長リビングと呼ばれるお部屋は、リビングダイニング自体は横長でも、LDKとして考えるとL字型になっていることが多い傾向にあります。
そのため、レイアウトの自由度が高く、リビングとダイニングを入れ替えても違和感はないでしょう。
横長リビングのデメリット
快適な生活ができそうな横長リビングですが、人によってはデメリットに感じる点もあるでしょう。
こちらでは、横長リビングのデメリットを二つご紹介します。
壁が少ない
横長リビングは特性として窓が大きい上、キッチンやお部屋の出入口が隣接していると、大きな壁面を確保することが難しくなります。
壁が少ないと、テレビ・本棚・ソファなどの壁際に置きたい大きな家具を壁から離して配置したり、設置する家具を厳選したりすることになります。
その結果、レイアウトがうまくいかず、生活しにくいお部屋になってしまうこともあるかもしれません。
隣接するキッチンからは見渡せない部分がある
横長リビングの場合、キッチンがL字型につながっていることが多く、部屋の一部が視界に入りにくいこともあります。
明るく開放的で家族が仲良く暮らせるイメージの横長リビングですが、お部屋全体を見渡しにくいと小さな子どもも見守りづらいなど、不都合があるかもしれません。
横長リビングで家具をレイアウトするコツ
縦長リビングと比較すると、横長リビングはレイアウトに苦戦することも考えられるので、コツを押さえて快適なお部屋作りをしましょう。
暮らしやすい横長リビングを実現できるレイアウトのコツ7選をご紹介します。
十分な動線を確保する
開放的な横長リビングでも、適度な幅の動線がないと使いにくく、窮屈に感じることもあります。
お部屋のなかを歩く際に必要な幅は、1人が通るなら約60cm、2人がすれ違うなら約90cm以上あると快適に生活できると言われています。
特に、窓の前に開けた空間を用意できると、より心地よいリビングを演出できるでしょう。
動線を確保する際にはまず、お部屋の出入口から窓まで一本の動線を描けると、お部屋がすっきり見えてレイアウト計画も立てやすくなります。
また、一緒に暮らす家族全員に関係する生活動線は、日常生活をイメージしながら必要なスペースを確保しましょう。
出入口や収納の戸を開けたり、椅子を出し入れしたりする際に、ものがぶつからずスムーズに動ける空間を用意してください。
またリビングでは、料理・掃除・洗濯ものの出し入れなどの家事を行うことも多いですよね。
洗濯ものや掃除機など、手に持っているもののサイズを考慮しながら、家具の配置を工夫してみてください。
最後に、優先順位を考えながらバランスよく動線を整えましょう。
家事動線ばかり気にして、くつろげないリビングにならないように、気をつけてください。
ダイニングからもテレビを見やすいように配置する
横長リビングなら、リビングの壁側にあるテレビをダイニングからでも見られる位置にレイアウトできます。
リビングでもダイニングからでもテレビが見えると、お部屋に一体感が生まれ、家族で一緒に楽しむ時間が増えます。
ダイニングからの視界を遮らないように、テレビを設置する高さや、間に置く家具選びはよく検討しましょう。
テレビをリビングの角に置けば、ダイニングからもキッチンからも見える可能性があります。
また、テレビが照明や窓からの光が映り込んでしまうタイプの場合は、注意が必要です。
横長リビングの短辺側にテレビを設置すれば、窓と垂直になるので画面が見にくくなることはないでしょう。
照明は、明かりを落とすか間接照明を使用するなどして、テレビが快適に見られるベストな環境を作ってみてください。
リビングとダイニングでメリハリをつける
ある程度の広さがある横長リビングなら、きっちりとゾーニングをしたほうが暮らしやすくなります。
くつろぐためのリビングエリアと、食事をするためのダイニングエリアで、メリハリをつけられれば、同じ室内で家族が別のことをしていてもお互いにストレスを感じにくいでしょう。
その際、ソファをお部屋の中心部分に置いて、リビングとダイニングの間仕切りとして活用できると便利です。
ソファの前方にできた空間はリビングとして、子どもが遊んだり家族でゆったり過ごしたりしやすくなります。
ハイバックなどの背が高いソファなら間仕切りとしてより有効で、ローソファや背もたれが低い種類ならオープンな印象を残した間仕切りになります。
また、ソファを横長リビングの真ん中に置くと存在感が増すので、こだわってソファを選んでみてください。
特に、ソファ背面のデザインも忘れずに確認しましょう。
また、ソファではなくシェルフやアートを配置したり、ラグや照明を変えたりしてお部屋を間仕切るのもおすすめです。
大きなソファで部屋を取り囲む
ダイニングよりもリビングを重視する場合、大きなL字型ソファや複数のソファを設置して、お部屋全体をリビング空間としてまとめるレイアウト方法もあります。
横長リビング特有の大きな窓から入る光や風を感じられる広々としたリビングエリアで、ゆったりとくつろげると気持ちがよいものです。
コンパクトな横長リビングなら、小ぶりなダイニングテーブルを選ぶか、キッチンカウンターで食事をするスタイルを選ぶとリビング部分を広くとれます。
お部屋が大きくてダイニングエリアを十分確保できる場合は、ダイニングと向き合うようにソファを配置して、コミュニケーションがとりやすいリビングダイニングを実現しましょう。
横長リビングのよさを活かしつつ、家族や友人とオープンでにぎやかな雰囲気で過ごすのが好きな方には、特におすすめのレイアウトです。
窓の位置や向きを考慮する
通常LDKをレイアウトする際は、キッチンの前にダイニングテーブルを配置することが多いですよね。
ただ、横長リビングの場合はリビングとダイニングを入れ替えても、無駄な動線ができにくいので、どちらでも快適に生活できます。
そのため、窓のある方角や窓の数によって、リビングとダイニングの位置を自由に決定しましょう。
横長リビングは長辺側に大きな窓がありますが、角部屋であればさらに窓がついていることもあります。
その場合、明るいダイニングテーブルでの食事や仕事を優先するなら、両方の窓から光がたっぷり入る位置をダイニングとしましょう。
また、西日が差す場合は注意が必要です。
人によっては夕日がきれいと感じるかもしれませんが、日差しがまぶしくて不快に思うこともあるでしょう。
窓からの日差しや雨風の影響がない空間は、食料の保管や日陰を好む植物のレイアウトに適しています。
隣接する和室やバルコニーと一体感を持たせる
横長リビングに和室が隣接していて、引き戸を開放すると大きな空間を作れる間取りがあります。
和室を使用していないときにリビングとつなげれば、より広々とした空間を演出できます。
リビングと和室の境目に違和感が生まれないように、なじみやすいインテリアコーディネートをしましょう。
色味やテイストをリンクさせたり、グリーンやアートのバランスをそろえたりして、横長リビングがさらに広い空間に感じられる工夫をしてみてください。
また、横長リビングのバルコニーもリビングの延長として活用できるので、ゆったり座れるチェアを配置して、屋外リビングを作るのもおすすめです。
家具の高さはバランスを意識する
家具の高さを意識してレイアウトをすると、横長リビングの空間を心地よく保てます。
大きなサイズのシェルフを一つ置くのと、半分のサイズのシェルフを二つ並べるのとでは、収納力が同じでも見た目の印象は大きく異なります。
インテリアアイテムをレイアウトする際には、個々のサイズ感と並べたときの圧迫感を検討してみましょう。
家具の高さをそろえたり、高低差のある家具の間に適度な大きさの装飾を置いたりすると、チグハグ感がなくなりバランスがよくなります。
また、抜け感のあるデザインなら家具の高さが与える印象も違って見えるので、サイズだけでなくデザイン性にも注視してみてください。
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